
14717件見つかりました。
これからの時代は、さまざまな問題・課題を解決したり、新しい仕組みやあり方を新たにつくっていくことが不可欠な時代です。まさに一人一人が創造性(クリエイティビティ)を発揮することが求められるのです。それでは、創造的(クリエイティブ)に考えたり、創造的な場やチームをつくるためには、どうしたらよいのでしょうか?
この授業では、創造やコラボレーションに関する理論と、最先端の魅力的な事例について学び、自らの実践へとつなげていくことに取り組みます。
40億年前に誕生したと言われる生命の起源はどのようなものだったのか。その後「突然変異と自然淘汰」だけで単細胞生物が多細胞生物になり陸に上がりヒトにまで進化した原動力とメカニズムは何なのか。さらに究極の臓器である「脳」の起源と進化についても議論します。 不安や怒り、喜びといった「感情」は脳内物質の増減によるものであり、好奇心の強さや楽観的といった「性格」には生まれつきの遺伝子が深く関与しています。またうつ病や統合失調症、さらには記憶障害や幻覚などの脳機能障害についても述べます。 最後に、「宇宙の起源と進化」という壮大な観点から生命を捉え、地球外生命体の有無や地球生命の未来について議論します。
アメリカ政治に関する講義を行います。毎回、アメリカ政治における重要な政治争点に焦点を当てながら、アメリカ政治への理解を深めていきます。日本にとってアメリカは単なる「外国」ではありません。良かれ悪しかれ、第二次大戦後の日本は「アメリカの影」のもとで存在してきました。否応なしにアメリカを内面化させられているという面も否定できません。日本を理解するためには、我々のうちに内面化されたアメリカを対象化することから始めなければなりません。その意味でもアメリカ理解は不可欠です。
「科学」という言葉を耳慣れないと感じる人は滅多にいないでしょう。一方で正面から「“科学”って何?」と問われたとき、端的に答えられるでしょうか。
科学もまた人間の営みです。この世界を理解するために人間が編みだした方法のひとつです。現在、私たちの文明はそれなしには維持できないほどに科学に依存していますが、科学がほかの方法よりも成功できたのはなぜでしょうか。ほかの方法にはない科学の特長とはなんでしょうか。科学の進歩を振り返りつつ自分なりの答えを探ってください。
本授業では、社会起業という現象を通じて、問題発見力ならびに問題解決力、およびリーダーシップの開発を目的します。昨年までは、「社会起業家の実態と発展可能性を、理論と事例から考察する」を目的としていましたが、社会における社会起業という実態の理解が進んだことを踏まえて、「社会起業を理解する」というフェーズから、「社会起業を理解するプロセスを通じて学ぶ」というフェーズに移行することにしました。2011年から慶應SFCにて社会起業論を担当し今年で10年目となりますが、この間、社会問題の解決策である社会起業に対する世の中の理解や期待は大きく変わりました。2011年頃は社会起業という未知の存在をどうとらえるべきなのか、どのような価値があるのかを説明する必要がありましたが、これまでの授業の中で、社会起業という事象を理解するプロセスは、問題発見力、問題解決力、そしてリーダーシップの涵養に適していると感じる様になりました。そのため2020年は、その点を強化した授業展開を行う予定です。
【学部・大学院併設科目】
この講義では、パブリック(公共)のマネジメントに関わる3つのアプローチ((1)政府(2)市場(3)コミュニティ)について、それぞれの特質と課題・限界について、理解を深めるための理論や実践モデル、直面する現状や課題、改革の考え方などを学ぶ。
「社会安全政策論」とは、「犯罪を典型とする人間の反社会的行為から、個人と、個人の暮らしのための社会基盤を守る(犯罪等を統制・制御する)ための政策の在り方を研究する」ものです。
「安全」な社会は、自由な民主主義社会にとって不可欠の前提ですが、その「安全」は、所与のものとして当然に存在しているのではなく、多くの人々(個人、団体、共同体、国家など)の人為的な営みによって辛うじて維持されていることを理解していただきたいと思います。
また、「政策」として検討する以上は、「勧善懲悪」、「国家権力の抑制」といった単純な議論ではなく、政策の実現可能性を念頭に置きつつ、限られたリソースの中で、政策効果とコストのバランス、政策効果と自由・人権の制約とのバランスをいかに図るか、ということを考える必要があります。
本講義は、これらの観点から、学生諸君とともに、安全な社会を実現する政策論を探求するものです。
この講義では、おもに1960年代以降の構造主義屋に現象学などに影響を受けてパラダイム転換をとげたあとの社会学の理論を学ぶ。最初に構造主義や言語理論の基礎を易しく解説し、ついでそれがアイデンティティや消費社会、階層構造、エスニック問題、ナショナリズム、世界経済など各種の問題にどのように応用され、それぞれの理論をつくり出してきたかを学ぶ。社会科学系の人にとっては研究の基礎になるであろうし、そうでない人も現代社会を見直す視点を得ることができるだろう。
大学生は、青年期の最終段階に位置する。青年期の課題は、「自我同一性の確立」である。「私とは、何か?」について、十分に模索し、自分探しの旅を通して、「これぞ私だという私」を発見することが重要である。心のオシャレ学では、自我の発達、フロイトの精神分析、ユングの分析心理学を通して、自我を見つめ、そして、創造性や動機づけについて学び、自分の可能性を最大限伸ばしてゆく手がかりを与えてゆく。本講義の目指すところは、各自が自分のライフデザインを設計し、人生目標に向かい、自分自身の可能性を最大限伸ばすようにすることである。そして、心がオシャレといわれるような性格を形成することである。
教科書:渡辺利夫 2003 心のライフデザイン ナカニシヤ出版
本授業では、「安全」に関する「ガバナンス」として、日本の警察制度、刑事司法制度の概要を踏まえた上で、犯罪対策、犯罪統計、少年非行、児童虐待、性犯罪を中心に取り上げ、現状と課題を探求する。
Analyzing and managing societal risks to health, safety, and environmental quality have become dominant themes in the social and natural sciences. The continued growth of research and applications addressing issues in risk analysis, and their extension include a broad spectrum of scientific, social, and political perspectives, have been motivated by scientific and technological advances as well as societal needs.
This course is designed to provide a basic understanding of and an integrated view of current landscape of risk analysis. Topics include risk analysis, health impact assessment, environmental health and safety, and policy making and evaluation processes. The course mainly deals with selected applications of epidemiological methods and findings to public-health issues.
都市は歴史上、社会の変動が最も顕在化した空間である。本授業では、18世紀後半に始まり、20世紀に至るまで進展した都市化という現象に着目し、政治、経済、社会、文化といったさまざまな側面から都市の成立・発展過程を追う作業を通じて、都市という空間が直面する諸課題について考察していく。事例の対象とするのは、近・現代ヨーロッパや近世・近代日本である。
本授業は基本的に講義形式で行うが、授業中に配布する地図や史資料を分析し、意見や感想を求めることがある。積極的に取り組み、発言することが望ましい。
This lecture will focus on disaster risk as the key element of regional planning, and will elaborate with case studies on integrated planning, coastal zone planning, dry land planning and urban area planning. Examples from developing countries in Asia will be presented. Group discussion among students will be made.
Through a view from the community, this course aims to understand the development of cities and neighborhoods, identify various issues we are facing now, and explore the options that make our living environment better.
Historically the cities were built by the authorities/specialists such as governments, engineers, and architects. They laid out the infrastructure and tried to lead the built environment suitable for certain purposes. In contrast to this “traditional” planning, the ideas that the users, residents, and visitors, discover how they live and use the city, “machizukuri”, has become widely accepted and supported recently. Based on this community-based planning concept, this class will explore and discuss, through interdisciplinary approaches, how we can work with diverse groups of people in a community to find ways to make their cities and neighborhood better: thriving, safe, inclusive, and just.
This lecture will be looking into multiple cases of conflict resolutions, as well as multilateral preventive diplomacy, conducted by international and/or regional organizations that intend to defuse tension and resolve conflicts in various parts of the world, especially modern day Middle East.
皆さんは「地方自治」という言葉にどういうイメージをお持ちでしょうか? 国が決めた方針を地方で実施するだけのつまらない行政の「雑用係」? 利益集団と癒着し、行政を業界の利益に沿ってゆがめる役人達の巣窟? 「休まず」「遅れず」「働かず」の公務員が巣くう非能率の源泉?? 本当にそうでしょうか?
皆さんは生まれる以前から、地方政府(自治体)によってたくさんのサービスを受けてきました。妊婦検診に始まり、乳幼児検診、保育所、小中学校や高校、家の前の道路の維持管理、家庭や産業の廃棄物処理… みんな地方政府の仕事です。自分のまちの市町村や都道府県は、日本の行政の7割を処理する地域の人々に一番身近な「市民のための政府」です。この科目は、地方自治とはどのような役割を担い、どのように動いているのか、そして皆さんは地域に対して何ができるのか、そのしくみと課題を考えてゆきます。
高校の公民の授業ではわずか1コマ50分で済まされる地方自治の世界をちょっと深く眺め、一緒に考えてみましょう。
講義はCBプログラムの7人で担当します。
濱田が全体のコーディネーションを行い、残りの6人の教員がそれぞれ2コマずつ担当し、講義、ワークショップ、グループワークなどを通して、自身の専門領域の先端的な研究を紹介します。
我が国において、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの招致により、スポーツ振興も加速的に取組みがなされている。一方で、近年では国民のスポーツ実施率は低下傾向にあり、誰もがスポーツを楽しめる環境が整備されているとは言い難い。スポーツの振興を図る上では、心身の構造といった個体の面からスポーツを取り巻く社会・文化的背景など環境の面からスポーツ組織の経営まで幅広い知見が必要となる。本科目では、スポーツ振興を図る上での課題やその課題解決に向けた思考法、社会実装の概要について学ぶ。尚、本科目では、他者とのコミュニケーションやスポーツの体験を通じて、多様な価値観、視座を得るために、随時ディスカッションやグループワークを交えて行う。
以下のリンク先より
健康マネジメント研究科設置の「高齢社会デザイン論」の シラバスを参照してください。
https://gslbs.adst.keio.ac.jp/index.html(keio.jpの認証が必要です)
以下のリンク先より
健康マネジメント研究科設置の「老年医学・老年学」の シラバスを参照してください。
https://gslbs.adst.keio.ac.jp/index.html(keio.jpの認証が必要です)
※授業の実施形態は参考です。必ずシラバスを確認してください。
本講義の目的は、社会科学における事例研究の方法を身につけることである。本講義は、社会学、経営学等、人や組織、社会を研究対象として論文を執筆する者、事例研究やアクションリサーチを実施する者を対象とする。教科書や研究実践例を元に方法を学ぶと共に、ディスカッションやワーク、発表を通じて各受講者の研究の質を高める。事前課題として、教科書及び参考資料の精読と小レポートの提出を求める。①事例研究の手法を習得すること、②研究を批判的に検証する力を身につけること、③自らの研究・論文の質を高めることを目指す。
This lecture will be divided into two parts:
The first part will focus on climate risk reduction. With specific examples from different tools, the lecture will focus on climate change adaptation with cases from developing countries.
XDプログラムに所属する学生を対象として、研究の進捗レビューとディスカッションを行う。XDプログラムの全教員が参加し、グループティーチングの手法にそって多角的な視点から研究の方向性を検討、議論する。
履修者にはオンラインでのプレゼンテーションやムービーによる研究発表が求められる。