16071件見つかりました。
個人の研究テーマに関連した国内外での実地調査や研究活動(フィールドワーク)を行い、具体的な成果を挙げることが当科目の目的です。活動前に「研究計画書」等の書類を提出し、研究計画書の内容について書類選考が行われ、選考に通過した者のみ活動の翌学期において履修申告が認められます。申請方法、活動期間などの詳細は塾生サイトをよく確認してください。 活動は春季・夏季休業期間中に行うものとします。活動前には各自がアドバイザーとして選定した教員より、3時間以上を基準にした事前オリエンテーションを受けることが必要です。活動時間に関しては、実質45時間以上の活動となることが前提です。研究テーマと関わりのない活動は申請不可です。 フィールドワーク実施後は、レポートを提出してください。レポート課題については塾生サイトで告知しますので、履修申告をした学期は留意しておいてください。
塾生サイト: https://www.students.keio.ac.jp/sfc/gsmg/class/fieldwork/
ソーシャルクラウドロボティクス −共生・協働するロボットから共に進化するロボットへ−
常時ネットワークに接続された次世代のロボットは,自ら M2M(Machine to Machine)コミュニケーション,M2S(Machine to Service)コミュニケーションを駆使する存在として,あるものはユビキタス情報サービスのアクターとして人々と共存し,またあるものは人の身体拡張を支援する,より社会的な存在となります.我々はこうしたロボットをソーシャブルロボット(Sociable Robot)と呼びます.社会性を備えたロボット,すなわち,ロボット同士,機械,情報サービス,そして人と能動的に繋がるロボットです.研究会では,大学院アカデミックプロジェクトとも連携し,調査,グループディスカッションといった研究活動を通して,ソーシャブルロボットにおける論点の洗い出しを行い,メンバ個々に問題を設定,それらを解決するための手法を探ります.
日本・アジアにおける企業経営
本研究会2は、<日本・アジアにおける企業経営>をテーマとしている。主たる目標は、アジアという地域を、特に企業の経済活動に焦点をあてて分析してみる点にある。この場合の「アジア」とは日本・中国のほか、韓国・台湾などの東アジア、タイ・インドネシアなどの東南アジアをすべて含むものとする。従って大まかな分類としては日本企業、韓国企業、中国企業、華僑・華人企業などが研究の対象になる。
アジアに強大な勢力を誇る中国企業と華僑・華人企業、その広範なネットワークとは異なる文化を持つ日本企業や韓国企業―――これら三種類の企業活動への理解を深めることは、ダイナミックに動くアジア地域を知る上で大きな手がかりとなるだろう。
今までの代表的卒業論文テーマは以下の通りである。
・野球離れとは何か -NPB収益及び、高校野球競技人口増加施策-
・日本におけるCASE戦略
・グローバル競争市場における中華スマホメーカーの経営戦略
・スポーツマーケティングにおける成長戦略
・中国における日系健康食品企業の発展戦略
・ミャンマー経済の発展と政治要素
・日本エンタメ総合商社の構造的特徴とさらなる発展に向けて
・アジアの視点から見た日本プロ野球業界の収益構造と繁栄への道
・グローバル化粧品メーカー・ロレアルのベトナム市場進出
・日本の対韓国文化外交の展開
・日本アパレルメーカーの中国進出
・ベトナム市場における日本ビールメーカーの戦略展開
・総合商社化を進める豊田通商の成長戦略
・日系自動車メーカーにおけるインド人材の活用
・中国進出日系企業における人材マネジメント経営
・P&Gから学ぶエクセレントカンパニーへの道
・創業者精神への原点回帰とソニー復活に関する考察
・日系食品メーカーのグローバル化とムスリム問題
・日系百貨店・伊勢丹の海外進出
・全日本空輸のマルチブランド戦略
・ルイ・ヴィトンから学ぶブランドマネジメント
・日本国内における格安航空発展の可能性
・鈴木商店・金子直吉の生涯と企業家活動
・上杉鷹山と野中兼山の改革と企業家的側面
・三菱財閥の発展と荘田平五郎
・大倉喜八郎と大倉財閥の発展
・ユニクロのグローバルビジネス
・日本食品メーカーの中国市場進出
・中国における外資企業の人事制度と中国人価値観との相関
・中国国有企業の経営改革と社会主義市場経済
・マハティール首相の統治理念とマレーシアの工業化
・タイ二輪車市場における日系企業の発展
・メコン川流域開発と華人経済圏
・インド財閥の競争力構造
韓国・北朝鮮の政治・経済・社会
本研究会1は、<韓国・北朝鮮の政治・経済・社会>をテーマとしている。地域としての朝鮮半島(韓国および北朝鮮)を対象に、政治・社会分野や経済・経営分野、歴史分野を中心に研究を進めていくことを目的としている。柔軟かつ幅広い切り口を準備することによって、隣国地域である朝鮮半島に対する理解を深めていこうとするものである。
今までの代表的卒業論文テーマは以下の通りである。
・K-POPエンターテイメント業界の国際競争力
・日韓両国民の相互認識向上
・韓国社会における南北統一の意義
・日中韓共同コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)設立の可能性
・韓国の青少年における自殺問題の要因調査と改善策の提案
・韓国社会の変容と美容整形
・韓国社会の成熟化と国家スポーツ政策
・少子高齢化における日韓比較
・ロッテグループに対する韓国社会の認識変化
・韓国カジノ作業における賭博中毒患者
・朴正熙政権における維新体制への再評価
・サムスン電子の企業成長
・学生の視点に立った日韓民間交流
・韓国の開発独裁と朴正熙大統領の統治理念
・韓国の経済発展と儒教思想
・金大中大統領の太陽政策と南北関係
・韓国歴代政権における外交・安全保障政策
・李健煕・サムスン会長のリーダーシップ
・韓国財閥におけるコーポレート・ガバナンス問題
・韓国財閥における伝統的家族の論理と世代交代
・三星財閥・李秉喆の経営理念と事業活動
・浦項総合製鉄の形成・発展と日韓関係
・柳一韓の企業家精神と社会貢献
・韓国自動車産業と現代自動車
・2度の経済危機と韓国財閥の経営改革
・日本の朝鮮植民地支配の特殊性と朝鮮の近代化
本研究会1は主に韓国・北朝鮮が研究対象地域であるため、朝鮮語の参考資料や文献・新聞記事なども読んでいきたい。従って受講生は朝鮮語の一定能力(インテンシブ、ベーシックなどの履修)を有していることが望ましい。
日本・アジアにおける企業経営
本研究会2は、<日本・アジアにおける企業経営>をテーマとしている。主たる目標は、アジアという地域を、特に企業の経済活動に焦点をあてて分析してみる点にある。この場合の「アジア」とは日本・中国のほか、韓国・台湾などの東アジア、タイ・インドネシアなどの東南アジアをすべて含むものとする。従って大まかな分類としては日本企業、韓国企業、中国企業、華僑・華人企業などが研究の対象になる。
アジアに強大な勢力を誇る中国企業と華僑・華人企業、その広範なネットワークとは異なる文化を持つ日本企業や韓国企業―――これら三種類の企業活動への理解を深めることは、ダイナミックに動くアジア地域を知る上で大きな手がかりとなるだろう。
今までの代表的卒業論文テーマは以下の通りである。
・スポーツマーケティングにおける成長戦略
・中国における日系健康食品企業の発展戦略
・ミャンマー経済の発展と政治要素
・日本エンタメ総合商社の構造的特徴とさらなる発展に向けて
・アジアの視点から見た日本プロ野球業界の収益構造と繁栄への道
・グローバル化粧品メーカー・ロレアルのベトナム市場進出
・日本の対韓国文化外交の展開
・日本アパレルメーカーの中国進出
・ベトナム市場における日本ビールメーカーの戦略展開
・総合商社化を進める豊田通商の成長戦略
・日系自動車メーカーにおけるインド人材の活用
・中国進出日系企業における人材マネジメント経営
・P&Gから学ぶエクセレントカンパニーへの道
・創業者精神への原点回帰とソニー復活に関する考察
・日系食品メーカーのグローバル化とムスリム問題
・日系百貨店・伊勢丹の海外進出
・全日本空輸のマルチブランド戦略
・ルイ・ヴィトンから学ぶブランドマネジメント
・日本国内における格安航空発展の可能性
・鈴木商店・金子直吉の生涯と企業家活動
・上杉鷹山と野中兼山の改革と企業家的側面
・三菱財閥の発展と荘田平五郎
・大倉喜八郎と大倉財閥の発展
・ユニクロのグローバルビジネス
・日本食品メーカーの中国市場進出
・中国における外資企業の人事制度と中国人価値観との相関
・中国国有企業の経営改革と社会主義市場経済
・マハティール首相の統治理念とマレーシアの工業化
・タイ二輪車市場における日系企業の発展
・メコン川流域開発と華人経済圏
・インド財閥の競争力構造
韓国・北朝鮮の政治・経済・社会
本研究会1は、<韓国・北朝鮮の政治・経済・社会>をテーマとしている。地域としての朝鮮半島(韓国および北朝鮮)を対象に、政治・社会分野や経済・経営分野、歴史分野を中心に研究を進めていくことを目的としている。柔軟かつ幅広い切り口を準備することによって、隣国地域である朝鮮半島に対する理解を深めていこうとするものである。
今までの代表的卒業論文テーマは以下の通りである。
・韓国社会における自殺問題
・韓国社会の変容と美容整形
・韓国社会の成熟化と国家スポーツ政策
・少子高齢化における日韓比較
・ロッテグループに対する韓国社会の認識変化
・韓国カジノ作業における賭博中毒患者
・朴正熙政権における維新体制への再評価
・サムスン電子の企業成長
・学生の視点に立った日韓民間交流
・韓国の開発独裁と朴正熙大統領の統治理念
・韓国の経済発展と儒教思想
・金大中大統領の太陽政策と南北関係
・韓国歴代政権における外交・安全保障政策
・李健煕・サムスン会長のリーダーシップ
・韓国財閥におけるコーポレート・ガバナンス問題
・韓国財閥における伝統的家族の論理と世代交代
・三星財閥・李秉竽の経営理念と事業活動
・浦項総合製鉄の形成・発展と日韓関係
・柳一韓の企業家精神と社会貢献
・韓国自動車産業と現代自動車
・2度の経済危機と韓国財閥の経営改革
・日本の朝鮮植民地支配の特殊性と朝鮮の近代化
・K-POPエンターテイメント業界の国際競争力
本研究会1は主に韓国・北朝鮮が研究対象地域であるため、朝鮮語の参考資料や文献・新聞記事なども読んでいきたい。従って受講生は朝鮮語の一定能力(インテンシブ、ベーシックなどの履修)を有していることが望ましい。
個人の研究テーマに関連した国内外での実地調査や研究活動(フィールドワーク)を行い、具体的な成果を挙げることが当科目の目的です。活動前に「研究計画書」等の書類を提出し、研究計画書の内容について書類選考が行われ、選考に通過した者のみ活動の翌学期において履修申告が認められます。申請方法、活動期間などの詳細は塾生サイトをよく確認してください。 活動は春季・夏季休業期間中に行うものとします。活動前には各自がアドバイザーとして選定した教員より、3時間以上を基準にした事前オリエンテーションを受けることが必要です。活動時間に関しては、実質45時間以上の活動となることが前提です。研究テーマと関わりのない活動は申請不可です。 フィールドワーク実施後は、レポートを提出してください。レポート課題については塾生サイトで告知しますので、履修申告をした学期は留意しておいてください。
塾生サイト: https://www.students.keio.ac.jp/sfc/gsmg/class/fieldwork/
個人の研究テーマに関連した国内外での実地調査や研究活動(フィールドワーク)を行い、具体的な成果を挙げることが当科目の目的です。活動前に「研究計画書」等の書類を提出し、研究計画書の内容について書類選考が行われ、選考に通過した者のみ活動の翌学期において履修申告が認められます。申請方法、活動期間などの詳細は塾生サイトをよく確認してください。 活動は春季・夏季休業期間中に行うものとします。活動前には各自がアドバイザーとして選定した教員より、3時間以上を基準にした事前オリエンテーションを受けることが必要です。活動時間に関しては、実質45時間以上の活動となることが前提です。研究テーマと関わりのない活動は申請不可です。 フィールドワーク実施後は、レポートを提出してください。レポート課題については塾生サイトで告知しますので、履修申告をした学期は留意しておいてください。
塾生サイト: https://www.students.keio.ac.jp/sfc/gsmg/class/fieldwork/
個人の研究テーマに関連した国内外での実地調査や研究活動(フィールドワーク)を行い、具体的な成果を挙げることが当科目の目的です。活動前に「研究計画書」等の書類を提出し、研究計画書の内容について書類選考が行われ、選考に通過した者のみ活動の翌学期において履修申告が認められます。申請方法、活動期間などの詳細は塾生サイトをよく確認してください。 活動は春季・夏季休業期間中に行うものとします。活動前には各自がアドバイザーとして選定した教員より、3時間以上を基準にした事前オリエンテーションを受けることが必要です。活動時間に関しては、実質45時間以上の活動となることが前提です。研究テーマと関わりのない活動は申請不可です。 フィールドワーク実施後は、レポートを提出してください。レポート課題については塾生サイトで告知しますので、履修申告をした学期は留意しておいてください。
塾生サイト: https://www.students.keio.ac.jp/sfc/gsmg/class/fieldwork/
【Brexit(英国のEU離脱)から考える英国、欧州、世界】
2016年6月の国民投票で英国民はEU離脱を選択した。その後、EU離脱をめぐって英国政治は大きく揺れ、迷走を続けたものの、2020年1月末に離脱が実現し、同年末までの移行期間が開始された。その間、EUと英国は移行期間終了後の関係構築の交渉に入ったが交渉は難航し、「合意なき」移行期間終了が懸念された。移行期間終了を1週間後に控えた2020年12月24日、EU・英国交渉は妥結に至り、貿易・協力協定(TCA)が締結された。柱となるのはFTA(自由貿易協定)だが、内容的には限定的なもので、いわゆる「ハードBrexit」を体現するものとなった。
一連の過程において、Brexitをめぐる諸問題が明らかになった。そこでこの講義では、Brexitをさまざまな観点から改めて問い直すことにしたい。例えば、国際秩序の動揺、ポピュリズム、グローバリゼーションから取り残された人々(経済格差)、欧州安全保障の行方、EU統合の本質、国民投票に関する諸問題、離脱後のイギリス外交(「グローバル・ブリテン」)、日英関係などを取り上げる。Brexitをイギリスの問題としてのみならず、EU、さらには世界(国際秩序)の問題として考えたい。
インターネットリサーチ
本研究プロジェクトでは、情報インフラストラクチャとしてのインターネット技 術の先端研究を行う。 また、インターネット技術を基盤とした、分散システ ム、Webアーキテクチャ、センサーネットワーク技術、ビッグデータシステム、 Internet of Things や Future Internet 技術など、プロトコルやシステムの 面とその応用と展開についての実装と実証を目指す研究活動を行う。
インターネットリサーチ
本研究プロジェクトでは、情報インフラストラクチャとしてのインターネット技 術の先端研究を行う。 また、インターネット技術を基盤とした、分散システ ム、Webアーキテクチャ、センサーネットワーク技術、ビッグデータシステム、 Internet of Things や Future Internet 技術など、プロトコルやシステムの 面とその応用と展開についての実装と実証を目指す研究活動を行う。
応用バイオテクノロジー(先端生命科学)
■はじめに:「先端生命科学系列」の8つの研究会(冨田・内藤・黒田・金井・曽我・荒川・鈴木・辻本)は、合同で運営しています。また大学院のプロジェクト科目(先端生命科学)とも合同に運営しているため、学部生、大学院生そして教員が一緒になって研究を進めます。先端生命科学系列研究会の新規履修者は全員まず「研究会B(1) 冨田 勝」を履修してください。
詳しい内容は研究会ホームページをご覧ください。https://bio.sfc.keio.ac.jp/
★研究内容: 世界に先駆けて開発したキャピラリー電気泳動-質量分析計(CE-MS)によるメタボローム測定法を医薬、食品、環境分野の様々な試料に応用し、得られた結果を解析し、生物が営む代謝の理解やメタボロームサイエンスに基づく産業応用を考える。
応用バイオテクノロジー(先端生命科学)
■はじめに:「先端生命科学系列」の8つの研究会(冨田・内藤・黒田・金井・曽我・荒川・鈴木・辻本)は、合同で運営しています。また大学院のプロジェクト科目(先端生命科学)とも合同に運営しているため、学部生、大学院生そして教員が一緒になって研究を進めます。先端生命科学系列研究会の新規履修者は全員まず「研究会B(1) 冨田 勝」を履修してください。
詳しい内容は研究会ホームページをご覧ください。https://bio.sfc.keio.ac.jp/
★研究内容: 世界に先駆けて開発したキャピラリー電気泳動-質量分析計(CE-MS)によるメタボローム測定法を医薬、食品、環境分野の様々な試料に応用し、得られた結果を解析し、生物が営む代謝の理解やメタボロームサイエンスに基づく産業応用を考える。
RNA機能解析(先端生命科学)
「先端生命科学系列」の8つの研究会(冨田・内藤・黒田・金井・曽我・荒川・鈴木・辻本)は 合同で運営しています。また大学院のプロジェクト科目(先端生命科学)とも合同に運営しているため、学部生、大学院生そして教員が一緒になって研究を進めます。先端生命科学系列研究会の新規履修希望者は全員まず「システム生物学入門(先端生命科学):冨田勝担当」を履修してください。
詳しい内容は研究会ホームページをご覧ください。http://bio.sfc.keio.ac.jp/
研究内容:
RNA機能解析研究プロジェクトでは遺伝子の情報発現において要となるRNA分子やその調節に関わる酵素などに焦点をあてながら、遺伝子の新しい制御機構を解析するとともに、生物の発生や進化を考察していきます。実験はウイルス、バクテリア、アーキア(古細菌)、線虫、ショウジョウバエからマウス、ヒトにいたるまでの主要な生物種を対象にしています。
具体的にはRNA分子として、マイクロRNA、tRNA、rRNAなどのnon-coding RNA (非翻訳型のRNA)や、mRNA上にある機能性のRNAドメインについて研究を行なっています。また新規のRNA分解酵素やRNA連結酵素、さらには機能性のRNAドメインに結合するような因子を系統的に同定しています。最近では特に遺伝暗号の起源や、RNA関連酵素の分子進化の研究に重点をおいています。
また、近年は特に、「生命の起源や進化」に関わる研究に、システム生物学、合成生物学的な研究手法を用いて新たな挑戦をしているところです。
おわりに:
RNA研究プロジェクトは分子生物学的な実験研究に根ざしているために、バイオキャンプを修了した学生を歓迎します。大きな分野としては、理学的な基礎研究(他大学の理学部、理学系大学院に相当)です。グループでは、生命の起源のようなロマンチックなことを毎日のように議論することが可能です。これまで多くの学生が大学院修士、博士課程に進学しています。また、企業の研究職に就職する学生もいます。研究者志望の学生には非常に良い環境を提供できていると思います。我々のプロジェクトを通じて世界的に通用するような概念や理論を発表できたら、この上ない喜びと考えています。
RNA機能解析(先端生命科学)
「先端生命科学系列」の8つの研究会(冨田・内藤・黒田・金井・曽我・荒川・鈴木・辻本)は 合同で運営しています。また大学院のプロジェクト科目(先端生命科学)とも合同に運営しているため、学部生、大学院生そして教員が一緒になって研究を進めます。先端生命科学系列研究会の新規履修希望者は全員まず「システム生物学入門(先端生命科学):冨田勝担当」を履修してください。
詳しい内容は研究会ホームページをご覧ください。http://bio.sfc.keio.ac.jp/
研究内容:
RNA機能解析研究プロジェクトでは遺伝子の情報発現において要となるRNA分子やその調節に関わる酵素などに焦点をあてながら、遺伝子の新しい制御機構を解析するとともに、生物の発生や進化を考察していきます。実験はウイルス、バクテリア、アーキア(古細菌)、線虫、ショウジョウバエからマウス、ヒトにいたるまでの主要な生物種を対象にしています。
具体的にはRNA分子として、マイクロRNA、tRNA、rRNAなどのnon-coding RNA (非翻訳型のRNA)や、mRNA上にある機能性のRNAドメインについて研究を行なっています。また新規のRNA分解酵素やRNA連結酵素、さらには機能性のRNAドメインに結合するような因子を系統的に同定しています。最近では特に遺伝暗号の起源や、RNA関連酵素の分子進化の研究に重点をおいています。
また、近年は特に、「生命の起源や進化」に関わる研究に、システム生物学、合成生物学的な研究手法を用いて新たな挑戦をしているところです。
おわりに:
RNA研究プロジェクトは分子生物学的な実験研究に根ざしているために、バイオキャンプを修了した学生を歓迎します。大きな分野としては、理学的な基礎研究(他大学の理学部、理学系大学院に相当)です。グループでは、生命の起源のようなロマンチックなことを毎日のように議論することが可能です。これまで多くの学生が大学院修士、博士課程に進学しています。また、企業の研究職に就職する学生もいます。研究者志望の学生には非常に良い環境を提供できていると思います。我々のプロジェクトを通じて世界的に通用するような概念や理論を発表できたら、この上ない喜びと考えています。
この授業は、設立当初からキャンパスの環境としてインターネットを試験的に運用し、情報社会への大きな貢献をしてきた湘南藤沢キャンパスにおいて、次の世代の情報社会を構築するために必要な理念、技術、社会制度、マーケットなどを学ぶことを目的としている。我が国のインターネットの歴史を紐解く上で、湘南藤沢キャンパス(SFC)は重要な役割を担ってきた。特に、インターネットをキャンパスライフに組み込んで、あらゆることを社会に先駆けて経験してきたことは、現代の情報社会の形成と発展に対する大きな貢献であった。SFCとインターネットとの関わりが、日本のインターネット発展の系譜なのである。
当初はコンピュータ同士を繋ぐテクノロジーであったインターネットは、Web,スマートフォン, そしてIoTなどの登場により、すべての分野のインフラとなった。インターネットは現在、「接続するモノ」と「接続する方法」両面に対する多様性と「地球全体をカバーする」規模に対する許容性、そして「個人のチカラ」を社会的に発揮できる基盤性を持つ。誰でも、どこでも、いつでも、インターネットが使え、ひとりひとりの想いと力が尊重される社会を創るためには、洗練された技術、優れた制度、自由な発想、先端的なセンス、そして、やりとげる根性を持ち合わせていなければならない。「次の社会は私が創る」「次の世代のためのインフラは俺にまかせろ」という気持ちで履修してほしい。
本授業では、住民、自治体、NPO、企業など、地域の多彩な主体によって取り組まれている各地のまちづくりの最新動向を紹介し、成功要因、課題を明らかにした上で、その意義、可能性について議論します。また、まちづくりにおいて大切なポイントとなる、多様な主体間の協働を実現し、資源をいかし、地域の問題解決を果たすための具体的方策についても検討を行います。まちづくりの実践、地域活性化政策などに関心のある全ての学生を対象とします。秋学期の本授業では、まちづくりのソフト面を中心に取り上げます。 授業では、プラットフォーム、ネットワーク、信頼、地域社会学などに関する理論を整理し、観光、農業、商店街、ひとづくり、伝統産業、地方創生などをテーマとする先進的なまちづくりの事例研究を行います。また実践知を育むために、一方的な講義だけでなく、まちづくりの分野で全国的に活躍されているゲストによる講演やケースディスカッションも適宜取り入れます。 最終成果として、地域の問題解決に関するレポートを作成してもらうことを検討しています。
もの・サービスがあふれる今日もの・サービスだけを提供する従来のビジネスモデルに代わり、例えばappleのSteve Jobsが創業時より追い求めた「人を幸せにする」ことを具現化するシステムとしてのビジネスモデルが要求されるようになった。また、IoTの驚くほどのスピードでの社会浸透に伴い、個益と公益がシームレスに繋がる社会システムの実現が可能となりつつある。
日本の医療現場は、個と公のバランスの取れた強固な財政基盤の上に成立し、常に最新の技術を取り入れ、個益としての最良の治療環境を提供し、世界一の長寿国という公益を実現し世界から注目されている。
医療現場では臨床医達が最良の治療環境という個益(Value)を提供しようと、日夜イノベーション思考をフル稼働させ未来への希望を提供し続けている。ただし、臨床医は常に目の前の患者が希望を託す未来とは何かを正確に理解しておく必要があり、それを突き詰めればSOL (Sanctity of Life 生命の尊厳)かQOL(Quality of Life 人生の質)かの選択に行き着く。
本授業では、理想的な未来とは何かを全てのセッションを通じての基本テーマとして討論を続け、明確な未来像を各自が描ける様にし、それを基準に現在社会の抱える課題を探し出し、それを解決しながら理想の未来を作り上げる構想を組み立てて行く。
このプロセスを通じ、問題解決に必要なスキルを身につける為に、生活・健康・医療に関連する複数の社会的プロジェクトを参考事例としながら、現実社会を自分の目で見据えた具体的な提案をしてもらう。