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中国語学研究及び中国語の社会言語学的研究
中国語の内部構造、そして外的要因による変化について考察し、それらを如何に中国語教育に繋げるかを模索するのが本研究会の目的である。
ヒューマンパフォーマンス
本研究会は、人間の様々な行動(≒パフォーマンス)を対象に、心理的および身体的な側面か ら、各種手法を用いて実験的に検証することを目的とします。
Computational Creativity - 人工知能と表現
_コンピュータなどの人工的なシステムを用いて、人間の創造性をどう拡張していくのか、発想の限界をどう超えるか。Computational Creativityはそうした問いについて、技術・思想・表現などの側面から多角的に考える研究分野です。_
本研究会では、Deep Learningに代表される人工知能技術の基礎を学ぶとともに、その表現分野(音楽、メディアアート、サウンドアート、グラフィック、ファッション、文学など)への応用を模索します。AIの技術面や表現の審美的な側面を扱うだけではなく、新しい技術が人間のあり方や社会にもたらす影響を、表現を通して批評的に考えることを試みます。
日々の研究会の活動は大きく3つに分かれています。
[グループ・プロジェクト]
現在、四つのグループ(音楽生成、映像表現、メディアアート、DJ)に分かれて、グループごとに研究と作品制作を行っています。グループごとに議論を進め、実際にプログラミングなどの手を動かしながら思索を深めていきます。
[個人プロジェクト]
個々のメンバーごとの興味に合わせて、学期内に完結するような小規模なプロジェクトを行うことで、個人の技術力・実装力を高めることを目指しています。
[輪読]
より広い視野で技術と社会の関係を考える力を高めるために、指定した課題図書を読むことを求めています。課題図書を読んだ上で研究会内で議論を行います。今学期の課題図書はリチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」とケヴィン・ケリーの「テクニウム」です。
インターネットリサーチ
本研究プロジェクトでは、情報インフラストラクチャとしてのインターネット技 術の先端研究を行う。 また、インターネット技術を基盤とした、分散システ ム、Webアーキテクチャ、センサーネットワーク技術、ビッグデータシステム、 Internet of Things や Future Internet 技術など、プロトコルやシステムの 面とその応用と展開についての実装と実証を目指す研究活動を行う。
ソーシャルクラウドロボティクス −共生・協働するロボットから共に発達するロボットへ−
常時ネットワークに接続された次世代のロボットは,自ら M2M(Machine to Machine)コミュニケーション,M2S(Machine to Service)コミュニケーションを駆使する存在として,あるものはユビキタス情報サービスのアクターとして人々と共存し,またあるものは人の身体拡張を支援する,より社会的な存在となります.我々はこうしたロボットをソーシャブルロボット(Sociable Robot)と呼びます.社会性を備えたロボット,すなわち,ロボット同士,機械,情報サービス,そして人と能動的に繋がるロボットです.研究会では,大学院アカデミックプロジェクトとも連携し,調査,グループディスカッションといった研究活動を通して,ソーシャブルロボットにおける論点の洗い出しを行い,メンバ個々に問題を設定,それらを解決するための手法を探ります.
言語科学:基礎からオリジナル研究へ
言語学、特に認知・機能的アプローチによる研究を行う。一方のコマ(2限)ではイントロに続き、認知・機能言語学の研究論文を読み、この分野の問題設定と 方法論への理解を深める。もう一方のコマ(3限)では具体的なプロジェクトにつながるようにデータ 収集と分析を行う。
情報法研究会
ネットワーク関連の法律問題は、既存の法体系では捉えることのできない新たな問題が様々な形で発生しています。 どのような問題がネットワーク上で発生し、どのような対応が求められているかについて、ケーススタディーをもとに法的な側面を中心に研究します。
「自然な深い創造」の探究・実践・支援 - ナチュラルにクリエイティブに生きる未来へ [ 創造の場づくり / 企業におけるWell-being / 市場創造マーケティング / 価値観・世界観が変わる大人の学び / 新しい開発援助 / 自然のなかの子育て / 高齢者ケア / クリエイティブ・ラーニング・コミュニティ実践 ]
「自然な深い創造」の探究・実践・支援 - ナチュラルにクリエイティブに生きる未来へ[ 創造の場づくり / 企業におけるWell-being / 市場創造マーケティング / 価値観・世界観が変わる大人の学び / 新しい開発援助 / 自然のなかの子育て / 高齢者ケア / クリエイティブ・ラーニング・コミュニティ実践 ]
井庭研究室では、日々「自然な深い創造」が生じる「ナチュラルにクリエイティブに生きる」社会へのシフトを目指して一緒に研究・実践に取り組む仲間を募集します。2022年度は、以下のプロジェクトが動く予定です(現時点のプランであり変更になる可能性があります)。本シラバスに書いてある井庭研で目指していることや大切にしていることをよく理解した上で、エントリーしてください。
(1) 創造を巻き起こすジェネレーターのパターン・ランゲージの作成研究
(2) 成果を生み出す企業におけるWell-beingのパターン・ランゲージの作成研究
(3) 市場創造マーケティングのパターン・ランゲージの作成研究
(4) パターン・ランゲージによる新しい開発援助の実践研究
(5) 価値観から変わる「創造的な学びの共同体」のナラティブ研究
(6) 自然のなかの子育てのパターン・ランゲージの作成研究(深化・仕上げフェーズ)
(7) 『ともに生きることば』を用いた高齢者ケアの研修・ワークショップの実践研究
(8) クリエイティブ・ラーニング・コミュニティを実現する実践研究
こちら(http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/sb/log/eid602.html)に、写真・説明画像入りでイメージしやすい読みやすいシラバスがあります。そちらでは、最新情報を反映するので、ぜひそちらで見てください。
2022年2月28日(月)までに、[1] エントリーシート、[2] 文献課題、[3] パターン課題 の3つを提出してください。詳しくは、シラバスの【エントリー課題】を参照。
ボディプランニング解析2
「先端生命科学系列」の8つの研究会(冨田・内藤・黒田・金井・曽我・荒川・鈴木・辻本)は、合同で運営しています。また大学院のプロジェクト科目(先端生命科学)とも合同に運営しているため、学部生、大学院生そして教員が一緒になって研究を進めます。先端生命科学系列研究会の新規履修者は全員まず「研究会B(1) 冨田 勝」を履修してください。詳しい内容は研究会ホームページをご覧ください。https://bio.sfc.keio.ac.jp/
研究の内容や、他の研究会との関わり合い方などを鑑み、それらを調整した形での所属をする場合もあります。その場合は黒田に直接連絡をしてご相談下さい。hkuroda[atmark]sfc.keio.ac.jp
生体内代謝物プロファイリング
■はじめに:「先端生命科学系列」の9つの研究会(冨田・内藤・黒田・金井・曽我・荒川・鈴木・平山・辻本)は、合同で運営しています。また大学院のプロジェクト科目(先端生命科学)とも合同に運営しているため、学部生、大学院生そして教員が一緒になって研究を進めます。先端生命科学系列研究会の新規履修希望者は全員まず「研究会B(1)
冨田 勝」を履修してください。研究ハイライト: http://www.iab.keio.ac.jp/
★研究内容:キャピラリー電気泳動-質量分析計(CE-MS)を始めとする生体内代謝物(メタボローム)測定技術の高度化・高感度化を行うとともに、これを様々な生体試料に適用することにより、疾患発症機序の解明やバイオマーカーの探索等を実施する。
中東社会文化論
中東社会文化論は中東の社会・歴史・文化を学ぶ学生のための研究会です
アラブ文化研究会
アラブ文化研究会は、アラブ諸国の言語文化を学ぶことを通じて、現代のアラブ社会への理解を深めるとともに、日本社会とアラブ社会との接点を見出し、両者の橋渡しとなる活動を推進していくことを目的とした研究会です
本研究会は、ドイツ語を学んでいる/学んだ経験があり、自身のドイツ語力を活かしながらドイツ語圏の社会や文化、歴史についてより深く学びたいと考えている学生を対象とした研究会です。
Touch Lab 2: Touch Science / 触覚の科学
触れることや身体感覚の科学を研究することが本研究会の目的です。触覚を想起させる感覚イメージについても、研究会のトピックに含みます。心理実験や官能評価手法を用いた触感評価実験、生体計測を活用した生理心理実験が主な研究手法ですが、それらのデータを数理科学的に研究することにも取り組みんでいます。
多言語多文化共生社会と日本語
日本社会が言語的文化的多様性を受け入れる社会に向かうための、実践と研究を行う研究会です。文献を読んで議論を行い、実践と研究の社会背景にかんする理解を深めます。そして、グループプロジェクトを研究会内外で遂行します。
Intercultural Communication -A critical perspective
This seminar aims to explore and examine our intercultural communication from a critical perspective. Culture is in fact influenced by economic and political issues which create unequal relations of power between peoples. Therefore, it is imperative that we understand the politics at work in an intercultural context and develop critical literacy. We will examine intercultural communication throughout reading and discussing a book or some articles. Students will also conduct a research/project on related topics to assigned literature or graduate thesis.
国際経済・⾦融研究会
この研究会はマクロ経済学の応用として最近の世界経済問題の理解を促進することを目的とする。前半はざまざまなテーマの短い文献の輪読、発表、ディベートなどを実施する。扱うテーマは最新の文献の内容によるが、過去の研究会では、気候変動、SDGs、途上国の債務問題、コロナ危機、金融政策、財政政策と金融政策の関係、ESG投資、バイデン政権下の米国の経済政策、日本経済と高齢化、中国経済、デジタル通貨などが考えられる。後半は学生のレポートの中間発表と議論を中心に実施する。
Seminar on International Economy and Finance
この研究会では最近のさまざまな経済課題について扱う。研究会は2部構成となっており、前半では短いarticleをもとに学生の発表と議論を行う。テーマは直近のarticleの内容にもよるが、過去の研究会では仮想資産、CBDC、気候変動、カーボンプライシング、デジタル税、コロナ危機、新興国の債務問題、貧困と格差、中国経済、金融緩和、金融株式市場、DXとデジタル化などを扱った。また最近のテーマ(2021年の場合、バイデン大統領の経済政策を扱った)でディベートなども実施する可能性がある。後半は学生によるタームペーパーの執筆と中間発表で構成される。
臨床と教育
臨床と聞くと医療分野を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし教育においても臨床はとても重要な営みです。教育における臨床とは、学んでいる人にしっかりと寄り添い、その人の普段意識をしない声にならない声をしっかりと聞き取ることを意味します。
たとえばある効果的な学習方法があるとしましょう。その方法で95%の人がスキルを身につけられるとしましょう。このようなケースにおいて、臨床における教育は、95%を100%へと精度をあげていく教育ではありません。そうではなく5%のこぼれ落ちるかにみえる学習者のために、彼らに寄り添い、一般化できない学びに言葉を与えていくことが臨床の目的です。
個々の学習者にとってかけがえのない体験を意識化する=個別性を認識することこそ、これからの教育に求められていることだと考えています。
もちろん教育は個人的な体験だけにとどまりません。むしろ自分が変わってゆくなかで、自分と他者、自分と異なる世界との関係をどう作り上げていくか、「異なるものとの関わり方」にも必然的に目を向けてゆくことになります。例えば異文化間教育の意義もこの点にあります。
この研究会では「学習者に声を丁寧に聞き取る行為」を臨床と名づけ、人々の学びの道程に付き添って、観察し、そして人々の学びの継続の意義の深さを研究することを目指します。
担当者の教育分野は外国語ですが、それ以外の分野についても研究計画書で判断して、研究会の他の学生と協働しながら進められると判断すれば、選考の対象とします。
ちなみに21年度の4年生の卒論テーマは以下の通りです。
・セミリンガルとバイリンガル
・地方公立高校における進路指導
・学生寮における関係性と自立
・新人教師からみた教職課程
・帰国子女はいつ帰国子女をやめるのか
本研究会では、ランドスケープに関わる研究を扱います。日本語の訳語である「景観」が見た目だけで語られることが多いのですが、ここで言うランドスケープはその背後にある自然・社会環境、歴史も含めた用語です。つまり、現実の空間に関わることは何でも対象となるのですが、これまで研究会の学生が扱ってきたテーマのキーワードは以下のようなものです。生態学、農村計画、震災復興、庭園・公園、都市計画、都市緑地、生物多様性、都市景観、地域活性化、流域計画、土地利用変遷、環境教育。 研究会は、基本的に個々の研究の進捗状況を発表していただき、その内容について議論する形式で進めます。対象とする研究は原則として個人研究です。グループで行う研究プロジェクトに関しては、もう一方の研究会「グリーンインフラ」を参照して下さい。本研究会では、発表に対するディスカッションも重視します。加えて、この研究会では論文・図書を読みこなすことを求めています。
本研究会1は、<韓国・北朝鮮の政治・経済・社会>をテーマとしている。地域としての朝鮮半島(韓国および北朝鮮)を対象に、政治・社会分野、経済・経営分野、歴史分野を中心に研究を進めていくことを目的としている。柔軟かつ幅広い切り口を準備することによって、隣国地域である朝鮮半島に対する理解を深めていこうとするものである。
今までの代表的卒業論文テーマは以下の通りである。
・K-POPエンターテイメント業界の国際競争力
・CJグループにおけるエンターティメント事業のグローバル戦略
・韓国現代史と大統領制
・韓国社会における自殺問題
・韓国社会の変容と美容整形
・韓国社会の成熟化と国家スポーツ政策
・少子高齢化における日韓比較
・ロッテグループに対する韓国社会の認識変化
・韓国カジノ作業における賭博中毒患者
・朴正熙政権における維新体制への再評価
・サムスン電子の企業成長
・韓国の開発独裁と朴正熙大統領の統治理念
・韓国の経済発展と儒教思想
・金大中大統領の太陽政策と南北関係
・李健煕・サムスン会長のリーダーシップ
・韓国財閥におけるコーポレート・ガバナンス問題
・韓国財閥における伝統的家族の論理と世代交代
・三星財閥・李秉喆の経営理念と事業活動
・浦項総合製鉄の形成・発展と日韓関係
・柳一韓の企業家精神と社会貢献
・韓国自動車産業と現代自動車
・2度の経済危機と韓国財閥の経営改革
・日本の朝鮮植民地支配の特殊性と朝鮮の近代化
本研究会1は主に韓国・北朝鮮が研究対象地域であるため、朝鮮語の参考資料や文献・新聞記事なども読んでいきたい。従って受講生は朝鮮語の一定能力(インテンシブ、ベーシックなどの履修)を有していることが望ましい。
応用バイオテクノロジー(先端生命科学)
■はじめに:「先端生命科学系列」の8つの研究会(冨田・内藤・黒田・金井・曽我・荒川・鈴木・辻本)は、合同で運営しています。また大学院のプロジェクト科目(先端生命科学)とも合同に運営しているため、学部生、大学院生そして教員が一緒になって研究を進めます。先端生命科学系列研究会の新規履修希望者は全員まず「研究会B(1) 冨田 勝」を履修してください。研究ハイライト: http://www.iab.keio.ac.jp
★研究内容: 世界に先駆けて開発したキャピラリー電気泳動-質量分析計(CE-MS)によるメタボローム測定法を医薬、食品、環境分野の様々な試料に応用し、得られた結果を解析し、生物が営む代謝の理解やメタボロームサイエンスに基づく産業応用を考える。
RNA機能解析(先端生命科学)
■はじめに:「先端生命科学系列」の8つの研究会(冨田・内藤・黒田・金井・曽我・荒川・鈴木・辻本)は、合同で運営しています。また大学院のプロジェクト科目(先端生命科学)とも合同に運営しているため、学部生、大学院生そして教員が一緒になって研究を進めます。先端生命科学系列研究会の新規履修希望者は全員まず「研究会B(1) 冨田 勝」を履修してください。研究ハイライト: http://www.iab.keio.ac.jp
■研究内容:
RNA機能解析研究プロジェクトでは遺伝子の情報発現において要となるRNA分子やその調節に関わる酵素などに焦点をあてながら、遺伝子の新しい制御機構を解析するとともに、生物の発生や進化を考察していきます。実験はウイルス、バクテリア、アーキア(古細菌)、線虫、ショウジョウバエからマウス、ヒトにいたるまでの主要な生物種を対象にしています。
具体的にはRNA分子として、マイクロRNA、tRNA、rRNAなどのnon-coding RNA (非翻訳型のRNA)や、mRNA上にある機能性のRNAドメインについて研究を行なっています。また新規のRNA分解酵素やRNA連結酵素、さらには機能性のRNAドメインに結合するような因子を系統的に同定しています。最近では特に遺伝暗号の起源や、RNA関連酵素の分子進化の研究に重点をおいています。
また、近年は特に、「生命の起源や進化」に関わる研究に、システム生物学、合成生物学的な研究手法を用いて新たな挑戦をしているところです。
■おわりに:
RNA研究プロジェクトは分子生物学的な実験研究に根ざしているために、バイオキャンプを修了した学生を歓迎します。大きな分野としては、理学的な基礎研究(他大学の理学部、理学系大学院に相当)です。グループでは、生命の起源のようなロマンチックなことを毎日のように議論することが可能です。これまで多くの学生が大学院修士、博士課程に進学しています。また、企業の研究職に就職する学生もいます。研究者志望の学生には非常に良い環境を提供できていると思います。我々のプロジェクトを通じて世界的に通用するような概念や理論を発表できたら、この上ない喜びと考えています。
システム生物学入門(先端生命科学)
■はじめに:「先端生命科学系列」の8つの研究会(冨田・内藤・黒田・金井・曽我・荒川・鈴木・辻本)は、合同で運営しています。また大学院のプロジェクト科目(先端生命科学)とも合同に運営しているため、学部生、大学院生そして教員が一緒になって研究を進めます。先端生命科学系列研究会の新規履修希望者は全員まず「研究会B(1) 冨田 勝」を履修してください。
■研究内容:「システム生物学入門(先端生命科学)」
生命は複雑すぎて、その全体像を理解することは到底不可能だと思われていました。しかし21世紀に入り、ゲノムをはじめとする大量の生物情報が解析可能になったことから、ITを駆使することで生命を理解することが夢でなくなりました。
「システム生物学」は生物を統合的に理解することを目指す学問で、生命現象の本質に迫る重要な分野として近年注目を集めています。SFCは21年前からこの分野を開拓してきた世界的なパイオニアです。
システム生物学の応用分野は医科学・地球環境・食品から生命の起源・進化の解明まで、無限に広がっています。「生命科学を通して医学に貢献したい」「バイオ燃料を実用化して地球環境に貢献したい」「生命進化の謎を解き明かしたい」。そんな高い志を持つ君の夢実現はこの研究会から始まります。
研究ハイライト:http://www.iab.keio.ac.jp/
言語と思想、言語と芸術
「芸術はこの私たちの生活世界をどのような新しい相貌のもとで示してくれるか」。研究会の根底にあるのはこの問いです。芸術作品がこの「新しさ」を持ちうる限りにおいて、芸術作品自体の「古さ・新しさ」は問題になりません。芸術は、それに接する人間によってたえず命を吹き込まれる存在です。 芸術作品が、私たちの認識を更新してくれる限りにおいて、芸術は決して私たちが生きているこの世界と切り離されたところに存在することはありません。私たちが当然とみなしているこの世界に、根本的な疑問を投げかける契機となるもの、それが芸術作品です。 この研究会は、芸術と人間と世界の関係のありかたを探究していくことを目的とします。とはいえ、抽象的な言語遊戯や、単なる趣味のおしゃべりでは研究となりません。自らの関心対象を具体的に定め、歴史的、社会的文脈にきちんと置くとともに、作品の細部に至るまで丁寧に分析、考察することが求められます。またその考察の結果を、厳密でありつつも、他者と共有できる平明な言葉を用いて、表現することが、大学という場所では大切になります。 この人間の芸術創造を広く探究していこうと考えている人のための研究会です。
具体的には次のようなアプローチの研究を行う事ができます。
表象論:文学作品や、絵画にこめられている文化的文脈や、作品を創造するにあたっての表現・技法の問題を扱う。 物語論:人間の持つ世界の意味付けという能力を通して、人間の世界認識のあり方を考える。 言語思想論:記号論や、意味論などの枠組みを通して、特に文学テキストを分析する。 芸術論:人間の想像力、精神のあり方を芸術作品を通して探る。 特に時代と切り結ぶ芸術のあり方を考える