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この講義は、日本社会が「言語的文化的な多様性を受け入れる」方向にすすむためのコミュニケーションの課題とその解決策の模索を行います。そのために、文化的差異にかかわって生み出される不均衡(ふきんこう)な力関係に注目します。マクロな文脈(歴史的経緯や政治的経済的状況など)を視野に入れながら、ミクロの文脈で作用している複雑な力関係が、なぜ・どのように生じているのか検討します。
前半は、日本社会に生きる履修者が自分事として考えられるような話題/事例を取り上げ、文化の違いがどのように立ち現れて固定化し強化され、微細(びさい)な権力作用が立ちあらわれるのか分析します。後半は、グループワークを行います。自分たちの経験から問題提起&オルタナティブ(代替)なコミュニケーションの可能性を探る制作物をつくり、発表して意見交換します。
The focus of this Project course is on providing ample opportunity to improve your writing for academic or work purposes. Learners will have the opportunity to explore several self-directed learning courses and apply the concepts in their own writing. There will also be chances to do timed writing and vocabulary building exercises.
地理学とは、地表上の空間における自然と人間の諸活動を対象とする学問である。情報通信技術の進歩により、様々な地理情報はインターネット上で容易に入手することが可能となった。スマートフォンなどでインターネットに常時接続ができる環境にあるため、地理情報を暗記することは必ずしも必要ではない。今日、我々に求められているのは、地理情報の活用法を身につけることである。だが、高校で地理を履修しない学生が多いため、それらを十分に活用出来ていないのが現状である。本講義では、文字情報をはじめとして、地図や写真、映像など、様々な地理情報を伝達するメディアについて講じる。
もの・サービスがあふれる今日もの・サービスだけを提供する従来のビジネスモデルに代わり、例えばappleのSteve Jobsが創業時より追い求めた「人を幸せにする」ことを具現化するシステムとしてのビジネスモデルが要求されるようになった。また、IoTの驚くほどのスピードでの社会浸透に伴い、個益と公益がシームレスに繋がる社会システムの実現が可能となりつつある。
日本の医療現場は、個と公のバランスの取れた強固な財政基盤の上に成立し、常に最新の技術を取り入れ、個益としての最良の治療環境を提供し、世界一の長寿国という公益を実現し世界から注目されている。
医療現場では臨床医達が最良の治療環境という個益(Value)を提供しようと、日夜イノベーション思考をフル稼働させ未来への希望を提供し続けている。ただし、臨床医は常に目の前の患者が希望を託す未来とは何かを正確に理解しておく必要があり、それを突き詰めればSOL (Sanctity of Life 生命の尊厳)かQOL(Quality of Life 人生の質)かの選択に行き着く。
本授業では、理想的な未来とは何かを全てのセッションを通じての基本テーマとして討論を続け、明確な未来像を各自が描ける様にし、それを基準に現在社会の抱える課題を探し出し、それを解決しながら理想の未来を作り上げる構想を組み立てて行く。
このプロセスを通じ、問題解決に必要なスキルを身につける為に、生活・健康・医療に関連する複数の社会的プロジェクトを参考事例としながら、現実社会を自分の目で見据えた具体的な提案をしてもらう。
情報社会におけるプロジェクトの構造は激変しています。多様化する価値観の中で、社会的意義のある様々なプロジェクトを立ち上げていかなければならない時代です。本授業では、プロジェクトの作り方について、実践を通して習得することを目的としています。
まず、情報の編集、収集、調査、評価、表現、合成、表現について理解を深めます。そして、歴史的背景や社会的背景などのトータルな流れを把握し、当事者としての問題意識を生き生きとさせ、特定のコミュニティのニーズや新しいシーズなどの様々な特徴を収集し、それらを組み合わせて新しい流れや実践を生み出すプロセスを理解する。これらのフレームワークを活用し、プロジェクトを展開することで、実践力のブラッシュアップを目指します。
新規事業創造ワークショップ
新規事業計画の作成方法について講義する。
ステークホルダーマッピング、コアイシューマッピング、クロノロジー、社会資源、SWOT分析 新規事業計画書の作成 プレゼンテーションとカウンセリングを実施
法律や契約、判例といった「法」は社会の重要なインフラあるいはOSであり、産業や文化にも大きな影響を与えます。特に社会変化が激しいと言われる近年においては、これらの法の解釈に「ゆらぎ」が生じており、法をどのように解釈し、どうデザインするか、という視点を持つことが、産業や文化の促進においてますます重要になってきているように思われます。
本講義では、法律や契約、判例といった法が、いかに日本や諸外国の産業・文化に影響を与えてきたのか、そして今後寄与できるのか、ということを様々な事例を通して探求していきます。特に、講師が提唱している「リーガルデザイン」という概念を梃子に、既存の事業、サービス、表現等を法的観点から分析・検討することで、既存の事業経営、産業・文化政策等にこれまでなかった視点を見出すことができないか、という新しい試みです。政策・経営等を「リーガルデザイン」し、日本の政策・経営等をアップデートしていく視点の滋養と、そのような視点を持った人材の育成を目標とします。
The objective of this course is to give students an introduction to critical legal thinking by studying the nature of “law” and providing an overview of “legal reasoning”. The topics will address many different issues and debates but we will focus particularly on the following questions:
What is the role of law in our society?
How does law justify itself?
How does law relate to ethics and morality?
What happens when opposing rights conflict with each other?
What defines power in a juridical system?
What are the strength and weaknesses of democracy?
環境問題は自然と人間の相互作用から生じるものであり、その理解と解決には両者の科学的理解が不可欠である。本授業では、主要な地球環境問題の一つである「砂漠化」と、世界の自然保護活動の最前線である「保護地域」を題材に、自然と人間の様々な側面を計測(センシング)する技術および計測データの解析技術を学習する。講義と実習を通じて多様な計測技術を学んだ後、複数の計測技術を組み合わせることで何ができるのか、今後さらにどのような技術が必要なのか等をワークショップ形式で検討する。
革新的なアイデアを発想し、遂行するためにはどうすれば良いでしょうか。そのためには、ひとりひとりが「発想する力」と「協働する力」を身につけ、自分なりの「独創と共創の方法論」を開発すること、そしてそれを実際に「試行してみる」ことが必要です。
本授業では、授業前半ではいくつかの課題(未来のテーマ)をもとに、「アイデアを考える技術」と「コラボレーションする技術」の双方を学びます。そして授業中盤から後半では山梨県富士吉田市を念頭に、未来のプロダクト開発・実装、持続可能な事業モデルの構築に挑戦することを計画しています。一過性のスキルやフレームワークの修得を超えた【発想体質化】、【創造性の土壌を育むこと】、【未来の事業モデルの創出】を目指します。
雑誌や新聞のインタビューや対談記事は、実は話していたことをそのまま文字にしているわけではありません。そこにはかなりの「加工(編集)」が施されています。それぞれ編集者・記者・ライターの記事を「より面白くしたい」という思惑と、文章を「より読みやすくする」ための技術が詰め込まれているのです。この授業では、みなさんに実際の編集作業を通じて「人に読んでもらう文章」の書き方を学んでもらいます。ブログから論文、そして小説まで、とにかく文章が上手くなりたい人の刺激になることを目指します。自分の中に編集者を飼うこと。そのことは自分のオリジナルな文章を飛躍的にブラッシュアップさせます。授業の目的はそこにあります。
一生通用する「文章表現力=書く力」がつく体験型授業です。対面授業ですがオンラインライブの回もあります。自分でも驚くほど深い内面が表現でき「書く歓び」があります。他の学生の表現に胸を揺さぶられる「感動」の授業です。考える力を鍛えれば表現力は気持ちよいほど伸びていく。まず、自分の想いを言葉で表現できるようになる、そのための考える方法を身につけます(自己表現力・考える力)。つぎに、自分の言いたいことを相手に響くように伝えられるようになる(状況の中で機能する文章表現力・メディア力を高める伝え方)。さらに、就活で採用される・SNSで協力者が集まるなど、社会に説得力をもって書けるように、文章表現力を鍛え上げます(目指す結果を切り拓く文章力)。自分にしか書けない主題を発見できるようになり、独創性が開花します(創造的・独創的表現力)。他の学生の表現に胸を揺さぶられたり、自分自身に発見があったり、深く、リアルに、履修者たちと表現力を磨き合えます。「学生時代に私はこれを書いた」と言える自己ベストの文章を、この授業で、ぜひ、書き上げてください。あなたには書く力がある。
本講義では、日本語の「科学ライティング」について、基本知識とスキルを身につけることを目指します。人類の営みである科学・技術の情報を読み解いて、より平易に解釈して文章で伝えられるようになることです。
20世紀は、「科学の世紀」と呼ばれました。目覚ましい科学技術の進歩は、人間の暮らしをより豊かで快適にすることに貢献してきました。続く21世紀は、ゲノム解読と共に生命現象の解明が急激に進み、「生命科学の世紀」と称されることがあります。
私たちの生活は、少なからず科学・技術の恩恵や影響を受けています。一方で、知見が飛躍的に増加して専門化も進んでおり、非専門家にとっては理解しにくいものになっています。このため、「科学ライティング」のスキルの重要性が増しています。
事実を述べ、自分の意見を伝え、自分の考えを相手とシェアする手法を教授します。この手法は、理工系の論文のカタに共通する所があります。そこで主に理工系の論文の書き方、そして論文は何を評価されるのか、についても教授します。
履修生の文理は問いません。文系の論文を書く方が難しいです。そこでまず基礎として理工系の論文の書き方を学ぶことをお勧めします。
この授業の前半で教授することは、欧米では小学校から教えられています。将来、この教育を受けた欧米人と渡り合う、グローバルリーダに嘱望されている履修生には、重要なスキルでもあります。
精神保健学、精神分析学、臨床心理学などの多角的な視点から、対人関係におけるコミュニケーションと自己理解について、実践を通じて体験的に学びます。本科目では、対人コミュニケーションの専門性を身につけるのではなく、基本的な対人コミュニケーションを体験的に学ぶことを目指しています。
相互交流と間主観性について、臨床心理学の観点から実践的に学びます。人間関係をいかに深めることができるかについて模索しながら、とりわけ間主観的な感性を身につけることを主題とします。
多様化するインターネットを介したコミュニケーションツールについて、それぞれの特性や適性について学びながら、それらのネットコミュニティの活用方法を模索する。ソーシャルネットワーキングシステム(SNS)、twitter、facebook、Instagram、電子会議室、その他の様々なネットワーコミュニケーションツールを用いて、問題意識や興味関心を喚起させ、人とつながることや、人とのコミュニケーションや摩擦を経て変化することを体験しながら、最終的に何らかの社会的価値を生み出すプロセスを実践していく。
この授業では、特に地域社会におけるネットワークコミュニケーションにフォーカスし、情報化社会の中にある地域活性や地域の課題解決のヒントを探る。