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2050年の社会に向けたデジタル技術政策研究
人工知能が様々なデータを処理する時代において,言葉も他のデータと同様に扱えることが望ましい.テキスト処理技術を駆使することは大きな価値創造につながるだろう.本講義では,テキスト処理の基本的な技法についての講義と実際に自分自身の手でテキスト処理アプリケーションを作る演習により,受講者がテキスト処理を任意の分野で駆使できるようになることを目指す.本講義は,複雑な自然言語処理の理論よりも,テキスト処理の基本的な技法や応用の仕方,テキスト処理の可能性やそれを作る楽しさ・面白さを知ることに重点を置く.本講義の最後では,講義で得た技術や知識を駆使して,受講者が自分の手でテキスト処理のアプリケーションを作成する.
「身体化デザイン」プログラム
高度に情報化され、構築された社会で人と人が共存して生活する現代、時間も空間も人間の行動そのものも人間のスケールを凌駕する環境の中で私達は日々の生活を送ることを余儀なくされている。しかし人間の制御可能な範囲を越えた事態に対する高度に複雑化したシステムに依存した現代社会には、それに起因する問題が多発している。
現代のネット社会における匿名性の横行、死に対する体験の不足からくる殺傷に対する意識の欠如など、人間の成長過程における「自分」と環境との実体的な関係の再構築の必要性が語られて久しい。
建築・都市環境の分野では、高度に専門化され分業化された建築技術に根ざした集団による都市建築物の構築により、誰の認識下にも入らないが為に放置され結果として安全性を欠いた建築物が出現するという事態や、自分とそれを取り巻く集団としてのコミュニティへの介入がなくなることによる住民の孤立、都市生活の安全性の欠如などがそれらであろう。今までの社会では自分が積極的に関わることで成り立っていたことが徐々に他人事にされてしまっているという人任せの志向と深く関係している。
この現代社会における他人事意識を理解し、その問題に直接的に答えるためには、その問題の最も根幹にある人間の身体性そのものの意味を問い直す必要があるのではないだろうか。自分の身体と心を良く理解し、自分の力でできる或はできないという能力の限界を知り、自分なりの解決方法を獲得し、自分の身の丈にあった人間関係を構築する。このように、自分を理解する者同士の作る豊かな人間集団としての社会構築を目指すためには、人間の「身体」に今一度立ち返って、あらゆる分野の、人間とそれを取り巻く環境との関係の再検証を行なうことが求められている。そのためのアプローチを身体化デザインとして提案する。
英語セクションには、独自のオンラインシラバスページがあります。
各教員の科目概要・詳細は、以下のURLより参照してください。
【プロジェクト英語A】
◆ http://english.sfc.keio.ac.jp/syllabus/list.php?level=A
本講座は、世界で広がりを見せる現代アートの見取り図を把握することを第一におこなう。そのうえで、日本のアートシーンのさまざまな立場で活躍するプレイヤーを招き、現場での実践について具体的に話を聞く。そして、受講生が将来、みずからのキャリアや生活において、アートシーンとの関わりやアートの視点を持つことで、どんなことができるか想像力を働かせ、提案できる人材の育成を目指す。
様々なデジタルテクノロジーを用いた新しい表現が生まれる中で、メディアアート表現が特に注目されている。
この講義では、メディアアートの位置付けと意義の再確認、過去の作品のレビュー、実際のメディアアート芸術表現の制作の三つを柱とする。表現を実現するための技術としては、特に機械学習やAI技術に注目する。既存の作品の文脈を鑑みた上で、グループワークを通して、受講者それぞれが作品制作に取り組む。
今回が初開講。
英語セクションには、独自のオンラインシラバスページがあります。
各教員の科目概要・詳細は、以下のURLより参照してください。
【プロジェクト英語A】
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