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This course employs case studies in its discussion of mobile and distributed programming space programming context-aware programming intellectual information space construction and ubiquitous service architecture.
「腸内細菌が私たちの行動を支配している!?」「太ってしまうのは実は腸内細菌のせいだった!?」
実はこれらは嘘のような本当の話です。私たちのおなか、すなわち腸管内には体を構成する全細胞数と同じくらい、あるいはそれ以上と見積もられている腸内細菌が生息しています。腸内細菌の集団を腸内細菌叢と呼びますが、これらが宿主の腸管神経細胞や内分泌細胞、免疫細胞とクロストークすることで、われわれの体に様々な影響を与えています。本講義では、健康維持・増進に寄与する腸内細菌叢の機能や、ビフィズス菌や乳酸菌などのプロバイオティクスを含むヨーグルトなどの乳製品の機能について概説するとともに、粘膜免疫系の発達における腸内細菌叢の役割や、腸内細菌叢のバランスの乱れがもたらす様々な疾患、それらの適切な制御による疾患予防・治療方法について、最新の知見も交えながら解説します。
ゲノム分子生物学は21世紀の生物学を担う学問の一つである。すなわち、生命科学を専攻する大学生・大学院生にとって必須の学問分野であるといっても過言ではない。本授業(ゲノム分子生物学1)と秋学期のゲノム分子生物学2を履修することで、該当分野の基本的な事象から、最先端の議論にまで触れることになる。授業は教科書「Genome 4」にそって行なわれるが、講師3人がそれぞれ、分子生物学やゲノム研究に従事してきた経験から、より具体的な解説を行なう。特に、ゲノム分子生物学1ではゲノムの構造から塩基配列の決定まで、実験技術に根ざした講義を行なう。
ゲノム分子生物学1で学んだ、ゲノムの構造やそれを解析するための実験手法を基軸にすえながら、ゲノム分子生物学2では、DNA複製、転写、RNAプロセシング等、様々な遺伝子制御機構の詳細やプロテオーム解析研究を解説する。また、ゲノムの変異、組み換えなどの事象を検討し、最終的には系統・進化学的な議論を行なう。この授業も分子生物学やゲノム研究の現場にいる3人の講師が最新の情報などを織り交ぜながら講義する。
生命現象を包括的に理解するためには、ゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム情報に加えて、ゲノム情報の最終産物であるメタボローム情報が必要である。メタボロミクスは、細胞の制御機能の解明のみならずシグナル伝達経路、酵素の機能解明、代謝異常かがんなどの機序解明、バイオマーカーの探索などに対して有効な解決策を与えるのではないかと期待されている。本科目では、メタボロミクスを理解するために代謝物質、代謝経路、メタボローム測定技術などを習得し、メタボロミクスを植物やがん研究に応用した例を学ぶ。
・「グローバル・パートナーズ・ネットワーキング」(GRプログラムサティフィケート修得要件科目) ―GRが提携先としている内外の大学、研究機関等を拠点として行うフィールドワーク ・「グローバル・イシュー・プラクティス」(GRプログラムサティフィケート修得要件科目) ―グローバルな政策課題に対して自分なりの政策提言あるいは仮説に基づくフィールドワーク
個人の研究テーマに関連した国内外での実地調査や研究活動(フィールドワーク)あるいは就業体験(インターンシップ)を行い、具体的な成果を挙げることが当科目の目的です。活動前に「研究計画書」等の書類を提出し、研究計画書の内容について書類選考が行われ、選考に通過した者のみ活動の翌学期において履修申告が認められます。申請方法、活動期間などの詳細は塾生の皆様へwebサイトをよく確認してください。 活動は春季・夏季休業期間中に行うものとします。活動前には各自がアドバイザーとして選定した教員より、3時間以上を基準にした事前オリエンテーションを受けることが必要です。活動時間に関しては、フィールドワークの場合は実質45時間以上、インターンシップの場合は実質70時間以上の活動となることが前提です。なお、インターンシップで申請する場合は、各自のアドバイザー教員が実習内容に密に関わっているものであることが前提です。研究テーマと関わりのない活動は申請不可です。 活動実施後は、レポートを提出してください。レポート課題については塾生の皆様へwebサイトで告知しますので、履修申告をした学期は留意しておいてください。
塾生サイト: https://www.students.keio.ac.jp/sfc/gsmg/class/fieldwork/
・「グローバル・パートナーズ・ネットワーキング」(GRプログラムサティフィケート修得要件科目) ―GRが提携先としている内外の大学、研究機関等を拠点として行うフィールドワーク ・「グローバル・イシュー・プラクティス」(GRプログラムサティフィケート修得要件科目) ―グローバルな政策課題に対して自分なりの政策提言あるいは仮説に基づくフィールドワーク
個人の研究テーマに関連した国内外での実地調査や研究活動(フィールドワーク)あるいは就業体験(インターンシップ)を行い、具体的な成果を挙げることが当科目の目的です。活動前に「研究計画書」等の書類を提出し、研究計画書の内容について書類選考が行われ、選考に通過した者のみ活動の翌学期において履修申告が認められます。申請方法、活動期間などの詳細は塾生の皆様へwebサイトをよく確認してください。 活動は春季・夏季休業期間中に行うものとします。活動前には各自がアドバイザーとして選定した教員より、3時間以上を基準にした事前オリエンテーションを受けることが必要です。活動時間に関しては、フィールドワークの場合は実質45時間以上、インターンシップの場合は実質70時間以上の活動となることが前提です。なお、インターンシップで申請する場合は、各自のアドバイザー教員が実習内容に密に関わっているものであることが前提です。研究テーマと関わりのない活動は申請不可です。 活動実施後は、レポートを提出してください。レポート課題については塾生の皆様へwebサイトで告知しますので、履修申告をした学期は留意しておいてください。
塾生サイト: https://www.students.keio.ac.jp/sfc/gsmg/class/fieldwork/
This course aims to understand the structural characters of nucleic acids and proteins. 本科目では、タンパク質や核酸などの生命分子を題材に、生命分子構造に関する基礎的内容を講義する。
ファイナンス理論、特に証券投資論とデリバティブ理論を学びます。
ここでのキーワードはリスクとリターンです。様々なリスクとリターンを持った資産が存在する市場で、個人はどのように資産を組み合わせてポートフォリオを決定すべきなのか、そして、その結果、市場はどのようになるのかについて学習します。これらは単なる抽象的な理論ではなく、現実のデータに基づいているもので、実務にも幅広く応用されています。
※理解を深めるために、授業中に何回か実データによる分析課題を出題し、履修者各自が発表を行うこととします。
暗号技術、認証技術、セキュリティ問題、セキュリティ脆弱性の具体例、情報セキュリティマネージメント規格など幅広いセキュリティ知識を学ぶ。更に、情報セキュリティリスクのマネージメントの重要性を理解する。セキュリティ問題の変化、対応策の変化、仮想化、クラウド化、AI処理の影響等、技術面や利用面での時代の変化に応じて、内容を随時更新していく。
幅広い知識を獲得するため、調査レポートの作成が複数ある。
Webはインターネット上で情報を提供する重要な基盤となっていて,無くてはならない存在になっています.この授業では,Web技術について,HTML, CSS, JavaScriptなどのWebページの記述,Webサーバおよびフォームの取扱いからはじめ,XMLやRDFなどの基盤となる技術について取り扱います.
世の中には様々なプログラミング言語が存在し、それぞれが様々な特徴を持っている。この授業では、そのようなプログラミング言語の背後にある共通の概念についてとりあげる。具体的には、形式文法、データ型、プログラミング・パラダイム、 並列プログラミング、プログラムの検証、意味論などの概略を紹介し、コンピュータ・サイエンスの専門的な研究を行うための広範囲の基礎知識を得ることを目的とする。あくまで理論的な理解を主眼としており、具体的なプログラミングの演習ではないことに注意。
本スタジオは、建築設計の初歩段階の履修者を対象とする。
近代建築で名作と呼ばれる住宅の分析を行い、その分析手法を用いながら実際の敷地で住宅設計を行う。
課題は以下の通り、
1)名作と呼ばれる住宅を一つ選んで分析を行うー空間の幾何学的分析、設計プロセスの中心となるコンセプトなどを抽出する。
2)実際の敷地を対象にして行う住宅設計課題。第一課題で明らかになった設計のコンセプトを用いながら住宅設計を行う。
デザインスタジオ(都市と建築)は、建築デザイン、アーバンデザイン、ランドスケープデザインを専門とすることを目指す学生を対象とした環境デザイン演習のスタジオです。環境デザインとは、環境に関わる多様な課題や複雑な問題を総合的に捉え、空間的なしつらえとその利用方法として具体的な解決方法を考案していく作業です。デザインには単純な一方向的プロセスではなく、アイデアの構築と破壊を幾度となく繰り返して行う粘り強い努力が必要で、その過程ではアイデアを素早く視角化したり、空間とアクティビティに想像力をはたらかせたり、技術的実現性を検討したりといった様々な能力が要求されます。そしてさらに構想した提案を将来の利用者に理解させ、共感を得られるように解説できる表現能力が必要です。このようなデザインの過程について、実際の都市空間を対象とし現実的な条件を想定した演習を通して体験することで、実践的なデザインのスキルを習得することが授業の目的です。このスタジオでは対象地域の歴史・文化、自然、産業、コミュニティ、などの都市環境要素を分析し、地域固有の問題や場の論理を読み取り。その上で、サステイナビリティへの要求、環境共生への配慮、都市機能の更新手法、或いは地域コミュニティの再生などの都市を取り巻く一般的問題に対して、これからの都市環境のデザイン提案を行います。演習の指導は、実社会の現場で実務に従事する講師グループによって行われます。この授業では、調査から計画立案、プレゼンテーションまでの一貫した作業を通して環境デザインの方法論を学習することが求められます。
本講義は電子工作の初心者を対象に、Arduinoというマイコンボード/開発環境を使用して、電子工作の基礎を学び、アイディアを形にするスキルを習得することを目標とします。パーソナル・ファブリケーションのための工作機械やプログラミングツールが普及し、個人でもメーカーに準ずる製品開発ができるようになりました。また、ハードウェアプロトタイピングは、製品開発に限らず、デザインや表現領域等様々なプロジェクトを進行するうえで重要な役割を担います。実際に作品制作を通してアイディアから自身で回路設計をし、動くプロトタイプをつくる体験をします。アナログ/デジタル回路の基礎理論の解説ではなく、電子回路を使用したものづくりの基礎スキルの習得を目指します。
本講義の主題は、環境、タスク、人間の関係を考慮し、スポーツをはじめとする身体運動における人間の知覚-運動スキルについて理解することである。特に「モーター・ビヘイビア(motor behavior: 運動行動)」の学問分野を中心に、知覚および運動に関する代表的な理論について理解し、簡単な演習問題等を通して人間の持つ非言語的、包括的な身体の知について考察をすることを目的とする。
1990年代以降の世界は、いわゆる経済面でのグローバリズムの進行を経験しながら、同時に東西冷戦構造の終焉とともに勃発した地域紛争と背中合わせとなる状態に置かれるようになり、紛争解決が半ば放置された結果としての「失敗国家(failed state)」から発せられる脅威にも遭遇した。また、気候変動やエボラ出血熱のようなパンデミックに代表される課題のように、主権国家や地域フォーラム、あるいは政治イデオロギーで結ばれたブロック等による対応が無力に等しい、広範な連携と地球規模での取組みが不可欠となる危急を要する脅威が注目され、その対応策や解決策が様々なフォーラムで模索されるようになっている。本講義では、このような対応を要するイシューを幅広く取り扱い、多国間協調に基づくガバナンスのあり方を検討する。
This course is jointly conducted with Yonsei University in Seoul, Korea and Fudan University in Shanghai, China through Distance Learning (DL), simultaneously connected via web conference.
This course will examine comparative governance and foreign policies in East Asia. The main objective of this course is to analyze Japan's domestic politics, institutions and legal structures that relates to the foreign policy. This course also covers the comparative perspectives of governance and foreign policies of China, Korea, and ASEAN member states.
This course previously offered chances for students from Keio, Yonsei and Fudan university to interact together face-to-face. However, amid the spread of COVID-19, we are unable to let students to travel to visit universities at least in Fall Semester 2021.
In stead, we are providing all programs online. There will be 1) individual lectures, 2) joint lectures (Keio-Yonsei-Fudan), 3) online students workshop and presentations.
「学習」というと一般的には「学校で習う勉強」を考えがちですが、人間の学習とはずっと多種多様で幅広いものです。子どものことばや概念の学習、読み書きの学習のような日常生活を通して行われる学習、主に学校教育を通じて学ばれる物理学、数学などの学術の学習から、チェスや碁、音楽などの分野での学習、までを射程とし、それぞれのタイプの学習で知識、技能が習熟していく認知メカニズムを分析します。今、日本の子どもたちの学力低下、特に「使える知識」「応用力」の低下が懸念されています。学習の認知プロセスの観点から、使える知識とは何か、真の学力とは何かを考察し、真の学力をつけるための学習環境,特にプロジェクトベースの探求型学習について考えて行きます。できるかぎりオンキャンパスで対面のディスカッションをする予定ですが、コロナ感染の状況により、適宜オンラインに切り替えます
- 私たちはどのように物の大きさや色、奥行きを見ているのでしょうか?
- 私たちはどのように経験や学びを蓄積させていくのでしょうか?
- 私たちはどのように質感や感性を認識するのでしょうか?
これらの疑問は、私たちは身体の内外の世界をどのように知覚・認知しているかという疑問に含まれます。本講義は、知覚・認知の法則に迫ります。
受講生は、本講義で知覚・認知の不思議を概念や数式で端的に定式化することやモデルを用いて知覚・認知現象を予測することの一側面を知ることができます。
この講義では、パーソナリティ発達論で扱ったこころのモデルをベースに、乳幼児期から児童期にかけて発達してきた心的な世界が、後の青年期、壮年期、老年期を通して、周囲とのかかわりの中でさらにどのように変容していくかを考える。現代の精神分析的な視点から、家族・自己愛・アイデンティティ・対象喪失・心的外傷など、心をめぐるさまざまなトピックを、映画、ドキュメントなどの素材を用いたり、ゲストレクチャーなどを通して、各自が実感し、深く考えていくことを目標にする。
人は如何に状況に応じてことばを選び,コミュニケーションを図るのか。またそれを,自身の母語ではなく,第二言語で行おうとした場合,どのような困難さが予測されるのか。本講義では,学習者が第二言語で織りなすコミュニケーションに着目し,様々な状況下におけることばの選択やその意味するところ,解釈のなされ方 等,コミュニケーションの諸相を捉えるべく,理論的及び実践的な観点から考察する。本講義では,第二言語習得の歴史と習得理論,年齢・学習者の母語及び母文化,学習者の性格や適性などの第二言語習得に関わる要因などについての基礎的知識構築を図るとともに,第二言語習得研究の定量分析,定性分析についても学ぶ。最後に,実際に第二言語習得研究のミニプロジェクトをグループで遂行することにより,研究設問の立て方,また研究設問にあったリサーチデザイン,結果の分析方法についても実践的に学ぶ。
The course aims to introduce students to basic concepts of semantics and methods for practical analysis of linguistic data. We will put particular focus on the analysis of lexical meaning from a cognitive linguistic perspective. What is the mechanism behind our understanding of lexical meaning? How are our concepts structured via metaphors other conceptual operations? What might we be able to learn from the analysis of culturally significant lexical items? These are basic research questions of this course. Graduate students who have already taken this course are expected to enhance their skill further and to tackle on a research question which will result in a professional presentation.
生体内分子の分析手法のひとつである質量分析の概要を述べるとともに、その基礎原理や活用事例について講義する。