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This lecture will focus on disaster risk as the key element of regional planning, and will elaborate with case studies on integrated planning, coastal zone planning, dry land planning and urban area planning. Examples from developing countries in Asia will be presented. Group discussion among students will be made.
SFCのデータサイエンス科目を履修するための数学基礎学力を養うための講座です。
高校数学の数学I、II、数学A、Bを復習するとともに数学IIIや数学Cの内容にも触れます。中間試験に合格すれば、この科目の履修はそこで終了です。次のデータサイエンスIの科目の履修に進めます。数学アレルギーがあるや数学から遠ざかっていた学生も楽しく履修することによって、数学への興味を再び持つことを期待しています。
前期の遺伝子工学実習が休講となったため、秋季遺伝子解析実習は前期実習で行うはずであった内容を含める。そのため、分子生物学実験の基礎の基礎から、DNA抽出、RNA抽出、タンパク質抽出とその解析方法を広く解説する。
生命科学の研究を行うために必要な実験の基礎を習得する。具体的には、微生物(大腸菌)の培養、DNAの抽出と定量、タンパク質の電気泳動と定量を実習し、遺伝子工学とタンパク質実験においてコアとなる基礎技術を習得する。
人間のパーソナリティとはなにか、 それがどのように発達するのかについて、 精神分析的発達理論を中心にして、フロイトから現代の乳幼児研究まで、代表的な研究者の理論を概説します。さらに発達の障害がどのような精神病理につながるのかを、自閉性障害、児童虐待を例に考察します。さらに、レポート作成を通して、自分自身のパーソナリティの成り立ちについても、理解を深めることを目指します。
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我々人間の行動は、時々刻々と変化する身体外部・内部の環境に関するさまざまな情報が、感覚神経を介して脳や脊髄といった中枢神経系へフィードバックされ、ここで処理・統合されることにより巧みに調整されています。また脳の関与なしに起こる不随意運動(反射)にも感覚系は密接に関与しており、これにより我々は様々な危険を無意識的に回避しています。このように、各種感覚機能は我々が安全かつ快適に生活するうえでなくてはならない重要な要素であり、これに関する理解を深めることは人間の行動の本質的な理解につながります。
本講義では、人間を入力・出力を伴う「情報系」として捉え、身体内外の情報が感覚システムを介してどのように検知され、どのように中枢神経系で処理されるかという感覚の生理、およびそこからどのようなメンタルプロセスを経て行動が決定されるのかという感覚の心理について学びます。時間の制約上、本講義では主に視覚系と体性感覚系(皮膚・筋・関節などの身体の感覚)に重点をおきます。
知識はどのように表象され、記憶されているのだろうか? 人はどのような仕組みで世界を知覚しているのだろうか?私たちはどのように仕組みで推論し、意志決定をし、学習しているのだろうか?また、人間の認知の起源は何か、認知はどのように発達するのだろうか? この講義では人間の認知機能の仕組みを心理学的に分析し、人間の「知」とは何かを考える。また、認知処理の背後にある脳活動のメカニズムについても考察する。具体的には主に以下の内容をカバーする。
(1)記憶のメカニズム (2)知覚と注意 (3)概念表象とカテゴリー(4)推論と意志決定 (5) 言語と認知 (6)認知と言語の発達
国際社会と国内社会は、中央集権社会であるか否かの相違に基づいて、法制度など様々な事項が異なっている。
この講義では、上記の相違に基づいて、国際社会のルールである国際法の基本事項あるいは重要事項を説明しながら、本学部の特徴に合わせていわゆる法戦略に至り得るような発想に基づいて、授業スケジュール以外の様々なトピックスにも言及する予定である。
(1)刑法は、刑罰という法効果とその発動ルール(犯罪成立要件)を規定します。いっぱんに、すべての犯罪に共通する要素を抽出して体系的に整序して講じる刑法総論と、各犯罪類型の特色と成立要件を検討する刑法各論とに分けて講じられています。刑法総論と各論の基本、そして刑事手続きの概要を理解します。
(2)裁判傍聴、処遇施設(少年院)、検察庁、弁護士事務所の訪問をこれまで行ってきましたが、本年度の状況に鑑み、「国際司法裏コングレス」(※)という今春に行われたオンライン会議(全五回)の視聴を組み入れて刑事司法の実際(の一側面)に触れます。
(3)試してみましょう
(a)先例的価値のある裁判例を掲載する判例集搭載判例
(b)裁判に向けて準備された事件記録(法科大学院教材)を読みます。
(c)各種試験(公務員試験、司法試験など)を検討されている方もいるので、その雰囲気を理解するために、それらの出題で基礎的理解をもとに考えることができる問題も少し解いてみたい。
(※)
https://yuji-hosono.com/alternative-justice-congress/
で視聴できます。細野さんという元会計士の方が中心となって尽力して開催されました。氷川事件という冤罪事件の元受刑者や、日産ゴーン元会長へのインタビューや、厚生労働省郵便不正事件、オリンパス粉飾決算事件などの関係当事者も参加するオンライン形式の会議記録です。
現代社会では,株式会社に代表される企業の経済活動が重要な役割を果たしています。
この科目では,会社の設立・業務執行・資金調達・組織再編等の活動に関する法律上の根拠を理解するため,企業に関する法律のうち,会社法を中心に学習します。
日本の法令は、最高法規としての憲法を頂点に、広大な裾拡がりの法体系を構成しています。法治国家においては、最高法規である憲法を基礎として様々な法令が制定されていることから、憲法の基本原理や解釈を理解することが重要です。憲法(統治)では、日本国憲法が定める統治権としての立法権、司法権、行政権を中心に、財政、地方自治、安全保障、憲法改正手続について講義することにより、国家や主権とは何かを学びます。
日本の法令は、最高法規としての憲法を頂点に、広大な裾拡がりの法体系を構成しています。法治国家においては、最高法規である憲法を基礎として様々な法令が制定されていることから、憲法の基本原理や解釈を理解することが重要です。この講義では、憲法における人権保障の仕組みを通じて、社会生活を営む上で必要な法的思考を身につけます。
皆さんは「地方自治」という言葉にどういうイメージをお持ちでしょうか? 国が決めた方針を地方で実施するだけのつまらない行政の「雑用係」? 利益集団と癒着し、行政を業界の利益に沿ってゆがめる役人達の巣窟? 「休まず」「遅れず」「働かず」の公務員が巣くう非能率の源泉?? 本当にそうでしょうか?
皆さんは生まれる以前から、地方政府(自治体)によってたくさんのサービスを受けてきました。妊婦検診に始まり、乳幼児検診、保育所、小中学校や高校、家の前の道路の維持管理、家庭や産業の廃棄物処理… みんな地方政府の仕事です。自分のまちの市町村や都道府県は、日本の行政の7割を処理する地域の人々に一番身近な「市民のための政府」です。この科目は、地方自治とはどのような役割を担い、どのように動いているのか、そして皆さんは地域に対して何ができるのか、そのしくみと課題を考えてゆきます。
高校の公民の授業ではわずか1コマ50分で済まされる地方自治の世界をちょっと深く眺め、一緒に考えてみましょう。
This lecture will be looking into multiple cases of conflict resolutions, as well as multilateral preventive diplomacy, conducted by international and/or regional organizations that intend to defuse tension and resolve conflicts in various parts of the world, especially modern day Middle East.
Through a view from the community, this course aims to understand the development of cities and neighborhoods, identify various issues we are facing now, and explore the options that make our living environment better.
Historically the cities were built by the authorities/specialists such as governments, engineers, and architects. They laid out the infrastructure and tried to lead the built environment suitable for certain purposes. In contrast to this “traditional” planning, the ideas that the users, residents, and visitors, discover how they live and use the city, “machizukuri”, has become widely accepted and supported recently. Based on this community-based planning concept, this class will explore and discuss, through interdisciplinary approaches, how we can work with diverse groups of people in a community to find ways to make their cities and neighborhood better: thriving, safe, inclusive, and just.
40億年前に誕生したと言われる生命の起源はどのようなものだったのか。その後「突然変異と自然淘汰」だけで単細胞生物が多細胞生物になり陸に上がりヒトにまで進化した原動力とメカニズムは何なのか。さらに究極の臓器である「脳」の起源と進化についても議論します。 不安や怒り、喜びといった「感情」は脳内物質の増減によるものであり、好奇心の強さや楽観的といった「性格」には生まれつきの遺伝子が深く関与しています。またうつ病や統合失調症、さらには記憶障害や幻覚などの脳機能障害についても述べます。 最後に、「宇宙の起源と進化」という壮大な観点から生命を捉え、地球外生命体の有無や地球生命の未来について議論します。
都市は歴史上、社会の変動が最も顕在化した空間である。本授業では、18世紀後半に始まり、20世紀に至るまで進展した都市化という現象に着目し、政治、経済、社会、文化といったさまざまな側面から都市の成立・発展過程を追う作業を通じて、都市という空間が直面する諸課題について考察していく。事例の対象とするのは、近・現代ヨーロッパや近世・近代日本である。
本授業は基本的に講義形式で行うが、授業中に配布する地図や史資料を分析し、意見や感想を求めることがある。積極的に取り組み、発言することが望ましい。
本授業では、「安全」に関する「ガバナンス」として、日本の警察制度、刑事司法制度の概要を踏まえた上で、犯罪対策、犯罪統計、少年非行、児童虐待、性犯罪を中心に取り上げ、現状と課題を探求する。
これからの時代は、さまざまな問題・課題を解決したり、新しい仕組みやあり方を新たにつくっていくことが不可欠な時代です。まさに一人一人が創造性(クリエイティビティ)を発揮することが求められるのです。それでは、創造的(クリエイティブ)に考えたり、創造的な場やチームをつくるためには、どうしたらよいのでしょうか?
この授業では、創造やコラボレーションに関する理論と、最先端の魅力的な事例について学び、自らの実践へとつなげていくことに取り組みます。
この講義では、おもに1960年代以降の構造主義屋に現象学などに影響を受けてパラダイム転換をとげたあとの社会学の理論を学ぶ。最初に構造主義や言語理論の基礎を易しく解説し、ついでそれがアイデンティティや消費社会、階層構造、エスニック問題、ナショナリズム、世界経済など各種の問題にどのように応用され、それぞれの理論をつくり出してきたかを学ぶ。社会科学系の人にとっては研究の基礎になるであろうし、そうでない人も現代社会を見直す視点を得ることができるだろう。
「社会安全政策論」とは、「犯罪を典型とする人間の反社会的行為から、個人と、個人の暮らしのための社会基盤を守る(犯罪等を統制・制御する)ための政策の在り方を研究する」ものです。
「安全」な社会は、自由な民主主義社会にとって不可欠の前提ですが、その「安全」は、所与のものとして当然に存在しているのではなく、多くの人々(個人、団体、共同体、国家など)の人為的な営みによって辛うじて維持されていることを理解していただきたいと思います。
また、「政策」として検討する以上は、「勧善懲悪」、「国家権力の抑制」といった単純な議論ではなく、政策の実現可能性を念頭に置きつつ、限られたリソースの中で、政策効果とコストのバランス、政策効果と自由・人権の制約とのバランスをいかに図るか、ということを考える必要があります。
本講義は、これらの観点から、学生諸君とともに、安全な社会を実現する政策論を探求するものです。
【学部・大学院併設科目】
この講義では、パブリック(公共)のマネジメントに関わる3つのアプローチ((1)政府(2)市場(3)コミュニティ)について、それぞれの特質と課題・限界について、理解を深めるための理論や実践モデル、直面する現状や課題、改革の考え方などを学ぶ。
本授業では、社会起業という現象を通じて、問題発見力ならびに問題解決力、およびリーダーシップの開発を目的します。昨年までは、「社会起業家の実態と発展可能性を、理論と事例から考察する」を目的としていましたが、社会における社会起業という実態の理解が進んだことを踏まえて、「社会起業を理解する」というフェーズから、「社会起業を理解するプロセスを通じて学ぶ」というフェーズに移行することにしました。2011年から慶應SFCにて社会起業論を担当し今年で10年目となりますが、この間、社会問題の解決策である社会起業に対する世の中の理解や期待は大きく変わりました。2011年頃は社会起業という未知の存在をどうとらえるべきなのか、どのような価値があるのかを説明する必要がありましたが、これまでの授業の中で、社会起業という事象を理解するプロセスは、問題発見力、問題解決力、そしてリーダーシップの涵養に適していると感じる様になりました。そのため2020年は、その点を強化した授業展開を行う予定です。
「科学」という言葉を耳慣れないと感じる人は滅多にいないでしょう。一方で正面から「“科学”って何?」と問われたとき、端的に答えられるでしょうか。
科学もまた人間の営みです。この世界を理解するために人間が編みだした方法のひとつです。現在、私たちの文明はそれなしには維持できないほどに科学に依存していますが、科学がほかの方法よりも成功できたのはなぜでしょうか。ほかの方法にはない科学の特長とはなんでしょうか。科学の進歩を振り返りつつ自分なりの答えを探ってください。
アメリカ政治に関する講義を行います。毎回、アメリカ政治における重要な政治争点に焦点を当てながら、アメリカ政治への理解を深めていきます。日本にとってアメリカは単なる「外国」ではありません。良かれ悪しかれ、第二次大戦後の日本は「アメリカの影」のもとで存在してきました。否応なしにアメリカを内面化させられているという面も否定できません。日本を理解するためには、我々のうちに内面化されたアメリカを対象化することから始めなければなりません。その意味でもアメリカ理解は不可欠です。