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言語はことばという記号によって世界を分割する。では、子どもはどのように言語を学習しているのか。言語を持つことで子どもはどう変わっていくのか。思考はどの程度言語に依存するのか。異なる言語の話者の思考は異なるのか。本講義では、認知科学の諸実験に基づき、子どもの言語獲得の仕組み、概念の発達、そこにおける言語と概念学習の関係、言語と思考の関係について考えていく。
オンキャンパスの通常授業を行うが、コロナウイルスの感染状況で一部の授業は遠隔で行う可能性もある。
グローバル化が進展する世界の中で、異なる文化背景や価値観を持った人々とともに、仕事をしたり学んだり生活したりする機会が多くなり、言葉によるコミュニケーションの重要性は高まっています。言葉による相互理解のためには、コミュニケーション言語能力(communicative language competence)と、他者の文化を理解し尊重する異文化間能力(intercultural competence)が必要となります。
この授業では、文化や言葉を学ぶ学習環境をデザインする際に、どのような考え方や方法でこれらの能力を育成することができるか、理論研究とワークショップデザインを通して考えられるようになることを目標とします。
*2021年秋学期は、グループでオンラインワークショップを企画・実施します。
心身ウエルネスは、2年生に進級への必修の単位で、入学後最初の学期に履修することを強く勧めます。この講義では、心身ともに健康な生活を送るための基礎知識を身につけ、有意義な大学生活を送ることができるように、そしてさらに卒業後も社会のリーダーとして健康面での自己管理ができるようになることを目標に、それぞれの分野の専門家による、ストレスと健康、生活習慣病、最近話題の感染症、アルコール・たばこ・依存性薬物、思春期/青年期の心の発達とこころの健康、危機管理、および出生前診断と生命倫理の講義を、オムニバス形式で行います。 講義は、自分の健康上の問題を発見できるように、学生のみなさんが、自分の健康状態についてより深く考えることを最終目標とします。なお秋学期には、留学生・帰国生のために心身ウエルネスの英語クラスも開講されます(心身ウェルネス(GIGA)PHYSICAL AND MENTAL HEALTH FOR CAMPUS LIFE)。講義内容が異なります。海外経験が長く、日本での生活に不慣れな学生は、こちらのクラスの履修を勧めます。
本講義は、現実社会のテーマを取り上げ、その課題解決の議論をグループワークの中で実施する事で、問題発見能力とプレゼンテーション能力の向上を図ります。
問題発見能力とプレゼンテーション能力は、いずれも経験により向上するスキルです。
短期間で着実にスキルを向上させるために、授業では、3つの異なるテーマに関するグループワーク(未来構想)を実施します。議論、資料作成、プレゼンテーション、そしてプレゼンテーションの評価という一連の過程全てがスキル向上に資するものです。
授業で取り上げるテーマは、原則として、毎年、変更しています。テーマの多くは、現実社会において、実際に企業等が直面する課題に関するもので、外部で活躍する一流の講師が講義と評価に参画します。
なお、2021年度の講師陣については、現在調整中であり、第一回の授業時に発表します。
中国は一般に中央集権国家であるといわれていますが、基層社会においては中央にとって想定外の事態が次々と起こる国です。一党統治の維持を前提にした中央集権が、実は地方の暴走につながるという深刻なパラドクスを抱えています。改革開放後約30年を経たといわれる現在、そうした矛盾はより深刻化しているといえるでしょう。そこで本講義では、民族、歴史、文化、制度といった観点から諸相から諸問題の根源を見つめ、中国の「国家=社会」関係について考察します。
スキルクラスは、インテンシブ2 を修了した学生を対象としています。さらに進んでマレー・インドネシア語の運用能力を高め、将来、同地域で活躍する上での実践的な語彙や社会情勢などを学びます。インドネシア語の表現力や読解力を高めると共に、インドネシア社会や文化に対する理解を深めることを目的とします。スキルクラスは、継続して毎学期履修することが可能です。
世界中の言語の中で朝鮮語ほど、日本語を母語とする私たちにとって学びやすい言語はありません。その理由としては、①日本語と語順が100%一致していること、②文法が日本語と瓜二つで逐語訳がそのまま日本語になること、③膨大な量の漢字語が日本語と共通していること、そして④文化の深層・基底部分が類似していること、といったことが考えられます。私たちがすでに日本語能力として持っている相当部分が、朝鮮語能力のかなりの部分として、そっくりそのまま利用できるのです。 ハングル文字の仕組みや発音の基礎を初めて学ぶ初級の段階でも、短期間で非常に高いレベルの語学能力を習得できます。日本語の基礎がきちんと身についている人であったならば、朝鮮語が上達するスピードは極めて速いと言えます。
インテンシブ中国語2は、さらなる中国語力の向上を目指しています。ネイティブと日本人のチームでクラスを担当し、着実に聞き取り力・発話力をつけるために、独自の教授法を展開します。
インテンシブ2は、先学期インテンシブ1で単位を取得した人と「科挙」と呼ばれる資格試験に合格した人が定員(インテンシブ2:1クラス25名で年間4クラス=計100名)の範囲内で履修できます。既習者が、科挙(資格試験)を受けることによって、インテンシブ2を履修することもできます。
フランス語の初歩をマスター。身近な分野の単文を理解する。慣れた状況ならコミュニケーションが可能。自分に関する問題を単純な手段で表現できる。
フランス語の基礎レベル。日常生活での単純かつ具体的な状況を理解する。相手がゆっくり話すならコミュニケーションも可能。
教科書はフランスで出版されているAgenda 1です。これは「学習者が協調して、毎回1つのタスクを達成していく」ことを目的にした教科書です。今学期はJour 1からJour 5まで進みます(Jourはいわゆるレッスンにあたります)。 インテンシブでは教科書は使うものの、あくまで学習の補助手段として捉えているところが大きな特徴です。生きたフランス語は1冊の教科書の中に閉じ込められているわけではありません。我々教員も随時様々な補助教材を利用して、みなさんの知的好奇心を刺激しながら、教室での授業を運営していきます。みなさんには知識に対する貪欲さ、自分を表現し、他人を理解する意欲を十分に見せて欲しいと思います。
フランス語の基礎レベル。日常生活での単純かつ具体的な状況を理解する。相手がゆっくり話すならコミュニケーションも可能。
教科書はフランスで出版されているAgenda 1です。これは「学習者が協調して、毎回1つのタスクを達成していく」ことを目的にした教科書です。今学期はJour 1からJour 5まで進みます(Jourはいわゆるレッスンにあたります)。 インテンシブでは教科書は使うものの、あくまで学習の補助手段として捉えているところが大きな特徴です。生きたフランス語は1冊の教科書の中に閉じ込められているわけではありません。我々教員も随時様々な補助教材を利用して、みなさんの知的好奇心を刺激しながら、教室での授業を運営していきます。みなさんには知識に対する貪欲さ、自分を表現し、他人を理解する意欲を十分に見せて欲しいと思います。
SFC のドイツ語教育は、コミュニケーション主体の、使えるドイツ語の習得を第一の目標としています。特に初級では、コミュニケーションの場と話題を中心に、短いキーセンテンスと単語の組み合わせをもとに勉強します。文法の丸暗記はせず、文脈から発見して定着させる「問題発見と解決」をアプローチとして導入しています。教科書は、SFCでドイツ語を履修するみなさんのために作成された教材『Modelle 1neu モデル・問題発見のドイツ語』を使用します。これは、SFC研究室でドイツ語教育に携わる教員が長い時間費やして共同で作りSFCで使用してきた教材です。ビデオ動画教材と本のかたちで出版されており、付随するWeb 教材も用意されています (http://dmode.sfc.keio.ac.jp/ をごらんください)。