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コミュニケーション能力の習得研究(オンラインで実施)
担当教員が開講する研究会Aでは, 第二言語(外国語)でのコミュニケーション能力の習得について探求している。理論・方法論の理解から始まり, 各履修者が興味のある領域に焦点を絞り, 個人研究を進めてもらっている。本特別研究プロジェクトは, 「コミュニケーション能力」を解明するため, 特に語用論的能力習得に焦点を置き, 発話行為, 談話, ストーリーテリングをはじめとする様々なアクティビティを遂行する際における言語使用を考察することを目的とする。その際, 学習者の母語, 習熟度や学習環境の影響なども見ていく。基本的には, 日本語で講義を行うが, 文献は日本語・英語で書かれたものを講読予定である。(英語力に不安がある学生は講義開始前に余裕を持って教員に相談すること。)学部生の特プロではあるが, 第二言語習得に興味のある大学院生の履修も推奨する。ゲストスピーカーによる講義も何回か予定している。
履修者は, 事前課題として, 特別研究プロジェクト開始までに講読論文を読んでディスカッションができるところまで深く学習しておくことが望ましい。教員側の承認を得, 履修が確定した段階で, スラック等で演習の担当を決めるので, それについては発表できるようにしておくこと。特に自分が担当することになった文献に関する論文をいくつか読んだ上で, 当該領域で分かっていること, 分かっていないことを整理しておくとよい。
特別研究プロジェクトでは, 自分が担当した講読論文を発表し, 履修者間でのグループディスカッションをし, 批判的な論文の読み方, 研究の良し悪しの判断の仕方などについてさらに深く学ぶ。特プロ最終日は, 学んだ内容を踏まえ, 自身のパイロット調査のデザインまでをまとめて口頭発表を行う。
本科目は鶴岡工業高等専門学校との単位互換科目です。シラバスは以下のサイトからご参照ください。https://www.tsuruoka-nct.ac.jp/gakka/syllabus/
※ 履修にあたっては、keio.jpのニュース(【総環】鶴岡工業高等専門学校、山形大学農学部設置の単位互換科目履修について)を確認するようにしてください。
※ 履修にあたっては、keio.jpのニュース(【総環】鶴岡工業高等専門学校、山形大学農学部設置の単位互換科目履修について)を確認するようにしてください。
汎用化学品を生産し得るポリケチド合成酵素のデザイン
ポリケチド合成酵素(PKS)は多数のドメインを持つ巨大な酵素である。PKSの任意のドメインに変異を加えることで様々な物質を生産することが可能である。
生命現象のモデル化とシミュレーション
生命の最大の特徴のひとつに動いていること、動きつづけることがあげられる。生命システムは、動くことによって環境と相互作用し、環境中に自らの存在を維持している。本プロジェクトでは、コンピュータシミュレーションを用いて、生命システムの動きを捉え、その動作原理の理解に取り組む。
データベースを用いた抗がん剤感受性を規定する遺伝子の探索
CellMinerCDB, TCGA, depmap, bioportal, NLC mapper, NCBI, Human Protein Atlas, clincaltrials.govなどのがんデータベースの使い方を習得する。データ解析の結果を考察し、抗がん剤の作用機序や,DNA修復に関する知識を深める。
注釈)
CellMinerCDB: https://discover.nci.nih.gov/rsconnect/cellminercdb/
多数の細胞株と薬剤感受性、発現解析などの相関性をマイニングできるウェブサイト
TCGA (The Cancer Genome Atlas): https://portal.gdc.cancer.gov
患者の主にがん組織の解析結果のデータベース。予後との相関もマイニングできる。
Depmap: https://depmap.org/portal/
多数の細胞株と薬剤感受性、発現解析などの相関性をマイニングできるウェブサイト。遺伝子をノックダウンまたはノックアウトしたときの細胞の致死性の評価もできる。
cBioportal: https://www.cbioportal.org
上記のデータベースを包括させたようなデータベース。とくに遺伝子変異情報取得するのに便利。
NLC mapper: https://nls-mapper.iab.keio.ac.jp/cgi-bin/NLS_Mapper_form.cgi
慶應IABのチームが作成した核移行シグナルの解析ツール。
NCBI: https://www.ncbi.nlm.nih.gov
ありとあらゆる種類の遺伝子情報がサーチできるウェブサイト
Human Protein Atlas: https://www.proteinatlas.org
ヒト組織を用いて、ほぼ全遺伝子について免疫染色を行った結果が閲覧できるサイト。予後解析もできる。
clincaltrials.gov: https://www.clinicaltrials.gov
臨床試験に関するデータベース。世界中の臨床試験を網羅している。
大型3Dプリンティングによる循環型都市の実現
大型3Dプリントで制作したメタマテリアルを吟味しながら、関連論文を網羅的に調査したうえで文脈上に位置づけ、論文執筆指導を行う。
コンピュータサイエンス基礎
この講義ではコンピュータサイエンス基礎の習得を目指す.この基礎とは初歩ではない.想定する基礎内容は,CPUアーキテクチャ,オペレーティングシステム,ネットワーク,分散システム,トランザクション処理,強化学習,機械学習初歩(PRML相当)等である.
近年豪雨による災害が多発している。被害の軽減のためには、人々の意識、必要な情報の伝達、インフラ、法律などを適切なものにして行くことに加え、豪雨現象の理解を深め、予測の精度を上げることも重要である。現象の理解には、観測データが必須であり、豪雨に関する様々な観測データの中でも現在最も利用されるものが、レーダー観測データである。
日本には、国土交通省・気象庁によって多くのレーダーが設置され、常時日本の陸地のほぼ全てを監視している。一般的なレーダーは、設置場所から水平方向に数百 km以内、高度方向に数 km以内の、降雨強度を測定できる。そのため、現象理解を深める研究に欠かせない。また、日々更新される天気予報でも、これらレーダーによる観測データを用いており、精度を高める上で非常に重要なデータである。
そこで本特別プロジェクトでは、レーダーデータに関する理解を深めると共に、参加者それぞれが実際にデータを利用できるスキルを身につけることを目的とする。そのため、まず実際のレーダー施設を見学して観測方法などを学び、その後実際に測定されたデータをpythonを用いて解析する作業を行う。
自分の居場所をつくるための参加型セルフビルドによる場所づくり
地方地域の小学校の余剰空間を、有効かつ発展的に扱うことで、地域の活性および新しい居住方法の新たな提案を行う。
自分の居場所をつくるための参加型セルフビルドによる場所づくり
放置したことによる繁茂により既存の広葉樹林を犯す存在としてある竹を、有効かつ親和的に扱うことで、地域の活性および竹活用の新たな提案を行う。
これまでに履修してきたデザインスタジオ等でアナログ的な手法で設計した設計案をアルゴリズミックデザインの手法を用いて再設計する。
陸棲藍藻の乾熱に対する生存性に関する実験を行い,陸棲藍藻の持つ熱耐性のメカニズムの解明を目指す.
トランスオミクス解析を用いた生化学ネットワーク再構築
GWASとトランスオミクスを融合した分析に用いるデータセットや手法について、過去の論文調査や実際の解析を行い、検討する。また、グリア細胞のデータを用いた解析のための準備を行う。
担当教員が過去に実施した実験・解析を追試し、トランスオミクス解析の手法を体得する。また、プログラミング(Python, R)の演習を行い、データ解析やソフトウェア開発に必要なスキルを養う。
山形県庄内地域における生態のフィールド調査
山形県庄内地域で変形菌や節足動物のサンプリングを行い,それに対して形態学的及びDNAバーコーディングによる種同定を行う.夏プロ期間中には特に変形菌とクモの生息情報を中心に整理する。
※DNAバーコーディングとは、生物に普遍的かつ極めて保存性高く存在する遺伝子の配列を用いて種判別する手法である。一般的に16S/18S リボソーマルRNAや、シトクロムオキシダーゼIの配列が用いられ、これらの配列は十分に進化速度が遅いことから、種内ではほぼ同一の配列となり、種間では僅かに配列が異なることが期待できる。よって、形態学的な専門知識を持たずとも、配列決定によって容易かつ定量的に種判別を行うことが可能になる。
知覚と認知の心理学
本特別研究プロジェクトBでは、空間・質感情報に関する知覚科学を探究するために必要な卓越したスキルの獲得を目的としています。特に、心理物理学的測定法や数理心理学に関する実践的スキルの修得とその基礎の理解に焦点を当てます。空間知覚、質感知覚、自己運動感覚、視覚情報処理、知覚と運動、記憶などの知覚・認知現象を取り扱い、数理モデル構成の考え方や微分方程式・線形代数を用いた数理モデルに触れていきます。