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【学部・大学院併設科目】
この講義では、パブリック(公共)のマネジメントに関わる3つのアプローチ((1)政府(2)市場(3)コミュニティ)について、それぞれの特質と課題・限界について、理解を深めるための理論や実践モデル、直面する現状や課題、改革の考え方などを学ぶ。
XDプログラムに所属する学生を対象として、研究の進捗レビューとディスカッションを行う。XDプログラムに所属する教員が毎回のレビューに参加し、グループティーチングの手法に沿って、多角的な視点から研究の方向性を検討議論する。履修者は、研究内容のプレゼンテーションや作品のデモンストレーションが求められる。
大学生は、青年期の最終段階に位置する。青年期の課題は、「自我同一性の確立」である。「私とは、何か?」について、十分に模索し、自分探しの旅を通して、「これぞ私だという私」を発見することが重要である。心のオシャレ学では、自我の発達、フロイトの精神分析、ユングの分析心理学を通して、自我を見つめ、そして、創造性や動機づけについて学び、自分の可能性を最大限伸ばしてゆく手がかりを与えてゆく。本講義の目指すところは、各自が自分のライフデザインを設計し、人生目標に向かい、自分自身の可能性を最大限伸ばすようにすることである。そして、心がオシャレといわれるような性格を形成することである。
教科書:渡辺利夫 2003 心のライフデザイン ナカニシヤ出版
40億年前に誕生したと言われる生命の起源はどのようなものだったのか。その後「突然変異と自然淘汰」だけで単細胞生物が多細胞生物になり陸に上がりヒトにまで進化した原動力とメカニズムは何なのか。さらに究極の臓器である「脳」の起源と進化についても議論します。 不安や怒り、喜びといった「感情」は脳内物質の増減によるものであり、好奇心の強さや楽観的といった「性格」には生まれつきの遺伝子が深く関与しています。またうつ病や統合失調症、さらには記憶障害や幻覚などの脳機能障害についても述べます。 最後に、「宇宙の起源と進化」という壮大な観点から生命を捉え、地球外生命体の有無や地球生命の未来について議論します。
現代のアメリカ政治について、広い視野、さまざまな角度から考えていきます。アメリカは「理念」に依拠した国家で、国の成り立ち方が日本とは大分異なっています。そのため、そもそもの政治に対する姿勢や国家観が日米では大きく異なります。そのため、日本から見ると、アメリカで起きていることの多くは不可解に見えます。なぜ、アメリカではあそこまで銃乱射事件が多いにもかかわらず、銃の規制ができないのでしょうか。また中絶が最重要の政治的争点の一つであることも不可解です。オバマから、トランプ、そしてバイデンと、全く一貫性がないようにも見えます。日本にとってアメリカは単なる「外国」ではありません。良かれ悪しかれ、第二次大戦後の日本は「アメリカの影」(加藤典洋)のもとで存在してきました。否応なしにアメリカを内面化させられているという面も否定できません。またアメリカは日本にとって唯一の同盟国でもあります。にもかかわらず、私たちはアメリカのことを十分に理解していません。本講義では、日本にとってアメリカとはどういう国かということを踏まえながら、アメリカ政治について考えていきます。
「科学」という言葉を耳慣れないと感じる人は滅多にいないでしょう。一方で正面から「“科学”って何?」と問われたとき、端的に答えられるでしょうか。
科学もまた人間の営みです。この世界を理解するために人間が編みだした方法のひとつです。現在、私たちの文明はそれなしには維持できないほどに科学に依存していますが、科学がほかの方法よりも成功できたのはなぜでしょうか。ほかの方法にはない科学の特長とはなんでしょうか。科学の進歩を振り返りつつ自分なりの答えを探ってください。
本授業では、社会起業という現象を通じて、問題発見力ならびに問題解決力、およびリーダーシップの開発を目的します。一昨年までは、「社会起業家の実態と発展可能性を、理論と事例から考察する」を目的としていましたが、社会における社会起業という実態の理解が進んだことを踏まえて、「社会起業を理解する」というフェーズから、「社会起業を理解するプロセスを通じて学ぶ」というフェーズに移行することにしました。2011年から慶應SFCにて社会起業論を担当し今年で11年目となりますが、この間、社会問題の解決策である社会起業に対する世の中の理解や期待は大きく変わってきましたし、社会起業と呼ばれる事例も非常に増えてきました。社会起業が萌芽的な事象であった頃は社会起業という未知の存在をどうとらえるべきなのか、どのような価値があるのかを説明することに力点を置いていましたが、現在では社会起業という事象を理解するプロセスを通じて、問題発見力や問題解決力、そしてリーダーシップの涵養に重きを置いた授業展開を行っています。
少子高齢化・人口減少、経済の低迷に伴い、社会保障としての医療・介護を取り巻く状況はますます厳しくなっている。一方、どちらも成長産業とみなすこともできる。本講義は、分野横断的な視点から、医療・介護を社会システムとして扱い、政策・制度を理解することを目的とする。
日本は世界に例をみない高スピードで少子・高齢化が進んでいる。就労者人口の減少は、経済成長の足かせ要因となる一方で、高齢者人口の増加は、社会保障給付費増大の要因となっている。本授業では、そもそも社会保障制度とは何かという素朴な問いから始め、現在の諸制度に関する基礎知識、歴史を学んだ上で、未来志向の社会保障のあり方を検討する。履修者には、現行制度の成り立ちを理解した上で、制度ありきではなく、社会問題の解決と言う視点から社会保障制度のあり方を考える機会を提供したい。
「社会安全政策論」とは、「犯罪を典型とする人間の反社会的行為から、個人と、個人の暮らしのための社会基盤を守る(犯罪等を統制・制御する)ための政策の在り方を研究する」ものです。
「安全」な社会は、自由な民主主義社会にとって不可欠の前提ですが、その「安全」は、所与のものとして当然に存在しているのではなく、多くの人々(個人、団体、共同体、国家など)の人為的な営みによって辛うじて維持されていることを理解していただきたいと思います。
また、「政策」として検討する以上は、「勧善懲悪」、「国家権力の抑制」といった単純な議論ではなく、政策の実現可能性を念頭に置きつつ、限られたリソースの中で、政策効果とコストのバランス、政策効果と自由・人権の制約とのバランスをいかに図るか、ということを考える必要があります。
本講義は、これらの観点から、学生諸君とともに、安全な社会を実現する政策論を探求するものです。
この講義では、おもに1960年代以降の構造主義屋に現象学などに影響を受けてパラダイム転換をとげたあとの社会学の理論を学ぶ。最初に構造主義や言語理論の基礎を易しく解説し、ついでそれがアイデンティティや消費社会、階層構造、エスニック問題、ナショナリズム、世界経済など各種の問題にどのように応用され、それぞれの理論をつくり出してきたかを学ぶ。社会科学系の人にとっては研究の基礎になるであろうし、そうでない人も現代社会を見直す視点を得ることができるだろう。
これからの時代は、さまざまな問題・課題を解決したり、新しい仕組みやあり方を新たにつくっていくことが不可欠な時代です。まさに一人一人が創造性(クリエイティビティ)を発揮することが求められるのです。それでは、創造的(クリエイティブ)に考えたり、創造的な場やチームをつくるためには、どうしたらよいのでしょうか?
この授業では、創造やコラボレーションに関する理論と、最先端の魅力的な事例について学び、自らの実践へとつなげていくことに取り組みます。この授業は、オンデマンド映像とリアルタイムの時間をうまく組み合わせる《オンデマンド・ライブ・ミックス》の形式で行います。解説のレクチャーはオンデマンド映像で各自見てもらい、金曜4・5限の授業時間中は、担当教員や履修者たちでのインタラクティブなやりとりや、創造的なおしゃべりの時間にします。
本授業では、「安全」に関する「ガバナンス」として、日本の警察制度、刑事司法制度の概要を踏まえた上で、犯罪対策、犯罪統計、少年非行、児童虐待、性犯罪を中心に取り上げ、現状と課題を探求する。
本授業は、大学院プロジェクトのグローバルガバナンス・リージョナルガバナンス(GR)の最先端の研究を理解することを目的としている。
本講義では大学院GRプロジェクトの担当教員およびゲスト講師が、オムニバス形式の形でそれぞれの研究分野の「最先端」の研究について講義する。 グローバルガバナンス・リージョナルガバナンスのプロジェクトがカバーするディシプリン、研究手法、アプローチ、対象地域は極めて広く、多様であり、複雑な現代を理解する上で、それらを網羅的に理解することは、問題解決への確実な一歩となるはずだ。
GRの学生には強く履修を勧めるが、他のプロジェクトの学生も歓迎する。
講義要綱・シラバス・時間割をご参照ください。
https://gslbs.adst.keio.ac.jp/keiojp_syllabus
「健康行動科学」で身に付けた理論を基盤として、パブリックヘルスの観点から健康増進(ヘルスプロモーション)が必要とされる社会的背景等について理解を深め、より実践的なプログラムを策定・実施するための方法論を習得する。また、運動・スポーツ領域を中心に、種々のセッティングで展開されている具体的な健康増進プログラムの内容や課題について学ぶ。履修者自らが社会へ介入するプログラムを作成できるようになることを目指す。
詳細は講義要綱・シラバス・時間割をご参照ください。
https://gslbs.adst.keio.ac.jp/keiojp_syllabus
次世代の情報インフラとアプリケーションの研究開発
インターネットに関連した情報システムの研究開発を主な研究テーマとしている。
プロトコル、例えば次世代のコア・プロトコルであるIPv6関連、コンピュータシステム、セキュリティ、分散システムなどの研究開発と、国際標準化等を通して開発した研究成果の世界展開も視野にいれた研究活動をおこなっていく。
本講義の目的は、社会科学における事例研究の方法を身につけることである。本講義は、社会学、経営学等、人や組織、社会を研究対象として論文を執筆する者、事例研究やアクションリサーチを実施する者を対象とする。教科書や研究実践例を元に方法を学ぶと共に、ディスカッションやワーク、発表を通じて各受講者の研究の質を高める。事前課題として、教科書及び参考資料の精読と小レポートの提出を求める。①事例研究の手法を習得すること、②研究を批判的に検証する力を身につけること、③自らの研究・論文の質を高めることを目指す。
講義はCBプログラムの7⼈で担当する。
主担当者である牛山が全体のコーディネーションを⾏い、残りの6⼈の教員がそれぞれ2コマずつ担当し、講義、ワークショップ、グループワークなどを通して、⾃⾝の専⾨領域の先端的な研究を紹介する。
This lecture will be divided into two parts:
The first part will focus on climate risk reduction. With specific examples from different tools, the lecture will focus on climate change adaptation with cases from developing countries.