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ソーシャル・メディアの普及によるコミュニケーションの変化により、社会における情報の流通が劇的に変革しています。それに伴い、プライバシー,名誉毀損,知的財産権のような情報に関する権利利益の衝突が先鋭化するとともに、人工知能やロボットが介在する意思決定等の局面で、人間社会の根本となる責任の分配についても再考が迫られています。 このアカデミック・プロジェクトでは、このようなコミュニケーション環境の発展を支える基盤となる法政策について、グローバルな調和を追求する観点から研究を展開します。
Environmental issues in polar regions have been one of the hot topics in global challenges. Throughout the course, students will learn the current environmental issues in both the Antarctic and the Arctic. Topics varies from climate change, human impact, conservation and management, to bioprospecting. By working in group and discuss how to solve these problems, students will gain knowledges on the current environmental issues on earth and skills on developing their own ideas toward the sustainable management and use of the natural resources on earth.
本科目では、多様な生物群、またアプローチによって進められている研究を例に、南極に生きる生物の生態を学ぶ。扱う対象生物はミクロなバクテリアやコケから大型動物のペンギンまで多岐にわたり、研究手法も遺伝子解析やバイオロギングなど様々である。南極に生きる生物の生態を学びつつ、南極探検の歴史や南極観測活動に関する理解を深める。
スマートフォンのセキュリティについて実際の機材を使って学ぶ。
サイバーセキュリティに関して、その前提となる基礎的知識、事前対策、インシデントの発生時の対応について実践的に学ぶ。
この授業では、複雑で大規模なデータセットから情報を探索・抽出するためにバイオインフォマティクス研究者が使用するスキルに焦点を当てる。こうしたデータスキルを学ぶことで、どんなバイオインフォマティクス・データでも(どんなフォーマットの、どんなサイズのファイルでも)扱うことができるようになり、生物学的意味を引き出すためにデータの探究を始めることができる。
授業全体を通して、ロバストで再現性のある手法で研究することの重要性を強調する。再現性とは、自分の研究が他の研究者によって追試されて同じ結果が得られることを意味する。そのためには、作業手順を十分に文書化し、コードとデータを全て公開しなければならない。解析ワークフローを別のマシンで実行して異なる結果が得られた場合、それはロバストでも再現可能でもない。このテーマは、講義の中で繰り返し出てくる。
この授業では、表形式のプレーンテキストデータ形式を主に扱う。表(テーブル)データは、データスキルを磨くのに最適である。将来、他のデータを解析することが目標であっても、表形式のデータは学習に役立つ優れたサンプルデータとなる。表形式データを扱うために必要なテキスト処理のスキルを身につけることは、他のデータ型を扱う際にも応用できる。このように、多様な分野の研究に役立つ計算ツールとデータスキルを学ぶことができる。
あらゆる分野の研究者が、バイオインフォマティクス・データスキルを応用して、独自の分野(生物学、言語、音楽、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに寄与した社会的経済的要因など)の問題解決に取り組む。
本演習は、実際の建築プロジェクトおよび設計プロポーザルなどの実施となる可能性の高い建築設計および工事監理の学外演習を行うことによって、実務と同等の設計に関する技量を習得するとともに職業倫理を学ぶことを目的とする。
一級建築士資格を保有する教員が、実際の建築プロジェクト、或は建築設計プロポーザル、実施コンペなどの実現可能性の高いプロジェクトを選定し、それに対して実務経験と同等の演習を学外の設計事務所、現場などで行う。選定されたプロジェクトのフェーズ(企画、基本構想、基本設計、実施設計、法規チェック、内外装仕上げ選定、工事監理など)に即した実務訓練を行い、具体の建築設計のノウハウを習得する。現場がある場合は、現場での工事監理補佐を行わせるなどして、現場に即した演習を行うことによって、実際の工事監理の経験をする。また、1学期間ではプロジェクト自身は全てのプロセスを追ってみることができないため、各フェーズの前後については、別のプロジェクトを紹介しながら、設計の流れを把握する。また建築現場を訪れる機会を設け、設計段階のプロジェクトでも工事監理の原理を学ぶ。
塾生の皆様へwebサイト http://www.gakuji.keio.ac.jp/sfc/gsmg/forms_env_design.html
オブジェクト指向プログラミング言語を用いたプログラミング科目です。プログラミング実習も行ないます。Python既修者を対象として、プログラミング言語としてはSwiftを扱います。プログラミング言語の修得が主体となる授業になっています。Swiftを用いて、基本的なプログラミングの仕方を復習すると共に、Swift流のプログラミングを学んでいきます。SwiftインタープリタとSwift言語標準のライブラリを扱いながら、オブジェクトを利用する形でのプログラミングパラダイムを身に付けていけるような実習型の講義を行ないます。アプリケーションの開発は、通常の授業回では行なわないので注意して下さい。
この科目では、履修者が卒業後に企業、政府、NPO等で組織や社会の改革やイノベーションを先導する際に必要となる世界観、課題認識力、リーダーシップ等のスキルを総合的に養います。
具体的には、講師が改革のキャタリスト(触媒役)を担った政府、企業、財団等の合計約50の組織での経験、及び古今東西の改革とイノベーションの事例研究に基づき、改革とイノベーションの本質とその方法論、そこで必要とされる社会と組織に対する洞察力を養います。
内容としては①世界秩序の見方(ウエストファリア体制、パクスアメリカーナ、国連中心主義、華夷秩序等)、②近代国家の基盤構造(民主主義、資本主義、国民国家、官僚主義等)、③社会変革の動向(地方分権、IT化、グローバル化など)の本質を見たうえで、イノベーションの例として「保険」「コンテナ」「新幹線」などの制度/サービスや「裁判」「議会制民主主義」「義務教育」などの社会的イノベーションへの洞察を深めます。授業ではこうしたイノベーションが生まれ、定着する過程で起きた改革(時には「革命」)の経緯をたどり、次の時代を切り拓く改革とイノベーションの方法を考えます。
(注)ちなみにSFCには「イノベーション」「社会システム」「リーダーシップ」に関する演習科目が他にもいくつかあります。これらに比べて本科目は古典や名著と歴史上の事象を手掛かりに反転授業スタイルで社会と組織の「改革」と「イノベーション」の本質を洞察するものであり、演習型科目とは補完的な学習効果が生まれるよう設計しました。