
14717件見つかりました。
近年,脳計測とその解析技術の向上に伴って,人間の脳情報を無侵襲に抽出し,未知の脳機能メカニズムを解明したり,脳と機械/コンピュータの連携を実現したりすることが可能になってきた.本講においては,活動電位による神経細胞の情報伝達方法やEEG,MEG,MRI等の脳計測技術の物理的な測定原理,長所と短所,解析アルゴリズム等を解説する.更には,Brain machine/computer interfaceやBrain decoding等の最新の脳情報技術について解説する.
スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスは、ここ数年で急激な進化を遂げ、普及率も上昇の一途をたどってきた。スマートデバイスの活用は、研究の場やコンテンツ制作の場など様々な場面で新しい発見につながる可能性を秘めていると考えられる。
本講義ではスマートデバイス上で動くアプリケーションの開発技法を学ぶ。 具体的にはマルチプラットフォーム対応の統合開発環境であるUnityを用いて、iOSとAndroidOS向けのアプリケーションを開発する。授業序盤は開発環境の使い方を、中盤はスマートデバイスならではの機能(タッチ操作、加速度センサーやGPSの使用、ネットワークへのアクセスなど)の実装方法を学び、最終課題として一人一本、スマートデバイス上で動くオリジナルアプリケーションを開発する。
本講義ではこれまで全く分子生物学実験を行ったことのない学生が、実験台の前に立ちスムーズに研究を始められるように実験器具の取り扱いから解説を行う。ただ単に実験法の解説を行うだけでなく、これまでの私自身の研究の経験談や失敗談も盛り込み、どの大学にも負けない受講学生の効率的な研究に役立つ情報も盛り込んでいく。元来研究とは、研究室において教員や先輩方に叱咤され実際の知識や技術を習得するものであり、長い年月が要求される。私の国内外研究生活においても系統立てた技術やノウハウの伝授という授業は存在しなかったし、そのような話を聞いたこともない。(寿司職人などが代表するように多くの職人社会ではこの体制により上下の規律が保守されているように思われる。)そのため多くの学生は同じような失敗を繰り返しているのが現状である。本授業ではそのような経験を生かし、これまでの私自身の研究の経験談や失敗談も盛り込み、受講学生の効率的な研究に役立つ情報を惜しみなく伝達する。
生命の本質のひとつに、変化しつづけることがあります。生命システムが変化するようすを数学の言葉で記述し、コンピュータ上に再現するのがバイオシミュレーションです。
「バイオシミュレーション1」では、生命現象のダイナミクスをコンピュータシミュレーションするための理論的背景の基礎を学び、実際にシミュレーションを実行するための基本的なスキルを修得します。実習にはSFCで開発された細胞シミュレーション環境「E-Cell」を利用します。学習内容は、数理生物学、計算生物学の基礎を中心に、微分方程式の基礎、コンピュータ言語Pythonの基礎も含みます。
コンピュータの基礎となるデジタル電子回路.コンピュータシステムと人とのインタラクションの基礎となるアナログ電子回路.ミクロな視点で見れば物理的な特性に何ら変わりのない両者ですが,マクロな視点で見ると,電気をエネルギーとして有効に利用するためのアナログ電子回路,電気を情報の伝達や処理の手段として用いるデジタル電子回路と,はっきりとした違いが見えてきます.本科目では,コンピュータアーキテクチャや電子工作を理解する上で必要不可欠である,アナログ電子回路とデジタル電子回路の基礎を体系的に修得することを目指します.
モノ創りから政策決定まで、様々な分野においてソフトウェアの重要度はますます高くなっている。これらのソフトウェアはプログラミング言語を使って開発されているが、そのプログラミング言語は多種多様なものが存在している。これはプログラミング言語毎にその設計思想が異なり、例えば大規模ソフトウェア開発に向いているもの、プロトタイピングに向いているもの、論理の表現に向いているものなどが存在するためである。本講義では、このようなプログラミング言語の設計思想と、その言語が得意としている分野を知ることによって、プログラミング言語の全体像を俯瞰することができるようになることおよび、自分が進む分野を鑑みて学ぶべきプログラミング言語を選択できるだけの知識を身に付けることを目的とする。
「対話による学び」や「つくることによる学び」の場をどのようにつくればよいのでしょうか? 本講義では、その場のひとつのかたちとして「ワークショップ」(workshop)の可能性を考えます。 現在、いろいろな種類のワークショップが開かれていますが、それらのワークショップの背後にはどのような設計意図や工夫があるのでしょうか? また、自分たちがワークショップをつくるときには、何をどのように考えればよいのでしょうか? そして、ワークショップのファシリテーションにおいては、何に気をつければよいのでしょうか? これらのことを考え・学ぶために、授業と並行して、ワークショップを考案・設計するグループワークを行います。授業の後半では、他の履修者を対象に、自分たちの考案・設計したワークショップを実施します。これにより、「ワークショップデザイン」の感覚・スキルを実践的に高めたいと思います。最終的には、履修者ひとりひとりがつかんだワークショップ・デザインの秘訣を、パターン・ランゲージの形式でまとめ、自分たちの実践につなげる準備を行うことにします。今年度は、完全オンライン開講のため、みんなでいろいろなツールを試しながら、オンラインでのワークショップ(広義の参加型オンライン授業やオンライン・イベント等)の可能性を探究します。
What would society be like in the future? This class sets off by imagining that society of the future will be a “Creative Society” where each and every person makes full use of their own creativity that they originally hold within themselves. In a creative society, it will become a commonplace for everyone to “create” in many different fields and domains. More than anything else, “creating” will come to symbolize the richness and happiness of life and living.
In the past, “Information Society,” which began with the advent of the Internet, changed our lives, organizations, and society. In the same way, the arrival of Creative Society will bring enormous change in the way we live, organize and live in society. Imagining what those changes are and what they will bring is an important in preparation for the future.
To prepare for such a future, this class welcomes guests engaged in creative practice and research to hold dialogue and deepen our vision of the future of a “creative society.” The final goal of this class is for each student to be able to bring together the ideas and approaches learned in each dialogue in the form of pattern language and link them to their own future practice.
We will invite guests who are involved in creative activities related to the Creative Society for lectures and discussions. In this year’s class, we will invite fascinating researchers from abroad as guest speakers for lectures and dialogue.
物事を考えるときに,いろいろな情報から推論して,正しい内容を導き出すことがある.ここでは,正しい推論とは何かについて,記号論理学を使って勉強する.日常使っている日本語のような自然言語のままで扱ったのでは, 正しさの見通しが悪くなるため,まず,記号に置き換えることによって,本質的な論理構造を明らかする.その上の推論を考えることによって,正しい推論について正しく理解することができる.ある事柄を証明するとはどういう意味なのか,その事柄が正しいということはどういうことかについて,命題論理と述語論理を中心にしっかり学び,古典的な論理学以外の現代論理学の発展的な内容についても紹介する.
日本語レベルが中級前半(ちゅうきゅうぜんはん lower intermediate)の人、日本語インテンシブ初級(しょきゅうElementary)2がおわった人のためのコースです。
文法(ぶんぽう)や語彙(ごい vocabulary)、漢字の勉強(べんきょう)をしながら、読む・書く・聞く・話すの4つを練習(れんしゅう)します。 発表(はっぴょう)や作文(さくぶん)、文法の復習(ふくしゅう)などをしながら、日本語がうまく使えるようになるための勉強をします。
現代に至るまでの日本の位置を把握し、現在の日本が置かれている状況を理解することで、近未来への政策的思考の基盤を獲得する。授業はオムニバス形式になり、毎回の担当者の専門的知見に基づいた新たな展開を論じ、地に足を付けながらも発展可能性のある議論を行っていく。
学部の1年生が「総合政策学」ないし「環境情報学」を履修した後にこの科目を履修することを想定している。
1980年以降のノーベル賞を振り返ると、医学生理学賞の殆ど、化学賞の約4割が細胞生物学と関係があります。このような学術領域は他に例がなく、細胞生物学が時代を切り開く一つの原動力として人類社会に君臨していたひとつの象徴と言えるでしょう。本授業では、これらの中で特に重要なノーベル賞(日本人受賞者は優先)について、専門知識のない方にも分かる形で紹介していきます。またいくつか特別イベントも予定しております。
脳情報の計測と解析
本研究会は「脳情報学」を専門とする研究会であり,脳情報の計測と数理解析の観点から脳に関する基礎研究に触れると共に,コンピューティング・VR/AR・メディア・健康等への応用を目指して研究していきます.近年,人間の脳活動を非侵襲に計測する様々な手法が出現し,人間の脳を客観的に調べることができるようになってきました.本研究会では,実際にEEG(脳波)・tES(経頭蓋電気刺激)等で得られたデータを用いて,未知の脳機能を調べる方法を学んでいくと共に,卒業プロジェクトや学会発表,論文発表を目指して研究活動を進めていきます.
脳情報の計測と解析
本研究会は「脳情報学」を専門とする研究会であり,脳情報の計測と数理解析の観点から脳に関する基礎研究に触れると共に,コンピューティング・VR/AR・メディア・健康等への応用を目指して研究していきます.近年,人間の脳活動を非侵襲に計測する様々な手法が出現し,人間の脳を客観的に調べることができるようになってきました.本研究会では,実際にEEG(脳波)・tES(経頭蓋電気刺激)等で得られたデータを用いて,未知の脳機能を調べる方法を学んでいくと共に,卒業プロジェクトや学会発表,論文発表を目指して研究活動を進めていきます.