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過去30年、スポーツは事業性/ビジネス性を高め、その価値と意義を社会に訴求することで、規模を維持・拡大しようとしてきました。その経緯・変化・発展を捉えながら、今後の社会の中で、スポーツをよい環境で行うためにはどうするべきか、トップアスリートをどう支えるのか、どのようにするとお金を払ってスポーツを観たり支えたりする人が増えるのか、考えていきましょう。
本講義では、経営戦略と実務と理論の両面から探求する。理論においては経済学の系譜に属する経営戦略に関連する各種理論体系を、経営学の視点から読み解く。実務においては実務家の思考を助ける各種のフレームワークを紹介しながらも、実施の戦略立案の現場においてどのような活動が行われているかに関して事例を用いながら紹介する。
このクラスは、ビジネスを創造するための伝統的な方法であるビジネスプラン中心の方法と、問題への共感から新しいビジネスの最初の基礎を作るデザインシンキングという2つの方法に焦点を当て、新規事業開発についての基本的な理解を提供することを目的としています。 このクラスの特徴は次のとおりです。
第一に、多様な経験を持つゲストスピーカーと対話する機会を通して、ビジネスを成功させ、会社経営の危機を打開するためのノウハウを紹介します。
第二に、学生は、市場とビジネスの創造/発見の実際を学ぶために、クラス内の演習やディスカッションに参加することが求められます。 例えば、長年大企業が市場独占してきた電力市場において、エネルギーアグリゲーターや小売事業者などの新たなビジネスモデルを議論します。
なお、火曜日の授業は遠隔にて実施し、金曜日は対面のみで実施します。
本授業では、「暮らしをつくる、社会をつくる」という視点から社会参加について考えます。受講者一人一人が、自身の暮らしと社会とのつながりに向き合い、社会参加の仕組みづくりについて考え、それを実践に繋げます。また、多様な人々を巻き込みながら「暮らしをつくる」「社会をつくる」を実践しているゲストを招き、従来の一方的な支援やサービスの提供ではなく、共創型の社会変革について学びます。
社会における人や組織の戦略的相互依存関係を分析するゲーム理論の、初歩から比較的高度な内容までを駆け足で講義する。数学的な厳密さを追求するよりは、受講者にゲーム理論的な考え方を理解してもらう事を第一義に考えたいので、特に高度な数学的知識は必要とされない。しかし、説明自体は論理性を可能な限り重視したものとなるよう心掛ける。
扱う内容はオーソドックスな非協力ゲーム理論が中心となるが、限定合理性(進化ゲーム理論)・ゲーム実験に関する最近の話題や、協力ゲーム理論の一部が含まれる。本講義の受講者には、複雑な社会現象をただ単に表層的に記述する事に満足するのではなしに、こうしたゲーム理論のフレームワークを用いた能動的な分析を通じて、社会現象のメカニズムへの明晰な理解と、現実問題に対する固定観念を排した柔軟な思考を身に付けてもらいたい。
分野横断的な知見を用いて、個人、集団、組織の意思決定能力の向上を図る
この科⽬では、「仕事と社会」について多⾯的に検討します。社会が変化し、仕事も変化していく中で、働くことやそこで発揮される能⼒はどう変わり、個⼈のキャリア形成はどうなっているのでしょうか。他方、社会や仕事が変化しても、組織が抱える課題や個人のキャリアが直面する課題には時代に共通する本質的なものもあります。
この科目では、仕事や個人のミクロ的な視点と組織や社会のマクロ的な視点に加え、組織と個人の本質的課題から考えますが、労働経済学のような、雇⽤問題の定量的な分析といったマクロの議論は含みません。変化の時代において組織と個人の本質的な課題とキャリア形成の概念を理解し、⾃⾝のキャリアを切り開く能⼒を育むことに加えて、企業⼈事、⼈材ビジネス、社会⼈教育、キャリア教育などの分野で将来の活躍を希望する⼈にとって意味のある科⽬になることを⽬指しています。
ビジネスをリアルに感じてもらいながら、その裏側にある財務面、会計面の計数の動きを確認、理解してもらい、実際に自分がビジネス現場で働くことになった際に、必要最低限の知識とスキルを習得してもらいます。
具体的には、①財務諸表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)の情報、②非財務情報(財務諸表には現れない)企業が開示する記述情報の二つを基に分析していきます。
講義の4/5は①を扱います。残りは②を扱います。特に現代は、ビジネスパーソンにとって、①はできて当たり前の時代になっています。そして最近は企業がESG対応をする中で②の重要性が高まっています。具体的には環境対応コスト、人的資源への投資状況、そしてガバナンスの状況などです。
将来、経営を担う人材になるには、経営分析の視点を持っているかどうかが大きく影響してきます。
本講義は、学術的および実践的観点の両面からリーダーシップについて探究します。リーダーシップは経営学/組織行動論の中でも最も研究されている分野の一つであり、知的に面白い多数の研究・理論が蓄積されています。さらにビジネスをはじめとした実践の世界においても、複雑性・不確実性が高まる現代では未来を切り開くリーダーシップの発揮がかつてなく重要になっています。知的刺激に満ち溢れ、なおかつ実社会の実践にも密接に関わるリーダーシップという概念について、リーダーシップとはそもそもどういうものなのか、どのように開発・発揮していくのか、未来に必要となるリーダーシップとはどういったものか、といった点について一緒に探究していきます。
インターネット、デジタル・プラットフォーム、ビッグデータ・アナリティクス、AI等に象徴されるテクノロジーの進化は、現代の企業経営に大きな影響をもたらし続けている。本講義では、研究開発の中でも特にテクノロジーの役割にフォーカスし、いかにしてテクノロジーが新たな組織やイノベーションの可能性をもたらすか、最先端の学術知および実践知に基づいて理解を深める。現代の組織・経営課題を解決する上で、テクノロジーの理解および活用は不可欠なものであり、未来の経営キャリアを築く上で必須となる知見を習得する。
本講義は課題文献に関わるクラス討議を基盤とし、チームプロジェクト、ビジネスケース、先端学術論文紹介など、多面的な手法を用いて学びの場を構築する。各回の具体的な構成としては、書籍・論文等をもとにしたクラス討議回と、Harvard Business School (HBS)作成のケース教材(特定企業に関して詳しく書かれた討議用教材)を用いた討議回を交互に実施して、理論知・実践知の両側からアプローチする。各回授業の前に指定課題文献を読み込んだ上で、授業に参加・ディスカッションを通して学ぶことが求められる。授業内の講義および討議に使用する言語は日本語だが、課題文献のビジネスケースは全て英文ケースを使用し、実務家向け論文も一部英文(邦訳が存在しない論文)を使用する。日本語になっていない最先端の知見を文献から吸収し、日本語での授業内討議でより踏み込んだ理解を目指す。ちなみに、現代のテクノロジー(例:ChatGPTやDeepL翻訳など)を使えば、書かれた文章の翻訳はかなりの精度で実行できる。そのため、英語を読むのが苦手と感じている人は、そのようなツールを積極的に活用してくれて全く問題ない。むしろそのようなツールを使いこなし、母国語以外の言語から良質なインプットを得る一つの機会だと捉えてもらいたい(授業内のレクチャーや討議は全て日本語で行う)
講義でカバーするトピックは実務・学術の両面で盛んに議論されている本質的かつ先端的なものにフォーカスし、それらを履修者それぞれのコンテクストで理解と実践につなげることを目指す。これらトピックは他授業での学びを補完すると共に、組織とテクノロジーをつなぐ経営キャリアを構築する上で不可欠となる視点/フレームワーク/アプローチを提供する。
過去30年、スポーツは事業性/ビジネス性を高め、その価値と意義を社会に訴求することで、規模を維持・拡大しようとしてきました。その経緯・変化・発展を捉えながら、今後の社会の中で、スポーツをよい環境で行うためにはどうするべきか、トップアスリートをどう支えるのか、どのようにするとお金を払ってスポーツを観たり支えたりする人が増えるのか、考えていきましょう。
最近、ソーシャルベンチャーに対する関心が高まってきています。社会の中で、より心豊かにいきていくことに関係する新しい社会サービスの創出、あるいは急激な社会変革に伴い発生する社会課題の解決・改善に、ビジネス手法を活用して取り組む事業などは、その典型と言えます。
この授業はそうしたソーシャルベンチャーのもとで一定期間研修するのではなく(それは非営利組織インターンシップで対応)、自分たちの身の回りで取り組みうる社会的な活動に実践的に参加し、体験することが授業の狙いです。皆さんのキャリアデザインのオプションがより多様になることを目的とした参加・体験型の授業です。
組織論を構成する上で主要な概念であるコミュニケーションについて、多面的に理解・検討します。とくに、リーダーシップ、モチベーション、組織開発、人材育成・キャリア形成支援、異文化マネジメントなどについて理解を深めます。前半の「理論編」では、組織コミュニケーションに関する主要な諸理論を学習します。後半の「実践編」では、企業における具体事例にもとづいて、組織コミュニケーションを実践的に検討します。組織構成員の多様性が高まっていくことが避けられないなか、組織コミュニケーションの重要性はますます高まっていくと考えられます。本科目は講義形式ではありますが、理論編と実践編の二部構成とすることで、実践に活用できるレベルまで理解を深めることを目指します。
演習、ミニ講義、クラス討議を通じて、交渉に関する理解を深め、能力の開発を図る。
本講義は、学術的および実践的観点の両面からリーダーシップについて探究します。リーダーシップは経営学/組織行動論の中でも最も研究されている分野の一つであり、知的に面白い多数の研究・理論が蓄積されています。さらにビジネスをはじめとした実践の世界においても、複雑性・不確実性が高まる現代では未来を切り開くリーダーシップの発揮がかつてなく重要になっています。知的刺激に満ち溢れ、なおかつ実社会の実践にも密接に関わるリーダーシップという概念について、リーダーシップとはそもそもどういうものなのか、どのように開発・発揮していくのか、未来に必要となるリーダーシップとはどういったものか、といった点について一緒に探究していきます。
この講義は「組織が社会(パブリック)と関係を構築し、お互いに価値を向上しあえる」考え方や手法をマーケティング、経営戦略論、PRの歴史的変遷や事例から学び、グループワークで実践していきます。
理論や手法は単なる「情報」にすぎません。本当の意味で「理解」するのは実際に活用するしかありません。グループワークはそのために行います。どうやったら自分(たち)の問題を解決できるのか。講義で学んだ理論を活用しながらメンバーと協働で「PR戦略」を立案し発表。発表会には編集長やプロデューサクラスの人材から本物の講評をもらえる場を用意します。辛辣なことを言われるかもしれませんが、めげずに、次に生かしてもらえればと考えています。
講義には、PRに対する経験や考え方がユニークな事業者、メディア、ジャーナリストをお呼びし、ディスカッション。生徒の発言量が圧倒的に多い相互コミュニケーションによる実践型講義です。
新製品・サービスについて、その企画から市場導入前後のマーケティング計画を作成するという課題を設定し、関連する理論とスキルを学ぶことで、マーケティングセンスと実践力を身につけ、受講者が自らの問題解決をする際のアプローチ方法のひとつとできるようになることを目指します。2時限続きで開講するの集中型授業であることを生かし、講義と演習・グループワークを組み合わせて、マーケティングと消費者研究における基礎的な概念、理論、モデルに関する実験や調査を体験する初等実験としての性格も持ち合わせます。本年度は、大学教育サービスの開発を課題としてとりあげ、「市場環境の分析と戦略」「消費者の購買意思決定」「消費パターン分析」「価格とプロモーション」「ブランド構築」および「新製品と普及」について検討します。受講者は、作成したマーケティング・プランを最終報告会でプレゼンテーションする(グループ)とともに、毎回の調査・実験についてのレポートの提出(個人)が求められます。
社会起業やソーシャルビジネスは、これまで政府や市場などが解決できていない社会課題(福祉、環境対策、教育、貧困、国際協力など)の解決を目指すビジネスです。社会問題を解決するには、困難な状況にいる人と社会資源を結び付ける仕組みが必要です。その仕組みが持続できるようにビジネスの手法を活かすのが、社会起業家です。近年、気候変動やSDGsへの関心の高まりから、多くの企業もソーシャルビジネスに関心を持っています。
本授業では、社会起業を志す学生、NPO、企業、行政など幅広い組織で社会性の高い事業に取り組みたい学生を対象に、ソーシャルビジネスの発想と視点を学び、ソーシャルビジネスのプランニングを実際に行い、発表するプロセスを行います。
少しでもいい社会を創るために自ら動いていきたい学生の参画を待っています。
本講義では、新規事業創出と、その際に必要となる収益予測、財務管理、資金調達について、前半5週間はテキスト(英語で書かれた洋書)をもとに学習し、後半2週間で実際にビジネスプランを作成してもらうことを通じて体得してもらいます。実際に外部で開催されているビジネスプランコンテストに応募する、あるいは、実際に起業することを念頭において講義を進めます。
社会やコミュニティの課題に取り組む様々な方策のひとつとして、生活者の社会参加があります。多様化する社会問題へのアプローチと個人の自律という観点からも生活者の社会参加に期待が寄せられていますが、実際の活動となると、なかなか一歩を踏み出しえないのが実情です。この授業は体験学習プログラムとして、学生グループが主体的にNPOスタッフ、主婦、公務員、企業の従業員といった人達と交流や協働しつつ、自らも含めて多様な“生活者の社会参加”を促進する仕掛けづくり・仕組みづくりをめざして活動し、最終的にはそのための実験や提案を行うものです。一連の学習プロセスを経て、生活者の社会参加の意義や可能性について深く考察するとともに、翻って自らのライフキャリアに、社会参加というテーマを位置づけるうえで拠り所となるような学習機会の提供をめざしています。
フィールドワークとは、現場へ足を運び、観察やインタビューや資料収集など様々な技法を組み合わせて、人間が生活するリアリティを捉えようとする総合的な社会調査である。この授業では、フィールドワークについて、研究者たちの調査経験から学んだうえで、実際に小規模なフィールドワークを体験・企画する予定である。
環境や国際援助、福祉や教育などをはじめ、様々な分野においてNPO(民間非営利組織)やNGO(民間非政府組織)が大きな役割を果たしており、その重要性は今後増すことが予想されている。これらの諸活動には、行政や企業に対する独自の有効性が期待されているが、その根拠や可能性は十分明確ではない。本講義の目的は、こうした「未知なる組織」であるNPOの実態を知り、今日の経済社会における意義を理解することにある。前半では、日本のNPOの歴史と実態などを整理しながら基本的知識を得る。後半では、個人やグループでの作業などを通してNPOの設立・運営などの事例を検討し、その組織原理を学ぶ。
一般に、社会調査法は量的調査(定量的調査)と質的調査(定性的調査)に大別されるが、本講義では質的調査法を扱う。しかし、実際に社会学や人類学で主に用いられる質的調査法には、インタビュー法、観察法、資料探索法やフィールドワークなど多様な手法が含まれており、それぞれ固有の考え方や方法がある。本講義ではこうした質的調査法全般を扱い、そのうち複数の手法を取り上げ、基礎知識、方法論、分析と解釈の考え方について学ぶことで、「質的に調査する」ことの意味を考える。また、小規模な調査を自ら実践することによって実際に調査を行なう際の基本的な行程を理解する。重要なことは、単にテクニックを身につけるのではなく、「社会や日常を見るまなざし」の面白さと難しさを体験的に理解することにある。
本講義では、これから本格的に展開していく社会の像として、一人ひとりが本来もっている創造性を十全に発揮する「創造社会」(Creative Society)を掲げます。創造社会では、誰もがさまざまな分野・領域で「つくる」ことをごく当たり前に行うようになります。そして何よりも、「つくる」ということが、生活・人生の豊かさや幸せを象徴するようになっていきます。そのような未来に向け、本講義では、創造的(クリエイティブ)に考えたり、創造的な場やチームをつくるためにはどうしたらよいのかということについて、井庭崇と若新雄純のこれまでの実践事例を交えてレクチャーします。
「フィールドワーク」は、社会や文化を知るための方法です。したがって、技法としての実践的な意味が重要であることはいうまでもありませんが、じぶんで問題を定義するためのものの見方や、調査・分析の結果を解釈し表現するコミュニケーションの問題とも密接に関わっています。本講義では、講義や実習課題をつうじて、「フィールドワーク」の基本的な方法と姿勢について学びます。受講者は、各自(またはグループ)でテーマを設定し、学期をつうじてフィールドワークをすすめます。キャンパスの外に出て、まちを歩いたり、写真やビデオを撮ったり、まずはじぶんの目で見ること・じぶんの身体で感じることが求められます。