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地上学への研究
石川初が提唱する「ランドスケープ思考」の応用的実践を行う研究会です。演習課題や個人研究、研究室で取り組んでいる共同研究や委託業務などのプロジェクトへの参加を通してランドスケープ思考の応用的実践を行います。
デザインとジオメトリー
鳴川研は「工学的な問いを幾何学的に解く」美術系研究室です。
社会的な意義やデザインの方法論も大事ですが,作ってできた「かたち」に重きを置いています。
「環境問題を考え,材料を無駄にしないデザイン」といったコンセプトは誰も否定しませんがそれに甘んじてはいけません。成果物の質,かたち,美しさを真面目に追求します。
活動場所:
森アトリエに研究室を構えてます。ゼミはベータスタジオとDFFWを使ってます。
グループ制作・開発:
企業と共同でデザインを行っています。一方,鳴川研のメンバーの関心事に基づいた研究を行っています。例えばオリジナルのカメラ製作を行なっています。
活動範囲は建築デザイン,プロダクトデザイン,グラフィックデザイン,ファインアートです。実践的な美術探究を行います。
個人制作・開発:
テーマ世界地図を制作します。地政学や地学の教養とグラフィックデザインの技量を培うことができます。
(参考)卒業制作:
鳴川研で卒プロを行う場合は,個人による卒業制作となります。鳴川研でのグループ制作などで得た技術を活用していただいても結構ですし,個人で温めていたテーマを自由に表現していただいても結構です。
デザインとジオメトリー
グループ活動:企業とのデザイン研究開発,および鳴川研のメンバーが決めたテーマに基づいた創作活動を行います。活動分野は建築デザイン,プロダクトデザイン,グラフィックデザイン,ファインアートです。実践的な美術創作を実践します。
個人制作:テーマ世界地図を制作します。インフォグラフィックス,マッピングの課題です。地政学や地学の教養をグラフィックで表現します。
政治哲学・倫理学(理論と応用)
宮代研究室は政治哲学と倫理学を中心のテーマとして扱います。政治哲学や倫理学に固有の問題は一般に、「どうなっているか」ということよりも、「どうあるべきか」ということに関わります。たとえば政治哲学では、古代ギリシャ以来、ごく簡単に言うと、「もっともすぐれた政治体制は何か」、すなわち「最善の体制は何か」ということが議論の中心にありました。政治哲学は、「これこれの政治体制は実際どのようになっているか」という事実に関する問いだけでなく、「そもそも政治体制はどうあるべきか」という問い、つまり「規範的」と形容される問いを扱います。本研究室では、こうした規範理論としての政治哲学や倫理学で議論されている問題群を取り上げ、考察します。
研究会B型(1)は、政治哲学と倫理学への導入を目的とし、それらの基本的な考え方を身に着けられるような文献を読み進めます。研究会B型(2)は、現代の政治哲学や倫理学で議論されている特定の問題について、卒業プロジェクト1・2や個人研究を進めたい学生を主な対象にします。
政治哲学・倫理学(基礎)
宮代研究室は政治哲学と倫理学を中心のテーマとして扱います。政治哲学や倫理学に固有の問題は一般に、「どうなっているか」ということよりも、「どうあるべきか」ということに関わります。たとえば政治哲学では、古代ギリシャ以来、ごく簡単に言うと、「もっともすぐれた政治体制は何か」、すなわち「最善の体制は何か」ということが議論の中心にありました。政治哲学は、「これこれの政治体制は実際どのようになっているか」という事実に関する問いだけでなく、「そもそも政治体制はどうあるべきか」という問い、つまり「規範的」と形容される問いを扱います。本研究室では、こうした規範理論としての政治哲学や倫理学で議論されている問題群を取り上げ、考察します。
研究会B型(1)は、政治哲学と倫理学への導入を目的とし、それらの基本的な考え方を身に着けられるような文献を読み進めます。研究会B型(2)は、現代の政治哲学や倫理学で議論されている特定の問題について、個人研究や卒業プロジェクトを進めたい学生を対象にします。
現代の政治哲学・倫理学(理論と応用)
宮代研究室は政治哲学と倫理学を中心のテーマとして扱います。政治哲学や倫理学に固有の問題は一般に、「どうなっているか」ということよりも、「どうあるべきか」ということに関わります。たとえば政治哲学では、古代ギリシャ以来、ごく簡単に言うと、「もっともすぐれた政治体制は何か」、すなわち「最善の体制は何か」ということが議論の中心にありました。政治哲学は、「これこれの政治体制は実際どのようになっているか」という事実に関する問いだけでなく、「そもそも政治体制はどうあるべきか」という問い、つまり「規範的」と形容される問いを扱います。本研究室では、こうした規範理論としての政治哲学や倫理学で議論されている問題群を取り上げ、考察します。
研究会B型(1)は、政治哲学と倫理学への導入を目的とし、それらの基本的な考え方を身に着けられるような文献を読み進めます。研究会B型(2)は、現代の政治哲学や倫理学で議論されている特定の問題について、卒業プロジェクト1・2や個人研究を進めたい学生を主な対象にします。
政治哲学・倫理学(基礎)
宮代研究室は政治哲学と倫理学を中心のテーマとして扱います。政治哲学や倫理学に固有の問題は一般に、「どうなっているか」ということよりも、「どうあるべきか」ということに関わります。たとえば政治哲学では、古代ギリシャ以来、ごく簡単に言うと、「もっともすぐれた政治体制は何か」、すなわち「最善の体制は何か」ということが議論の中心にありました。政治哲学は、「これこれの政治体制は実際どのようになっているか」という事実に関する問いだけでなく、「そもそも政治体制はどうあるべきか」という問い、つまり「規範的」と形容される問いを扱います。本研究室では、こうした規範理論としての政治哲学や倫理学で議論されている問題群を取り上げ、考察します。
研究会B型(1)は、政治哲学と倫理学への導入を目的とし、それらの基本的な考え方を身に着けられるような文献を読み進めます。研究会B型(2)は、現代の政治哲学や倫理学で議論されている特定の問題について、個人研究や卒業プロジェクトを進めたい学生を対象にします。
宇宙とアート
「宇宙とアート」「新しいツールキットの開発」の2つをテーマに、研究会を「A型」にて実施します。時代に左右されない芸術、今の時代の技術や思想が実現する芸術を追求します。過去の問題意識や文脈を整理しつつ、情報技術のスキルを身につける作業をしっかりと積み重ねます。3年間在籍すれば外部に発表できる作品がつくれるようになることを目指します。
地上学への研究
石川初が提唱する「ランドスケープ思考」の応用的実践を行う研究会です。演習課題や個人研究、研究室で取り組んでいる共同研究や委託業務などのプロジェクトへの参加を通してランドスケープ思考の応用的実践を行います。
デザインとジオメトリー
鳴川研は「工学的な問いを幾何学的に解く」美術系研究室です。
社会的な意義やデザインの方法論も大事ですが,作ってできた「かたち」に重きを置いています。
「環境問題を考え,材料を無駄にしないデザイン」といったコンセプトは誰も否定しませんがそれに甘んじてはいけません。成果物の質,かたち,美しさを真面目に追求します。
活動場所:
森アトリエに研究室を構えてます。ゼミはベータスタジオとDFFWを使ってます。
グループ活動:
企業と共同でデザインを行っています。一方,鳴川研のメンバーの関心事に基づいた研究を行っています。今季はカメラの製作を行なっています。
活動範囲は建築デザイン,プロダクトデザイン,グラフィックデザイン,ファインアートです。実践的な美術探究を行います。
個人制作:
テーマ世界地図を制作します。地政学や地学の教養とグラフィックデザインの技量を培うことができます。
シェイクスピア劇における異性装とジェンダー
演劇は視覚芸術と文学が一体となり、役者の肉体を通して同時に多くの人にメッセージを送れる独特な芸術形態です。本研究会は、演劇研究の導入となることを目指します。2024年度のテーマは、イギリス・ルネサンス期を代表する劇作家ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)が書いた戯曲における「異性装」と「ジェンダー」です。シェイクスピア劇には、『十二夜』のヴァイオラや『お気に召すまま』のロザリンドなど、男装するヒロインが登場します。当時は、聖書の教えを礎とする通念により女性が商業演劇の舞台に出ることができず(イギリスで女優が誕生するのは1660年の王政復古以降)、これらの女性登場人物は、少年俳優が演じることを前提に描かれました。現代では「異性配役」の上演が行われることもあります。舞台で「性を装う」ことの演劇的効果と、その歴史的・文化的背景を学び、約400年前に書かれたシェイクスピア劇が、21世紀を生きる私たちにどのような視座を投げかけているかを探究します。
本研究会では、「異性装」を扱うシェイクスピア劇を読み、ワークショップ形式で特定のシーンの台詞や演出を実践していきます。戯曲・文献講読は、分担を決めて、担当者が発表し、履修者全員で議論します。戯曲が俳優の身体を通して舞台で上演されるとはどういうことか、実際の舞台上演映像等も活用しながら考察と議論を重ねます。この過程で、履修生は研究テーマを発掘し、リサーチの問いを立てて構想を練って学期末の研究発表に結びつけます。この研究発表を発展させて期末レポートも提出していただきます。継続履修生は、一年の研究成果をまとめた期末レポートを提出していただきます。
言語研究のインターフェース
言語研究と隣接領域の融合を考えるとともに、それを社会創造にどう生かしていけるかを提案する。
言語研究のインターフェース
言語研究と隣接領域の融合を考えるとともに、それを社会創造にどう生かしていけるかを提案する。
Bilingualism and Heritage Languages
This seminar will introduce the main concepts of bilingualism and heritage language as an individual and social issue. In this context, we will focus on the analysis of the Spanish language as a heritage language. The students will develop an understanding of bilingual education and analyze the language problems of ethnic minorities to maintain the heritage languages. We will also focus on materials development for the Spanish heritage language learners.
中国語のデジタル学習環境の構築
本研究会では、外国語―特に中国語学習のための環境整備を目指す。Covid-19感染拡大によるリモート授業の増加を背景として、外国語教育においても、教材のデジタル化に対する需要が高まっている。今後、デジタル教材に求められるのは、学習者全員が一律に行うものではなく、学習者一人一人が自身の習熟度や理解度に応じて学習を進めることのできる、個人最適化された学習環境の構築である。
また、これまでの日本における第二外国語教育は、語彙、文法の習得に重点が置かれる文法訳読法が中心であり、単位を取得しても外国語を「使える」レベルまでには達しないことが多い。近年、英語教育や日本語教育を中心に、学習者のコミュニケーション能力を高めることを目的とした教授法が試されている。こうした知見をどのように第二外国語教育に生かしていけばよいのか。SFCの外国語教育の特徴でもある、直接教授法と併せて考える。
これらの問題意識のもと、本研究会では、以下の4点を念頭に置き、SFCの教材に準拠した新たな教材の開発を進める。
(1)学習ストラテジーに関する調査、研究
(2)既存の教授法、教材の批判的検討
(3)教材の開発
(4)教材の評価
シェイクスピア劇における異性装とジェンダー
演劇は視覚芸術と文学が一体となり、役者の肉体を通して同時に多くの人にメッセージを送れる独特な芸術形態です。本研究会は、演劇研究の導入となることを目指します。2024年度のテーマは、イギリス・ルネサンス期を代表する劇作家ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)が書いた戯曲における「異性装」と「ジェンダー」です。シェイクスピア劇には、『十二夜』のヴァイオラや『お気に召すまま』のロザリンドなど、男装するヒロインが登場します。当時は、聖書の教えを礎とする通念により女性が商業演劇の舞台に出ることができず(イギリスで女優が誕生するのは1660年の王政復古以降)、これらの女性登場人物は、少年俳優が演じることを前提に描かれました。現代では「異性配役」の上演が行われることもあります。舞台で「性を装う」ことの演劇的効果と、その歴史的・文化的背景を学び、約400年前に書かれたシェイクスピア劇が、21世紀を生きる私たちにどのような視座を投げかけているかを探究します。
本研究会では、「異性装」を扱うシェイクスピア劇を読み、ワークショップ形式で特定のシーンの台詞や演出を実践していきます。戯曲・文献講読は、分担を決めて、担当者が発表し、履修者全員で議論します。戯曲が俳優の身体を通して舞台で上演されるとはどういうことか、実際の舞台上演映像等も活用しながら考察と議論を重ねます。この過程で、履修生は研究テーマを発掘し、リサーチの問いを立てて構想を練って学期末の研究発表に結びつけます。この研究発表を発展させて期末レポートも提出していただきます。
言語と思想、言語と芸術
「芸術はこの私たちの生活世界をどのような新しい相貌のもとで示してくれるか」。研究会の根底にあるのはこの問いです。芸術作品がこの「新しさ」を持ちうる限りにおいて、芸術作品自体の「古さ・新しさ」は問題になりません。芸術は、それに接する人間によってたえず命を吹き込まれる存在です。 芸術作品が、私たちの認識を更新してくれる限りにおいて、芸術は決して私たちが生きているこの世界と切り離されたところに存在することはありません。私たちが当然とみなしているこの世界に、根本的な疑問を投げかける契機となるもの、それが芸術作品です。 この研究会は、芸術と人間と世界の関係のありかたを探究していくことを目的とします。とはいえ、抽象的な言語遊戯や、単なる趣味のおしゃべりでは研究となりません。自らの関心対象を具体的に定め、歴史的、社会的文脈にきちんと置くとともに、作品の細部に至るまで丁寧に分析、考察することが求められます。またその考察の結果を、厳密でありつつも、他者と共有できる平明な言葉を用いて、表現することが、大学という場所では大切になります。 この人間の芸術創造を広く探究していこうと考えている人のための研究会です。
具体的には次のようなアプローチの研究を行う事ができます。
表象論:文学作品や、絵画にこめられている文化的文脈や、作品を創造するにあたっての表現・技法の問題を扱う。 物語論:人間の持つ世界の意味付けという能力を通して、人間の世界認識のあり方を考える。 言語思想論:記号論や、意味論などの枠組みを通して、特に文学テキストを分析する。 芸術論:人間の想像力、精神のあり方を芸術作品を通して探る。 特に時代と切り結ぶ芸術のあり方を考える
第⼆⾔語習得研究,異⽂化間コミュニケーションと外国語教育
第⼆⾔語(外国語)でのコミュニケーション能⼒(第⼆⾔語運⽤能⼒)の習得について、理論・⽅法論の理解を深めるとともに、その知⾒を現場に還元できるよう、⾔語教育への⽰唆について考えることを本研究会の⽬標とします。 本研究会では、学習者がどのように⽂法的知識だけでなく、第⼆⾔語(外国語)でコミュニケーションを図るのか、コミュニケーション能⼒をどのように習得してゆくのか等について学びます。それに際し、まずは、研究の基礎(研究テーマはどのように決めるのか、研究の⽬的とは何か、リサーチクエスチョン・仮説はどのように⽴てるのか、研究⽬的にあったリサーチをデザインするとはどういう事なのか)等々の基本的な事項について学び、研究とは何かという事の理解を深めていただきます。 講義、ゲストスピーカーによる講義・ワークショップ、研究書や研究論⽂の講読、履修者によるディスカッションを通して、履修者が、第⼆⾔語習得・外国語教育/教授法・コミュニケーション全般に関する研究領域からテーマを発掘し、実際に卒論研究まで発展できるようにします。
研究対象⾔語は何語でもかまいませんが、論⽂講読、⼝頭発表、レジュメ作成等は⽇本語もしくは英語に限ります。新規履修者は、学期末までに少なくとも研究テーマを決め、その予備研究のリサーチデザインを⽴て、可能な限り研究を遂⾏するところまで持っていきます。継続履修⽣においては、学期末までに、研究もしくはパイロット研究の遂⾏をし、結果をまとめます。卒プロ2の学⽣に関しては、秋学期の終わりまでに研究結果をまとめ、卒業論⽂を執筆します。本研究会の履修⽣は、通常の⽇本の中⾼の英語学習経験者はもちろんのこと、バイリンガルやトライリンガルの⽅もいて、履修者間で⾔語研究についてお互い刺激を与えあうことができる環境なのではないかと思います。 履修者は受⾝的に授業に参加するのではなく、研究内外で⾃律的に研究論⽂を読み、様々な研究を批評する⼒を養うとともに、⾃らの研究の⽅向性をつかんで⾏っていただきたいと思います。私も皆さんと⼀緒に、⾔語習得とはそもそも何なのか、円滑なコミュニケーションとは何か等々について⾊々な⾓度から再検討して⾏けたらと思っています。 以下、今までの履修⽣の研究テーマを抜粋。 ・⽇本における英語初等教育(チャンツ・絵本読み聞かせ) ・英語初等教育におけるCLIL授業 ・英語学習におけるグルワの有効性について:社会⽂化理論の観点から ・バイリンガル話者による⽇英会話の分析 ・スピーキング・タスクにおけるピア・ラーニングの効果 ・⽇本⼈がカタカナ英語を使⽤する要因とその改善策 ・お笑いにおける「スベリ」の語⽤論的分析 ・英語と⽇本語の⼆⾔語話者によるコードスイッチング ・⾔語とアイデンティティー ・英語学習における動機づけについての研究 ・⽇本語の会話に⾒られる男⼥差―男⼥の笑いの違いについて― ・アメリカ⼈の”Sarcasm”と⽇本⼈の”⽪⾁”の違い ・⽇本⼈による「⾃虐」発話⾏為研究 ・現代の⽇本⼈⼤学⽣が⾏う「褒め」の⾔語活動についての考察 ・L1中国語話者によるL2⽇本語での発話⾏為研究 ・ミュージカルを⽤いた英語学習:語⽤論的能⼒の習得研究 ・バイリンガルにおける⾔語能⼒評価テスト作成の提案 ・⼩・中学⽣英語学習者におけるフォニック英語学習の効果 ・TOEFL/TOEFL対策 ⾃⼰記録学習法の紹介と実践 ・韓国⼈⽇本語学習者による敬語授受表現の習得研究 ・⽇本語学習環境要因と動機づけに関する研究
★⽂献の講読は、分担を決め、担当者が発表し、履修⽣全員でディスカッションします。 初めて第⼆⾔語習得や(異⽂化間)コミュニケーションについて勉強する⽅、本研究会初回履修者は学期が始まる前にメールで、基礎的文献など紹介します。
言語と思想、言語と芸術
「芸術はこの私たちの生活世界をどのような新しい相貌のもとで示してくれるか」。研究会の根底にあるのはこの問いです。芸術作品がこの「新しさ」を持ちうる限りにおいて、芸術作品自体の「古さ・新しさ」は問題になりません。芸術は、それに接する人間によってたえず命を吹き込まれる存在です。 芸術作品が、私たちの認識を更新してくれる限りにおいて、芸術は決して私たちが生きているこの世界と切り離されたところに存在することはありません。私たちが当然とみなしているこの世界に、根本的な疑問を投げかける契機となるもの、それが芸術作品です。 この研究会は、芸術と人間と世界の関係のありかたを探究していくことを目的とします。とはいえ、抽象的な言語遊戯や、単なる趣味のおしゃべりでは研究となりません。自らの関心対象を具体的に定め、歴史的、社会的文脈にきちんと置くとともに、作品の細部に至るまで丁寧に分析、考察することが求められます。またその考察の結果を、厳密でありつつも、他者と共有できる平明な言葉を用いて、表現することが、大学という場所では大切になります。 この人間の芸術創造を広く探究していこうと考えている人のための研究会です。
具体的には次のようなアプローチの研究を行う事ができます。
表象論:文学作品や、絵画にこめられている文化的文脈や、作品を創造するにあたっての表現・技法の問題を扱う。 物語論:人間の持つ世界の意味付けという能力を通して、人間の世界認識のあり方を考える。 言語思想論:記号論や、意味論などの枠組みを通して、特に文学テキストを分析する。 芸術論:人間の想像力、精神のあり方を芸術作品を通して探る。 特に時代と切り結ぶ芸術のあり方を考える
Bilingualism and Heritage Languages
This seminar will introduce the main concepts of bilingual education including its types, factors and variables. We will analyze bilingual education policies and practices. The students will develop an understanding of bilingual education and analyze the language policies and practices to promote language maintenance and revitalization of the heritage language among ethnic minorities.
言語研究のインターフェース
言語研究と隣接領域の融合を考えるとともに、それを社会創造にどう生かしていけるかを提案する。
言語と思想、言語と芸術
「芸術はこの私たちの生活世界をどのような新しい相貌のもとで示してくれるか」。研究会の根底にあるのはこの問いです。芸術作品がこの「新しさ」を持ちうる限りにおいて、芸術作品自体の「古さ・新しさ」は問題になりません。芸術は、それに接する人間によってたえず命を吹き込まれる存在です。 芸術作品が、私たちの認識を更新してくれる限りにおいて、芸術は決して私たちが生きているこの世界と切り離されたところに存在することはありません。私たちが当然とみなしているこの世界に、根本的な疑問を投げかける契機となるもの、それが芸術作品です。 この研究会は、芸術と人間と世界の関係のありかたを探究していくことを目的とします。とはいえ、抽象的な言語遊戯や、単なる趣味のおしゃべりでは研究となりません。自らの関心対象を具体的に定め、歴史的、社会的文脈にきちんと置くとともに、作品の細部に至るまで丁寧に分析、考察することが求められます。またその考察の結果を、厳密でありつつも、他者と共有できる平明な言葉を用いて、表現することが、大学という場所では大切になります。 この人間の芸術創造を広く探究していこうと考えている人のための研究会です。
具体的には次のようなアプローチの研究を行う事ができます。
表象論:文学作品や、絵画にこめられている文化的文脈や、作品を創造するにあたっての表現・技法の問題を扱う。 物語論:人間の持つ世界の意味付けという能力を通して、人間の世界認識のあり方を考える。 言語思想論:記号論や、意味論などの枠組みを通して、特に文学テキストを分析する。 芸術論:人間の想像力、精神のあり方を芸術作品を通して探る。 特に時代と切り結ぶ芸術のあり方を考える
言語研究のインターフェース
言語研究と隣接領域の融合を考えるとともに、それを社会創造にどう生かしていけるかを提案する。
第⼆⾔語習得研究,異⽂化間コミュニケーションと外国語教育
第⼆⾔語(外国語)でのコミュニケーション能⼒(第⼆⾔語運⽤能⼒)の習得について、理論・⽅法論の理解を深めるとともに、その知⾒を現場に還元できるよう、⾔語教育への⽰唆について考えることを本研究会の⽬標とします。 本研究会では、学習者がどのように⽂法的知識だけでなく、第⼆⾔語(外国語)でコミュニケーションを図るのか、コミュニケーション能⼒をどのように習得してゆくのか等について学びます。それに際し、まずは、研究の基礎(研究テーマはどのように決めるのか、研究の⽬的とは何か、リサーチクエスチョン・仮説はどのように⽴てるのか、研究⽬的にあったリサーチをデザインするとはどういう事なのか)等々の基本的な事項について学び、研究とは何かという事の理解を深めていただきます。 講義、ゲストスピーカーによる講義・ワークショップ、研究書や研究論⽂の講読、履修者によるディスカッションを通して、履修者が、第⼆⾔語習得・外国語教育/教授法・コミュニケーション全般に関する研究領域からテーマを発掘し、実際に卒論研究まで発展できるようにします。
研究対象⾔語は何語でもかまいませんが、論⽂講読、⼝頭発表、レジュメ作成等は⽇本語もしくは英語に限ります。新規履修者は、学期末までに少なくとも研究テーマを決め、その予備研究のリサーチデザインを⽴て、可能な限り研究を遂⾏するところまで持っていきます。継続履修⽣においては、学期末までに、研究もしくはパイロット研究の遂⾏をし、結果をまとめます。卒プロ2の学⽣に関しては、秋学期の終わりまでに研究結果をまとめ、卒業論⽂を執筆します。本研究会の履修⽣は、通常の⽇本の中⾼の英語学習経験者はもちろんのこと、バイリンガルやトライリンガルの⽅もいて、履修者間で⾔語研究についてお互い刺激を与えあうことができる環境なのではないかと思います。 履修者は受⾝的に授業に参加するのではなく、研究内外で⾃律的に研究論⽂を読み、様々な研究を批評する⼒を養うとともに、⾃らの研究の⽅向性をつかんで⾏っていただきたいと思います。私も皆さんと⼀緒に、⾔語習得とはそもそも何なのか、円滑なコミュニケーションとは何か等々について⾊々な⾓度から再検討して⾏けたらと思っています。 以下、今までの履修⽣の研究テーマを抜粋。 ・⽇本における英語初等教育(チャンツ・絵本読み聞かせ) ・英語初等教育におけるCLIL授業 ・英語学習におけるグルワの有効性について:社会⽂化理論の観点から ・バイリンガル話者による⽇英会話の分析 ・スピーキング・タスクにおけるピア・ラーニングの効果 ・⽇本⼈がカタカナ英語を使⽤する要因とその改善策 ・お笑いにおける「スベリ」の語⽤論的分析 ・英語と⽇本語の⼆⾔語話者によるコードスイッチング ・⾔語とアイデンティティー ・英語学習における動機づけについての研究 ・⽇本語の会話に⾒られる男⼥差―男⼥の笑いの違いについて― ・アメリカ⼈の”Sarcasm”と⽇本⼈の”⽪⾁”の違い ・⽇本⼈による「⾃虐」発話⾏為研究 ・現代の⽇本⼈⼤学⽣が⾏う「褒め」の⾔語活動についての考察 ・L1中国語話者によるL2⽇本語での発話⾏為研究 ・ミュージカルを⽤いた英語学習:語⽤論的能⼒の習得研究 ・バイリンガルにおける⾔語能⼒評価テスト作成の提案 ・⼩・中学⽣英語学習者におけるフォニック英語学習の効果 ・TOEFL/TOEFL対策 ⾃⼰記録学習法の紹介と実践 ・韓国⼈⽇本語学習者による敬語授受表現の習得研究 ・⽇本語学習環境要因と動機づけに関する研究
★⽂献の講読は、分担を決め、担当者が発表し、履修⽣全員でディスカッションします。 初めて第⼆⾔語習得や(異⽂化間)コミュニケーションについて勉強する⽅、本研究会初回履修者は以下の⽂献が読みやすく、第⼆⾔語習得について理解するのには、いいかと思い、推奨します。1.⽩井恭弘著『外国語学習の科学』 2.迫⽥久美⼦著『⽇本語教育に⽣かす第⼆⾔語習得』また英語では、Lightbown and Spada (2013) のHow languages are learned.も基礎的⽂献としてお勧めです。
学部⽣を対象に書かれた以下の⽂献もお勧めです。 「⽇本語教育への道しるべ 第3巻 ことばの教え⽅を知る」(凡⼈社)です。内容は、1章外国語教授法、2章コースデザイン、3章・4章⽂法の指導法(初級・中級)5章・6章4技能の指導法(初級・中級)、7章教案作成・実習、8章教材分析・開発です。 また、このシリーズの第⼆巻「ことばのしくみを知る」の第1章では、第⼆⾔語習得論について書かれているので、それは授業で取り上げます。また、私が編著を担当した第4巻の「ことばのみかたを知る」から、質的研究・量的研究・⾔語の対照(⽇英・⽇中)なども授業内で取り上げる予定です。
第⼆⾔語習得研究,異⽂化間コミュニケーションと外国語教育
第⼆⾔語(外国語)でのコミュニケーション能⼒(第⼆⾔語運⽤能⼒)の習得について、理論・⽅法論の理解を深めるとともに、その知⾒を現場に還元できるよう、⾔語教育への⽰唆について考えることを本研究会の⽬標とします。 本研究会では、学習者がどのように⽂法的知識だけでなく、第⼆⾔語(外国語)でコミュニケーションを図るのか、コミュニケーション能⼒をどのように習得してゆくのか等について学びます。それに際し、まずは、研究の基礎(研究テーマはどのように決めるのか、研究の⽬的とは何か、リサーチクエスチョン・仮説はどのように⽴てるのか、研究⽬的にあったリサーチをデザインするとはどういう事なのか)等々の基本的な事項について学び、研究とは何かという事の理解を深めていただきます。 講義、ゲストスピーカーによる講義・ワークショップ、研究書や研究論⽂の講読、履修者によるディスカッションを通して、履修者が、第⼆⾔語習得・外国語教育/教授法・コミュニケーション全般に関する研究領域からテーマを発掘し、実際に卒論研究まで発展できるようにします。
研究対象⾔語は何語でもかまいませんが、論⽂講読、⼝頭発表、レジュメ作成等は⽇本語もしくは英語に限ります。新規履修者は、学期末までに少なくとも研究テーマを決め、その予備研究のリサーチデザインを⽴て、可能な限り研究を遂⾏するところまで持っていきます。継続履修⽣においては、学期末までに、研究もしくはパイロット研究の遂⾏をし、結果をまとめます。卒プロ2の学⽣に関しては、秋学期の終わりまでに研究結果をまとめ、卒業論⽂を執筆します。本研究会の履修⽣は、通常の⽇本の中⾼の英語学習経験者はもちろんのこと、バイリンガルやトライリンガルの⽅もいて、履修者間で⾔語研究
についてお互い刺激を与えあうことができる環境なのではないかと思います。 履修者は受⾝的に授業に参加するのではなく、研究内外で⾃律的に研究論⽂を読み、様々な研究を批評する⼒を養うとともに、⾃らの研究の⽅向性をつかんで⾏っていただきたいと思います。私も皆さんと⼀緒に、⾔語習得とはそもそも何なのか、円滑なコミュニケーションとは何か等々について⾊々な⾓度から再検討して⾏けたらと思っています。 以下、今までの履修⽣の研究テーマを抜粋。 ・⽇本における英語初等教育(チャンツ・絵本読み聞かせ) ・英語初等教育におけるCLIL授業 ・英語学習におけるグルワの有効性について:社会⽂化理論の観点から ・バイリンガル話者による⽇英会話の分析 ・スピーキング・タスクにおけるピア・ラーニングの効果 ・⽇本⼈がカタカナ英語を使⽤する要因とその改善策 ・お笑いにおける「スベリ」の語⽤論的分析 ・英語と⽇本語の⼆⾔語話者によるコードスイッチング ・⾔語とアイデンティティー ・英語学習における動機づけについての研究 ・⽇本語の会話に⾒られる男⼥差―男⼥の笑いの違いについて― ・アメリカ⼈の”Sarcasm”と⽇本⼈の”⽪⾁”の違い ・⽇本⼈による「⾃虐」発話⾏為研究 ・現代の⽇本⼈⼤学⽣が⾏う「褒め」の⾔語活動についての考察 ・L1中国語話者によるL2⽇本語での発話⾏為研究 ・ミュージカルを⽤いた英語学習:語⽤論的能⼒の習得研究 ・バイリンガルにおける⾔語能⼒評価テスト作成の提案 ・⼩・中学⽣英語学習者におけるフォニック英語学習の効果 ・TOEFL/TOEFL対策 ⾃⼰記録学習法の紹介と実践 ・韓国⼈⽇本語学習者による敬語授受表現の習得研究 ・⽇本語学習環境要因と動機づけに関する研究
★⽂献の講読は、分担を決め、担当者が発表し、履修⽣全員でディスカッションします。 初めて第⼆⾔語習得や(異⽂化間)コミュニケーションについて勉強する⽅、本研究会初回履修者は以下の⽂献が読みやすく、第⼆⾔語習得について理解するのには、いいかと思い、推奨します。1.⽩井恭弘著『外国語学習の科学』 2.迫⽥久美⼦著『⽇本語教育に⽣かす第⼆⾔語習得』また英語では、Lightbown and Spada (2013) のHow languages are learned.も基礎的⽂献としてお勧めです。
学部⽣を対象に書かれた以下の⽂献もお勧めです。 「⽇本語教育への道しるべ 第3巻 ことばの教え⽅を知る」(凡⼈社)です。内容は、1章外国語教授法、2章コースデザイン、3章・4章⽂法の指導法(初級・中級)5章・6章4技能の指導法(初級・中級)、7章教案作成・実習、8章教材分析・開発です。 また、このシリーズの第⼆巻「ことばのしくみを知る」の第1章では、第⼆⾔語習得論について書かれているので、それは授業で取り上げます。また、私が編著を担当した第4巻の「ことばのみかたを知る」から、質的研究・量的研究・⾔語の対照(⽇英・⽇中)なども復習を兼ねて授業内で取り上げるかもしれません。