
14717件見つかりました。
This lecture is aimed at students with little prior knowledge about the European Union. After an overview of European integration from the European Coal and Steel Community (ECSC, 1951) to today’s European Union, the EU’s main institutions and political stakeholders will be examined. How are the European commission, the European Council, the European Parliament or the European Court of Justice set up? What are their powers and competences, and what is the process of creating European policies and laws? The lecture will then address the workings of the European Union considering specific policy fields like foreign policy, security policy or agriculture policy, as well as the handling of specific problem situations like the financial crisis or the refugee crisis, before finally looking at various options for future developments.
Most athletes are having physical training well based on sports sciences, and making efforts to effectively improve their sports performances. However, sports sciences are not only for athletes. Understanding sports sciences would be valuable for considering the ways for living a long and healthy life. In this course, we are aiming to learn the basis of our body and movements, and reconsider our own health, based on various findings in the field of sports sciences.
スポーツコミュニケーションでは、以下の3つのテーマでスポーツを考え実践する講義です。
①スポーツを通じた人間関係の謎(ジレンマ)を解明し、効果的なコーチングとは何かについて解説します。
②指導者と選手の関係、選手間の関係など、競技力を向上させるにはコミュニケーションは不可欠です。選手をやる気にさせる手法について学び実践していきます。
③チーム力を発揮するルールの形成やライフスキルプログラムについて解説、教材の開発などを実施していき、自らそのスキルを醸成していきます。
上記をもとに受講者によりよい学習効果がでるよう、授業内ではディスカッションやグループワークなどを積極的に実施していきます。
21世紀は地球環境問題を抜きには語れません。私たちには環境問題を理解し、真実を思考する力と自ら行動する力が求められます。この授業はアル・ゴア氏の映画「不都合の真実」、UNDPの新しい環境報告書「Geo4」、IPCC第4次報告書など、地球環境関連の主要ドキュメントをもとに、地球環境問題の実態と原因を体系的に学びます。授業は環境に関する知識を基礎から教えます。また講義で取り上げた問題を体験するために、キャンパス周辺を対象にとしたフィールドワークの機会を提供します。毎日通っている大学の周りにどんなものがあるかをみて、なぜそうなっているかを考えることで、世界を知り、環境を知ることになり、客観的な環境観が養成されます。
計画を策定したり、デザインをするためには、事前に様々な調査が行われる。自然環境や生物多様性の保全が一般にも浸透する中で、生物に係わる調査の重要性が高まっている。本演習では生態学を基盤としたフィールド調査方法を取り上げる。実際にSFC内外の樹林や草地・水辺に出て、地形図の読み方から始まり、植物の名前の調べ方、植生調査、動物相調査などを習得する。さらに得られた自然環境情報の分析方法についても学ぶ。自然環境の状態を客観的に把握・表現できるようになることを目標にする。
Many people feel powerless in the face of the climate crisis, but the choices that we make as individuals have social, political and economic consequences that affect our living environment. By addressing some of the United Nation’s Sustainable Development Goals, students in this course will investigate ways that people can start living their lives in a sustainable way. The course will be divided into four units: 1) Supporting Local Business, 2) the Satoyama Concept / Organic Farming, 3) Waste Prevention, and 4) Corporate Responsibility. Students will be expected to research a short profile (one A4 page) of a business or community organisation for each unit to share with the class. These may be done as individuals or in pairs.
エコロジカルなデザインとしての人と自然の調和をめざした計画、そしてデザインでは、都市から農村、さらには自然が残る海岸や山岳地帯まで様々な場面において、自然科学に支えられた技術として、きめ細かい配慮をふまえた計画プロセスとして、実行性のある提案が求められている。講義では、生態系を保全し、生物多様性を維持するためのエコロジカルデザインについて、空間計画とデザインの考え方から、自然素材、生物素材への理解、管理とモニタリングによる再生などの一連のプロセスを事例を通して紹介する。この講義の目的は、自然についての理解をすすめ、これからのエコロジカルデザインのありかたを考える基礎とするものである。
人間が工業製品、建築、都市環境などをデザインし構築するという行為には共通の難しさが存在する。感的なアイデアやセンスと、求められる前提条件に合致させる合理的な思考方法の両方が問われるからだ。情報技術の発達が建築や都市空間のデザインに与えた影響について様々な側面から考察する事によって、この課題はより科学的かつ重要になって来ている。特に、デザインと現実を繋ぐメディアがデジタルデータとなって広範囲な応用と、情報共有が可能となるにつれデザインの方法にとどまらない様々なプロセスに影響が起きつつある。構造、音、熱、気流などの様々な環境要因についてのシミュレーションや、複雑で設計作業が困難だった立体的関係の検討が可能になり、アルゴリズムによって建築の機能条件の解決可能性をコンピュータで高速に計算させる人工知能的な手法も登場しているからでである。この傾向は、さらにデジタル制御の製造加工技術との連携や、IoTのような人工物自体の知能的自己制御にも結びつくことで、広範な問題と考えられる。本科目ではデザインにおける創造的態度の認知科学的側面、哲学的側面、工法技術的側面、文化文脈的側面等に対して現在の情報技術が与える影響についての総合的理解を形成する。
都市と人の関係を環境の視点から考える。都市環境改善の歴史と、近年の課題と新たな取り組みについて理解することを目標とする。都市は人間の歴史とともに形成されてきたが、産業革命を契機に都市が巨大化すると、都市環境に関する様々な検討が進められるようになった。都市緑地はその役割を担う場所として、数多くの機能を発揮してきた。都市環境の歴史を振り返りつつ、今後の課題や最新の取り組みについて解説する。
この授業では、主に人文諸科学的な見地から、現代社会の諸問題について考えていくことを目的とする。グローバリーゼーションの世界とは、単一の価値基準によってつながる世界であると楽観する前に、果たしてそもそも、人と人は理解しあっているのだろうか、という問いをたずさえることからこの授業は出発する。人と人がコミュニケーションを取るということは、そこに言葉が介在するのだが、その言葉は果たして無色透明な道具として機能するだろうか?また「人」と「人」と言う時、その「人」は果たして同じ価値基準をもって交流しているのだろうか?
この授業は以上のような問題意識にたち、現実の事象を扱う手前で、「言語」と「人間」の意味について哲学・文学・歴史・芸術といった観点から考察を加えていくつもりである。
本講義では、イスラームの教えの基礎について理解することを目指します。前半では、イスラーム教徒が実践し、信じる「五行六信」に沿ってイスラームの教えの根幹を学びます。また後半は、女性、科学、ハラールなど現代の社会問題にも関わる個別のテーマを扱います。授業の主題は、教えとしてのイスラームではありますが、現代イスラーム社会の実情や世界情勢も交え、教えと現実との比較も行いながら授業を進めます。
「私はアメリカにおいてアメリカ以上のものを見た」
1831年春、仏貴族出身の判事修習生トクヴィル(当時25歳)は友人ボモンと共に9カ月間の米国旅行に出発し、今日に至るアメリカ研究の最高傑作『アメリカデモクラシー』の中でこう書き記しました。この言葉の意味するところは何でしょうか? 「アメリカの衰退」や「アメリカ後の世界」がささやかれる今日、アメリカはどこまで普遍性を有する存在なのでしょうか? アメリカをどう理解し、位置づければ良いのでしょうか?
本講義ではこうした諸点について、時事的動向を踏まえながら、学生と考察・議論を重ねてゆきたいと思います。
日本の近代化が、明治政府による「政策としての」西欧化であったことは否めない。国家の基盤となる法制度や教育、文化受容に至るまで、西欧の要素が日本の近代化に不可欠な要素として抗う余地なく導入された。この特殊な歴史的経緯が、その後の日本における文化受容史に重大な影響を与えたと言えるであろう。
明治以降こんにちに至るまで、我々が日常的に受容する文化的要素の多くが、その起点を西欧に置くことは明らかである。しかしながら、我々にとって、もはやこれらの文化的要素は決して「他者の」文化ではない。バッハやモーツアルト、ジャズやロックは我々自身が育まれてきた文化的環境であり、紛れもない「我々の文化」として位置付けられているのではないだろうか。
本講義では、西欧圏の音楽や文学、演劇等の舞台芸術や絵画等がどのように日本に受容され、いわゆる「教養」の規範(Canon)として定着していったのかを問題提起として、具体的なジャンルを挙げながら考察していく。
日本の法令は、最高法規としての憲法を頂点に、広大な裾拡がりの法体系を構成しています。法治国家においては、最高法規である憲法を基礎として様々な法令が制定されていることから、憲法の基本原理や解釈を理解することが重要です。この講義では、憲法における人権保障の仕組みを通じて、社会生活を営む上で必要な法的思考を身につけます。
This course will investigate Japanese Cultural Identity both from the perspective of the Japanese themselves and how the Japanese are seen by the outside world. Using a variety of print and visual media, we will examine the history of Japanese national identity and how it has changed over time.
Each student will be expected to do a short presentation and write an essay.
ライフキャリア論は、生涯に渡るキャリアの発達・開発の実践を研究する授業です。生涯現役時代のライフキャリアの課題を概観し、その問題点・課題を検討します。
また、社会で多様なキャリアを歩んでおられる方々をお招きし、ライフキャリア・ライフデザインの多様さ、幅広さを検討する予定です。
ライフキャリアは、人間の発達過程と密接に関係していると同時に、ワークライフバランスや組織内のキャリア開発等、社会や組織の仕組みとも深く関係しています。これからの社会で課題となる、生涯現役の観点から、セカンドキャリアも検討の対象になります。
これからの皆さんのライフキャリアデザインを考える上でのベースとなる授業を目指す予定です。
キャリア開発の理論と現状を多様な視点から概観します。企業が提供するキャリア開発のプログラムは様々な考え方やキャリアモデルから成立しています。その視点に沿い、多様な能力開発やキャリア開発のプログラムを概観します。特に、教育研修プログラム、選択型の教育プログラム、そして自分で自分のキャリアをデザインするという、最新のキャリア自律プログラムなどを具体的に検討する予定です。2016年より施行された改正職業能力開発促進法は、一人一人の従業員にキャリアデザインの責任と、企業にそのための支援の提供を法律として義務化しています。授業では、自分のキャリアデザイン・開発をすすめる実践的な視点で、キャリアの問題・課題を検討する予定です。本授業では、キャリアに関する各種理論を概観するというより、実践的にキャリアデザインを行うにはどのような課題を克服するかという視点で授業を進めて行きます。 また、企業のキャリアコンサルタント/アドバイザー、教育研修所の担当の方、あるいはユニークなキャリア履歴を持っておられる方々を授業にお招きし、キャリア開発が抱える、様々な実務的な課題をお話いただく予定です。
この授業はマクロ経済学の基礎理論の習得にあてられ、好況・不況、インフレーション・デフレーション、失業など現実の経済事象を経済学的に見る目を養うとともに、さまざまな分野の経済学学習の基礎を身につけることを目的としている。授業でとりあげる具体的な内容は、国民経済計算(新SNA)の見方、GDP(国内総生産)の決まり方、IS−LM分析による財政・金融政策、総需要・総供給分析などである。
この科目では、「仕事と社会」について多面的に検討します。社会が変化し、仕事も変化していく中で、働くことやそこで発揮される能力はどう変わり、個人のキャリア形成はどうなっているのか、個人と社会の双方の視点から考えます。仕事や個人のミクロ的な視点と、社会のマクロ的な視点双方から考えますが、労働経済学のような、雇用問題の定量的な分析といったマクロの議論は含みません。変化の時代の個人のキャリア形成の概念を理解し、自身のキャリアを切り開く能力を育むことに加えて、企業人事、人材ビジネス、社会人教育、キャリア教育などの分野で将来の活躍を希望する人にとって意味のある科目になることを目指しています。
企業は自らの財政状態、経営成績等を明らかにするために財務諸表を外部に公表している。財務諸表は、企業の過去と現在の状態を明らかにし、利害関係者が意思決定を行ううえで有用な情報を提供する。しかしながら、財務諸表がいくら有用な情報を含んでいても、利用者が適切に理解できなければ意味がない。本講義の目的は、学生が基本的な分析的手法を習得・理解し、財務諸表から企業の全体像を読み解く力を養うことである。分析力・理解力は教員の説明を聞くだけでは身につかない。また、財務諸表分析に唯一の解は存在しない。そのため、できるだけ多くの企業等の財務諸表を学生自らが分析する演習形式の授業を行う。
ミクロ経済学は、経済学の基礎を形成する最も重要な科目であり、経済活動や経済政策などについて考察する際の分析視点や分析手法を提供する。この科目では、主体間の依存関係の考察を軸として、ミクロ経済学についての専門的な知識の獲得を目指す。具体的には、経済主体の意思決定と、経済主体相互の依存関係の厳密な分析について学び、市場機構の機能と有効性について考える。その上で、市場機構が十分に機能しない状況についての分析、それへの政策を通じた対処法などについて考える。
伝統的行政法学は、特に法治主義の要請を重視し、行政に対する法的統制のあり方に強い関心を寄せてきた。他方、行政法学や現実の行政には、複雑多岐にわたる行政ニーズにどのように応じるのか、という課題への対応も求められる。本講義は、これらの視点を踏まえ、行政法学の基本的考え方を理解することを目的とする。
(1)刑法は、刑罰という法効果とその発動ルール(犯罪成立要件)を規定します。いっぱんに、すべての犯罪に共通する要素を抽出して体系的に整序して講じる刑法総論と、各犯罪類型の特色と成立要件を検討する刑法各論とに分けて講じられています。刑法総論と各論の基本、そして刑事手続きの概要を理解します。
(2)裁判傍聴、処遇施設(少年院)、検察庁、弁護士事務所の訪問をこれまで行ってきましたが、本年度の状況に鑑み、「国際司法裏コングレス」(※)という今春に行われたオンライン会議(全五回)の視聴を組み入れて刑事司法の実際(の一側面)に触れます。
(3)試してみましょう
(a)先例的価値のある裁判例を掲載する判例集搭載判例
(b)裁判に向けて準備された事件記録(法科大学院教材)を読みます。
(c)各種試験(公務員試験、司法試験など)を検討されている方もいるので、その雰囲気を理解するために、それらの出題で基礎的理解をもとに考えることができる問題も少し解いてみたい。
(※)
https://yuji-hosono.com/alternative-justice-congress/
で視聴できます。細野さんという元会計士の方が中心となって尽力して開催されました。氷川事件という冤罪事件の元受刑者や、日産ゴーン元会長へのインタビューや、厚生労働省郵便不正事件、オリンパス粉飾決算事件などの関係当事者も参加するオンライン形式の会議記録です。
現代社会では,株式会社に代表される企業の経済活動が重要な役割を果たしています。
この科目では,会社の設立・業務執行・資金調達・組織再編等の活動に関する法律上の根拠を理解するため,企業に関する法律のうち,会社法を中心に学習します。
日本の法令は、最高法規としての憲法を頂点に、広大な裾拡がりの法体系を構成しています。法治国家においては、最高法規である憲法を基礎として様々な法令が制定されていることから、憲法の基本原理や解釈を理解することが重要です。憲法(統治)では、日本国憲法が定める統治権としての立法権、司法権、行政権を中心に、財政、地方自治、安全保障、憲法改正手続について講義することにより、国家や主権とは何かを学びます。