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【主題】
この授業では、ネットワーク論の基礎的な考え方とコミュニケーションスキルについて実践的に学びます。組織、そしてコミュニティは人のつながり方と情報の共有の方法によって、活動の質や個人の充足感は変化します。人々のつながりの魅力と問題点について演習課題を通して学び、コミュニケーションスキルの獲得を目指します。具体的には、企業の実務家からの講義と演習課題が複数回あります。最先端の商品・サービスを生み出す企業の実務家や多様な社会課題に取り組む社会起業家などから、今の日本の社会で必要な「あるべき姿」を考えてみましょう。
SFCにようこそ。この科目は、SFCのデザイン系科目の「入門」科目です。SFCでなんらかのデザインやものづくりを志す学生は、「最初(1年生秋学期)」に履修することを勧めます。(SFCでは明確な授業の序列関係がないため、どれが「基礎」でどれが「応用」か分かりにくい傾向がありますが、本科目は、SFCにおけるデザインの最初の一歩をつくる導入の授業ですので、デザイン系のまなびを考えている1年生に履修することをお勧めしています)この授業では、SFCでこれから4年弱を学んでいくに際して、さらには社会に出て創造的な仕事をしていくに際して、必ず必要となる、下記の3つの「力」を養います。(1)手を動かすことを優先させ、つくりながら考える力(鳴川肇)
(2)デジタル技術と創造的な関係を切り結び使いこなす力(徳井直生)(3)デジタルと物質<フィジカル>を横断する力(田中浩也)以上の3つの「力」について、3名の教員がそれぞれ3週間ずつを担当し、概説と演習のセットでみなさんに体験的に獲得してもらいます。SFCのデザイン系カリキュラムでは、評論家のようにいろいろ知識を詰め込んで「わかる」ことよりも、「実際にできる=実践」を重んじています。こうした学びのスタイルは、受験勉強で刷り込まれた「知」のありかたとは真逆のようなものになりますので、この授業の3つの演習を通じて、身体に染みこませるように学んでもらいたいと思います。さらに随所に、ゲストレクチャーや、3人の講師による「デザインの歴史」についてのミニレクチャーを挿入し、SFCのデザインカリキュラム(X-DESIGN)への理解を深めます。
本授業は、建築・都市・ランドスケープにおけるデザインの基礎を培うために、居住空間の設計演習を通してデザインのプロセスとその表現方法に関する理解を深め、図面の描き方や模型制作、プレゼンテーション等の基本技法を習得することを目標としている。
建築・都市・ランドスケープを中心に環境デザインの専門を目指す学生を対象としており、そのような学生が一番最初に履修すべき設計演習授業に位置付けられる。また本授業は、さらに専門的なデザイン演習授業である「デザインスタジオ」などにおいて前提科目に設定されているので、なるべく早い学年(通常は2年)での履修が望ましい。
ただし、CADや3Dモデリングなど、デザインを行う上で必須のデジタル・スキルについては、本授業では詳しくは扱わない。デジタル・スキル習得は「建築CAD入門」という授業で主に行うので、本授業を履修する学生は、合わせてオンデマンドで開講される「建築CAD入門」を履修することを推奨する。
財政学の理論を概説した上で、現在の我が国が直面している様々な政策課題に焦点をあてながら、国や地方公共団体などの公共部門が果たす役割を、理論面・制度面・政策面から分析を行う。
「ソーシャルイノベーションは、「私こそが社会をよくする!」という想いをもちながら、事業を立ち上げ、軌道にのせ、継続的に社会的な問題を解決してゆくという、新しい生き方である。その価値観や世界観や求められる発想や手法について学び、具体的なソーシャル・イノベーションの構想づくりや社会革新の実践を志していくきっかけとする。数多くのソーシャルイノベ―タより直接に生の素晴らしいお話しを聞ける機会を用意している。
過去30年、スポーツは事業性/ビジネス性を高め、その価値と意義を社会に訴求することで、規模を維持・拡大しようとしてきました。その経緯・変化・発展を捉えながら、今後の社会の中で、スポーツをよい環境で行うためにはどうするべきか、トップアスリートをどう支えるのか、どのようにするとお金を払ってスポーツを観たり支えたりする人が増えるのか、考えていきましょう。
近年よく耳にする 「多言語主義」 「多言語社会」 ということばは、 「単一民族・単一言語・単一国家」 であるといわれることの多い日本では新鮮に響く概念です。 この講義では、 多言語社会のコミュニケーションという視点から日本社会をとらえなおし、言語の多様性に対する感覚を養うことを目的とします。 多言語社会の実態や問題点をさまざまな角度からとらえるために、 以下のようなトピックを扱う予定です。
−多言語教育
−言語権
−言語普及
−言語使用
−言語接触
−少数言語の維持、消滅、復興
−言語帝国主義、単一言語支配
−バイリンガリズム、マルチリンガリズム、ダイグロシア
−コードスイッチング
−ピジン、クレオール
地球環境保全への取り組みは、現代の最大課題の一つである。このため、学生がどのような進路、職業分野を選択しようとも、環境問題に関し少なからぬ係わりを持つことは避けられない。むしろ、どのような場面であれ、環境を避けるのでなく、賢く取り組むことこそが人類社会の、また、日本の、そして、当該学生の利益にかなうことである。しかし、環境の分野は極めて幅広い。地球自体から、生物の世界、そして人類社会という幅広い階層にかかわっている。このため、環境に係る科目は、細分化、専門化されているのが現状である。 そこで、本科目は、極めて幅広い環境の分野で学生がそれぞれに専門化した知識を学んでいくことに備え、そのような専門化が確実に実を結ぶようにするための確固とした基盤を整えるものである。 具体的には、幅広い環境分野を、科学と技術という統一的な視点から総覧し、学生がいかなる専門に進もうとも、環境分野全体を視野に収めながら知識を深め、あるいは応用的な研究を行えるような、いわば「海図」を提供するものである。 各回の授業においては、環境の特性、環境対策のキーポイントなる発想などが容易に理解できるような具体的な事例・ケースを取り上げ、そのような事例においてどのような科学的な見方や技術が用いられているかを解説する。 本科目は、他大学であれば、一人の教員が全体を講義する環境概論に近いものであるが、応用に優れたSFCの強みを活かし、それぞれのテーマに関しそれを専門とする教員が講義を担当するので、その深さ、そして、偏りのない視点やカバー領域の広さは、他に類例を見ないものである。
In this lecture, we deal with many future issues in the Internet technology, philosophy, regulation and rule, and market value based on our experience at SFC. Our campus, SFC has been charged with the very important role in Japanese Internet. It was a big challenge that SFC adopted the Internet as a campus platform at the beginning, thus our experiment became a big contribution for current information environment in society. Up to the present, the Internet has supported our live. The Internet connected every thing, every service by global scale. Also, an individual can show the message easily to the world by the Internet. The Internet is a global infrastructure designed to solve many issues by simply making good use of it. For the future, we have the mission making the better Internet with better knowledge of technologies, better methods for decision-making, unfettered idea and strong spirit. We wish to meet next generation Internet frontier with strong soul in this lecture.
この授業は、ビジネスアイデアの生成、ビジネスモデル設計、プロトタイプの作成、商品化、法人化など、スタートアップビジネスに関する基本的な理解を学生に提供することを目的としています。このクラスの主な構成は次のとおりです。第一に、国内外、かつ多様な業界のゲストスピーカーとの交流により、学生は成功する起業家になるためのノウハウを理解することができます。2021年のゲストスピーカーは次のとおりです。
•インターネットの殿堂、デビッド・ファーバー博士
•マレーシアにおける大学発ベンチャーMlabsの創設者であるSureswaran Ramadass博士
•日本におけるテレワーク事業家であるV-CUBEの間下社長(慶應義塾大学発ベンチャー)
第二に、デザインシンキングスキルと事業における意思決定力を強化するために、学生は、デザインシンキングワークショップ、ケースメソッド議論形式による演習に参加します。例えば、ケーススタディのディスカッションは、学生が意思決定者の役割を担うことにより、ビジネスの日常的な経営における問題を見つけて解決する能力を持つのに役立ちます。
本講義では、新規事業創出と、その際に必要となる収益予測、財務管理、資金調達について、前半5週間はテキスト(英語で書かれた洋書)をもとに学習し、後半2週間で実際にビジネスプランを作成してもらうことを通じて体得してもらいます。実際に外部で開催されているビジネスプランコンテストに応募する、あるいは、実際に起業することを念頭において講義を進めます。
組織開発を実践する
本講義は学術的および実践的観点の両面から組織について探究します。現代ではビジネス・経済・社会・政治などあらゆる側面において、個人ではなく組織が主体となって多くの物事がなされており、組織は人間の社会的活動の基盤となっています。そのような組織がどのように生まれ運営され発展し、さらにはどのように効果的にマネジメントできるかについて探求するのが組織理論(organization theory)です。組織理論を学ぶことは、人と人が協働するという集団的・社会的営み=人間社会の根幹を理解することにつながります。さらにはビジネスをはじめとした実践の世界においても、言うまでもなく組織の影響力は日増しに拡大しており、より良い社会を作り先導していくためにも組織の理解がかつてなく重要になっています。知的刺激に満ち溢れ、なおかつ実社会の実践にも密接に関わる組織という概念を、世界の知を集結しながら皆で探求していきます。
演習、ミニ講義、クラス討議を通じて、交渉に関する理解を深め、能力の開発を図る。
教育と健康への投資とヒューマンキャピタルの関係について理解する。ヒューマンキャピタルが、パフォーマンス、生産性、および社会開発に貢献するメカニズムについても学ぶ。また、ヒューマンキャピタルがどのように測定されているのを見て、測定できないもの、その対応法について議論する。
インターネット、デジタル・プラットフォーム、ビッグデータ・アナリティクス、AI等に象徴されるテクノロジーの進化は、現代の企業経営に大きな影響をもたらし続けている。本講義では、研究開発の中でも特にテクノロジーの役割にフォーカスし、いかにしてテクノロジーが新たな組織やイノベーションの可能性をもたらすか、最先端の学術知および実践知に基づいて理解を深める。現代の組織・経営課題を解決する上で、テクノロジーの理解および活用は不可欠なものであり、未来の経営キャリアを築く上で必須となる知見を習得する。
本講義は課題文献に関わるクラス討議を基盤とし、チームプロジェクト、ビジネスケース、先端学術論文紹介など、多面的な手法を用いて学びの場を構築する。各回の具体的な構成としては、書籍・論文等をもとにしたクラス討議回と、Harvard Business School (HBS)作成のケース教材(特定企業に関して詳しく書かれた討議用教材)を用いた討議回を交互に実施して、理論知・実践知の両側からアプローチする。各回授業の前に指定課題文献を読み込んだ上で、授業に参加・ディスカッションを通して学ぶことが求められる。授業内の講義および討議に使用する言語は日本語だが、課題文献のビジネスケースは全て英文ケースを使用し、実務家向け論文も一部英文(邦訳が存在しない論文)を使用する。日本語になっていない最先端の知見を文献から吸収し、日本語での授業内討議でより踏み込んだ理解を目指す。
講義でカバーするトピックは実務・学術の両面で盛んに議論されている本質的かつ先端的なものにフォーカスし、それらを履修者それぞれのコンテクストで理解と実践につなげることを目指す。これらトピックは他授業での学びを補完すると共に、組織とテクノロジーをつなぐ経営キャリアを構築する上で不可欠となる視点/フレームワーク/アプローチを提供する。
一生通用する「表現力=想いを言葉で表し人や社会に通じさせていくチカラ」をつける体験型授業。対面授業ですがオンラインライブの回もあります。プレゼンの根幹となる表現力を、考える力に重点を置いて根本から鍛えます。考える力を鍛えれば表現力は気持ちよいほど伸びていく。まず、自分の中から最も伝えたいこと=「主題」を導き出す技法を、実際に表現しながらつかんでいきます。自分独自の納得感ある主題を発見できるようになり、自己表現力・独創性がひらきます。次に、相手の信頼・共感を得ながら、自分の伝えたいことを「相手に響くように伝える力」を鍛えます(状況の中で機能する表現力・メディア力)。さらに、就活で採用される、SNSで協力者が集まる、など、「社会に説得力を持って通じる表現力」へと鍛え上げます(目指す結果を切り拓く表現力)。受け身でなく自ら表現でき、他の学生たちの胸を揺さぶる表現に数多く出逢える「感動」の授業です。リアルな表現の手ごたえ、履修者同士の深いふれあいが実感できる授業です。表現して通じ合う歓びを、ぜひ、この授業で手にしてください。あなたには表現力がある。
Webやパソコンの中の大量の情報/複雑な情報/時間変化する情報を人間にわかりやすい形で表現することによって情報の検索や理解を容易にする情報視覚化技術全般について解説する。AR, GISなど関連する技術についても解説する。
法律文書や契約書の作成に必要な英語能力を学修するとともに、日本における法制度も理解する。また、進行状況に応じて、海外(米国など)の弁護士資格を持つ現役弁護士をゲストスピーカーとして招聘することも予定しています。
社会においては、たびたび、契約を締結する機会に出くわしますが、そもそも契約とは何でしょうか?
現代社会において契約はどのように変容してきたでしょうか?それらはアフターコロナでも同様なのでしょうか?
契約は人(企業)と人(企業)との約束事ですが、何故ビジネスや日常生活では契約を締結するのでしょうか?
またその約束事は守られるのでしょうか?相手が守らないときに、どうやって守らせるのでしょうか?
それは相手が外国企業でも同じように機能するのでしょうか?
日本では契約以外の事情が考慮されるとか、裁判官がビジネスを分かっていないと言われますが、本当でしょうか?
本当だとすれば、それは何故でしょうか?裁判の世界とビジネスの世界では何が異なるのでしょうか?
契約には色々な種類がありますが、法務又はビジネスの初心者として最低限抑えておくべきものはどのようなものがあり、それはどのような法律に基づき、又は経済メカニズムに基づき締結・作成されていくのでしょうか?
以上の様な点を、多面的な検証により、初心者でも分かるように勉強していきたいと思います。
変化の激しいICT(情報通信)分野を題材として、制度的解決に向けた政策立案プロセスについて実践的に学ぶワークショップです。
国会で審議される法律案には、政府が提出する法案(内閣提出法案)と国会議員が提出する法案(議員立法)があります。このうち、内閣提出法案については、法案提出府省において、外部の有識者などから構成される審議会・研究会で検討され、まとめられた答申や報告書等を基に法案が策定されるケースが多いのが現状です。
本ワークショップでは、先ず、政策決定過程に関する基礎的な知識(法律制定までの過程等)や、インターネット・デジタル放送などの情報通信分野についての講義を行います。
また、背景となる知識として、政府全体の政策調和を図る上での官邸のリーダーシップと、その機能の歴史についても学びます。
その上で、①課題発見の方法、②解決手法の選択、③関係者意見の集約と合意形成について受講者による発表と討論を行い、「法律(政策)はどう作るのか」について学びます。なお、法律の文言の技術的な書き方については扱いません。
社会における人や組織の戦略的相互依存関係を分析するゲーム理論の、初歩から比較的高度な内容までを駆け足で講義する。数学的な厳密さを追求するよりは、受講者にゲーム理論的な考え方を理解してもらう事を第一義に考えたいので、特に高度な数学的知識は必要とされない。しかし、説明自体は論理性を可能な限り重視したものとなるよう心掛ける。
扱う内容はオーソドックスな非協力ゲーム理論が中心となるが、限定合理性(進化ゲーム理論)・ゲーム実験に関する最近の話題や、協力ゲーム理論の一部が含まれる。本講義の受講者には、複雑な社会現象をただ単に表層的に記述する事に満足するのではなしに、こうしたゲーム理論のフレームワークを用いた能動的な分析を通じて、社会現象のメカニズムへの明晰な理解と、現実問題に対する固定観念を排した柔軟な思考を身に付けてもらいたい。
ビジネスをリアルに感じてもらいながら、その裏側にある財務面、会計面の計数の動きを確認、理解してもらい、実際に自分がビジネス現場で働くことになった際に、必要最低限の知識とスキルを習得してもらいます。
具体的には、①財務諸表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)の情報、②非財務情報(財務諸表には現れない)企業が開示する記述情報の二つを基に分析していきます。
講義の4/5は①を扱います。残りは②を扱います。特に現代は、ビジネスパーソンにとって、①はできて当たり前の時代になっています。そして最近は企業がESG対応をする中で②の重要性が高まっています。具体的には環境対応コスト、人的資源への投資状況、そしてガバナンスの状況などです。
将来、経営を担う人材になるには、経営分析の視点を持っているかどうかが大きく影響してきます。
キャリア開発の理論と現状を多様な視点から概観します。企業が提供するキャリア開発のプログラムは様々な考え方やキャリアモデルから成立しています。その視点に沿い、多様な能力開発やキャリア開発のプログラムを概観します。特に、教育研修プログラム、選択型の教育プログラム、そして自分で自分のキャリアをデザインするという、最新のキャリア自律プログラムなどを具体的に検討する予定です。2016年より施行された改正職業能力開発促進法は、一人一人の従業員にキャリアデザインの責任と、企業にそのための支援の提供を法律として義務化しています。授業では、自分のキャリアデザイン・開発をすすめる実践的な視点で、キャリアの問題・課題を検討する予定です。本授業では、キャリアに関する各種理論を概観するというより、実践的にキャリアデザインを行うにはどのような課題を克服するかという視点で授業を進めて行きます。 また、企業のキャリアコンサルタント/アドバイザー、教育研修所の担当の方、あるいはユニークなキャリア履歴を持っておられる方々を授業にお招きし、キャリア開発が抱える、様々な実務的な課題をお話いただく予定です。
プロフェッショナルエシックスの授業では、経営者の倫理問題をとりあげます。経営では、多様な関係者と誠意をもって向き合うことが必要であり、この多様な人たちに対して、どう接するかという視点で倫理の問題をとりあげます。