
14717件見つかりました。
■ 本講座の位置づけ
何らかの事業を起こすにしろ、会社に入るにしろここから先の時代においてデータドリブンな分析力、問題解決力、データ利活用に対する皮膚感覚的な理解は不可欠である。
本講座は、高校1-2年程度の数学の知識、スキル、Excelで基本的なことができる程度の素養はあるが、データ分析、データの利活用についてさして経験のあるわけではない人に対して、データの大切さと力、分析の楽しさを実感してもらうことを通じ、現代社会を生き抜くため最低限、基礎となるデータリテラシー、データで考える力を身につけてもらうことを目指す。
授業は可能な限り双方向で行います。毎回の宿題の復習や、週1回のアンケートでいただいた質問への回答など、かなりの時間を投入します。
■ 身につけてもらうことを目指す技能
- データ社会に対するパースペクティブ
- 各種関連バズワードの適切な理解
- データの意味合いを理解するための基礎となる力
- データに騙されないようになるための基礎となる力
- 数字のハンドリング力、数量的分析力
- 基本的な問題解決能力
- 情報処理、基礎プログラミング力
■ 期待成果
- データって面白い、分析はスゴイ、と知る
- サイエンスおよび分析的思考、データリテラシーの実戦的な基本を身につける
- 世の中のデータ関連のニュースを聞いても、何らかの意味合いがわかるようになる
■ 利用ツール
- Excel(必須)
- Powerpoint(任意だが使えることが望ましい)
- MySQL (任意)
- R (任意)
- Python (任意)
■(参考)これまでの履修者の声(抜粋)
「もっとはやくこのような素晴らしい授業と出会いたかったです」
「データ分析は奥が深く、ついていくのに必至でした。とはいえSFCのどの講座よりも熱く面白い授業であったことは間違いなかったです」
「散々苦しみましたが、苦しめば苦しむほど見えるものがあって楽しかったです」
「大学に入って一番成長できたと感じることのできる講義でした」
「データへの考え方が、根本的に変わりました」
「今学期1番楽しみにしていた授業でしたが、その期待をはるかに上回る内容でとても満足しています」
「今期一番面白かった授業のひとつです。講義の部分も演習の部分も面白く、これから役に立つものばかりで楽しかったです」
「本当に疲れた講義だったけど、それ以上に一番成長できた半年だったと胸を張って言える」
「これは間違いなく1年生の春にデータサイエンス科目として全員が必修でとるべき内容の講義で、もっと早くこの講義が実現していれば…と思いました」
「全14回+補講をありがとうございました。課題は難しかったけど、毎回面⽩いことが聞けてとてもよかったです。データに対する姿勢が確実に変わりました」
「以前は、ツールの使い⽅方をマスターすることが重要だと思っていたが、授業を通して、それより、問題の捉え⽅など、より本質的なものを⾒極める思考が重要であることに気づきました。非常に、有意義な時間で、講義を楽しめました
「3年間の大学生活で最も刺激的な科目で、分析を仕事にするということを具体的に考えながら受講できました。ありがとうございました」
「これで授業が終わりだなんて悲しいです。アドバンスも取りたいです。今後もSFCでの授業よろしくお願いします!」
「時々サボってしまうこともありましたが、半年を通して⾃分がすごく我慢強く、課題に対して前向きになったような気がします。こんなに難しい課題を課されたことは今までにありませんでしたが、今までだったら諦めているような課題でも、安宅さんや他の⽅々の熱⼼な授業のおかげで最後まで諦めずに、苦戦しつつも秋学期を終えることができました。本当にありがとうございました」
「この授業は、他の大学では中々経験できない本当に貴重な体験をさせていただき、感謝してもしきれません。この授業と同じレベルの内容の深さをもつ授業はSFCにはほぼ皆無に等しく、今まで履修した中で群を抜いて得られるものが⼤きかった授業であると断言できます。一学期間、本当にありがとうございました」
「データ分析についてはある程度経験があったが、毎回の講義で気づかされることは⾮常に多かった」
「とても濃密な講義をありがとうございました!!データドリブンとは何か?その必要性は?などを⼤局的に解いた講義から、チャートや予測モデルの作成などの実習まで、インプットとアウトプットを両⽴して⾏うことができて、実践的でとても楽しく分析や問題解決といったことを学べました。今後もこれらの考え⽅を忘れず、20代で突き抜けられるよう頑張ります」
「毎回楽しい授業をありがとうございました。単にデータ分析をガリガリにおこなうと思っていたら、これまで知らなかったそもそも論についての話を伺える、実りの多いものになりました。ツールの使い⽅といったその場かぎりの知識では終わらない、より深い層の学びを得られたので、今後に活かしていきたいと思います」
本講義では、データセキュリティを、概念的、技術的、運用的、政策的な面から概観する。概念編では、データのもつ価値と、セキュリティの目標である機密性、完全性、可用性の考え方を学ぶ。技術編では、暗号理論や鍵管理を中心に、ベースとなる技術用語とその理解を深める。運用編では、データセキュリティの社会実装例である、公共システムや金融システムなどでの実例を深める。政策編では、日本、米国、欧州のデータセキュリティに関わる最新状況を概観する。
IoTやビッグデータといった、ネットワークを介してデータを収集し、計算資源を構築するサービスインフラが急速に普及している。これは近年クラウドと呼ばれていたネットワーキングとコンピューティングが融合されたインフラをさらに進化させたサービス形態であり、ネットワーク上に存在するソフトウェア部品や、ソフトウェアによって仮想化された計算資源を組み合わせて実現されている。
そこで本講義では、従来のネットワーク技術とコンピューティング技術の基礎をおさらいし、その知識を基に両分野にまたがって構築されるインフラの要素技術を習得する。具体的には、ネットワーキングとコンピューティングの両方で利用される仮想化技術と、ネットワークを介して呼び出されるAPIの概念を習得し、サービスを構築するにあたっての最適な設計を実現する設計論と技術の選択について実習を通じて学習する。実習を含む講義であるため、コンピュータの初歩的な利用知識と、ネットワークとOSに関する基礎的な知識を習得していることが前提となる。
本講義を通じて、これからのサービスインフラ構築に対応し、ICT技術を達成すべき目標のための武器として活用できる人材の育成を目指す。
■ 想定受講者 :
- ネットワークと計算機を利用したサービス構築に興味のある学生
- ソフトウェアを用いたサービスインフラ構築技術を習得したい学生
- これからのサービスの構築に関してその設計論を学びたい学生
- IoTでのデータ収集やビッグデータ解析の基盤を構築することに興味のある学生
- クラウドコンピューティングに興味のある学生
- ICT技術を利用して様々な分野の活性化を行うことに興味のある学生
IoTやビッグデータといった、ネットワークを介してデータを収集し、計算資源を構築するサービスインフラが急速に普及している。これは近年クラウドと呼ばれていたネットワーキングとコンピューティングが融合されたインフラをさらに進化させたサービス形態であり、ネットワーク上に存在するソフトウェア部品や、ソフトウェアによって仮想化された計算資源を組み合わせて実現されている。
そこで本講義では、従来のネットワーク技術とコンピューティング技術の基礎をおさらいし、その知識を基に両分野にまたがって構築されるインフラの要素技術を習得する。
何らかの事業を起こすにしろ、会社に入るにしろここから先の時代においてデータドリブンな分析力、問題解決力、データ利活用に対する皮膚感覚的な理解は不可欠である。
本講座は分析的思考、データリテラシーの実戦的な基本素養(データドリブン基礎の内容を十分高く消化出来ていることを前提)はあるが、データ分析、データの利活用についてさして経験のあるわけではない人に対して、データの大切さと力、分析の楽しさを実感してもらうことを通じ、現代社会を生き抜くため最低限、基礎となるデータリテラシー、データで考える力を身につけてもらうことを目指す
本講座では自らデータ調整までおこない、機械学習の初歩に入る
データ・ドリブン社会の創発と戦略(以下「基礎編」と記載します。)で扱った内容を前提に行います(基礎編の内容はわからないという言い訳は一切ナシ。基礎編の履修を強く推奨します。)
★情報科学、ビッグデータ処理の専門家を育てる講座ではありません
自然言語処理
画像処理
機械学習
データ基盤構築
リアルタイム処理、など
■想定受講者
情報科学オタクというより、本当に世の中で分析、データ利活用で変化を起こしたい人たち。
この世界でデータや分析はどのように世の中に役に立っているのかを理解し、その基本的なスキルを身につけたいと思っている人たち
課題解決、意思決定と分析の関係について肌で感じ、学びたいと思っている人たち
これまで色々分析に取り組んでみたが、価値を生み出すポイントが良くわからない方々
■(参考)これまでの履修者の声(抜粋)
「来学期も是非聴講させていただこうと思っています。どうぞよろしくお願い致します。そして1年間ありがとうございました。最高の授業でした。
「安宅さんのgiverの姿勢で、僕は授業のコンテンツ以上にとても⼤きな⼈生のインパクトを受けました。⾃分たちが考えていることに対して、深い洞察でフィードバックを頂けたことは、学生生活この上ない幸せです。本当にありがとうございました。(略)僕だけに限らず、講義を受けて火がついた学⽣は多いはずです。
「安宅先生の様々な話からビジネスマンとしての⽣き様を学んだ。プロフェッショナルとしての⽣き方を体感でき、最高の時間を過ごすことができたと感じている。
「ICT産業から富が生まれるという確信を持てました。
「前学期に履修を開始してから、3年間の大学授業の中で間違いなく最も大変な授業でした。毎週毎週の課題は本当に大変で、夜中までかかることもしばしばでした。ただ、今になって思い返すと、自分で手を動かして苦労した経験が自分の血肉になって、身についたように思います。(略)この1年間、データドリブンの授業は自分にとってはなくてはならないものだったので、終わってしまうのは本当に悲しいです。
「1年間ありがとうございました!今回の授業の書籍化、映像化などを望んでいます!ぜひご検討ください。
「先学期の基礎編に続き、応用編もとても楽しかったです。5年後10年後に、わざわざ運転して遥々SFCまで行って講義してよかったなあ、と思ってもらえるように今後の人生頑張ります。
「データに対する心構えや扱いを教えてくださったことはもちろんですが、これからの人生をどう生きるか、さらには20代の若い間に何を成し遂げるかについて真剣に考える機会をくださったことこそがこの講座を受講してよかったなあ、と感じるところです。
「言葉で「ビッグデータ」「AI」と周りの人がよく使いますが、本当に奥深い分野だと改めて思いました。4年間sfcであらゆる授業を履修しましたが、データドリブンの授業は試行錯誤し、悩んだ分だけ多くのことを身につけられる授業だと思います。世の中の見方が変わりました。
「以前安宅さんが、この学期の学費はこの講座だけでペイします、と笑いながらおっしゃっていましたが、この学期どころじゃないと思います。sfcに入ってこの講座を受けていなければ、下手したら一生学べなかったかもしれないことにたくさん触れさせていただきました。(略)あの時に講義してよかったな、と思っていただけるように、世の中を面白い方向に変えていきたいです。
「1年を通してとても興味深いことばかりだったので、今後もデータを扱う分野に少しでも関わっていけるようなキャリアを築けるよう、勉学と就職活動に励んで参ります。 本当に有意義な時間を過ごすことができました。(略)毎回とても刺激的でした!後輩たちにも、履修することを強くお勧めしたいと思います。
何らかの事業を起こすにしろ、会社に入るにしろここから先の時代においてデータドリブンな分析力、問題解決力、データ利活用に対する皮膚感覚的な理解は不可欠である。
本講座は分析的思考、データリテラシーの実戦的な基本素養(データドリブン基礎の内容を十分高く消化出来ていることを前提)はあるが、データ分析、データの利活用についてさして経験のあるわけではない人に対して、データの大切さと力、分析の楽しさを実感してもらうことを通じ、現代社会を生き抜くため最低限、基礎となるデータリテラシー、データで考える力を身につけてもらうことを目指す
本講座では自らデータ調整までおこない、機械学習の初歩に入る
データ・ドリブン社会の創発と戦略(以下「基礎編」と記載します。)で扱った内容を前提に行います(基礎編の内容はわからないという言い訳は一切ナシ。基礎編の履修を強く推奨します。)
★情報科学、ビッグデータ処理の専門家を育てる講座ではありません
自然言語処理
画像処理
機械学習
データ基盤構築
リアルタイム処理、など
■想定受講者
情報科学オタクというより、本当に世の中で分析、データ利活用で変化を起こしたい人たち。
この世界でデータや分析はどのように世の中に役に立っているのかを理解し、その基本的なスキルを身につけたいと思っている人たち
課題解決、意思決定と分析の関係について肌で感じ、学びたいと思っている人たち
これまで色々分析に取り組んでみたが、価値を生み出すポイントが良くわからない方々
■(参考)これまでの履修者の声(抜粋)
「来学期も是非聴講させていただこうと思っています。どうぞよろしくお願い致します。そして1年間ありがとうございました。最高の授業でした。
「安宅さんのgiverの姿勢で、僕は授業のコンテンツ以上にとても⼤きな⼈生のインパクトを受けました。⾃分たちが考えていることに対して、深い洞察でフィードバックを頂けたことは、学生生活この上ない幸せです。本当にありがとうございました。(略)僕だけに限らず、講義を受けて火がついた学⽣は多いはずです。
「安宅先生の様々な話からビジネスマンとしての⽣き様を学んだ。プロフェッショナルとしての⽣き方を体感でき、最高の時間を過ごすことができたと感じている。
「ICT産業から富が生まれるという確信を持てました。
「前学期に履修を開始してから、3年間の大学授業の中で間違いなく最も大変な授業でした。毎週毎週の課題は本当に大変で、夜中までかかることもしばしばでした。ただ、今になって思い返すと、自分で手を動かして苦労した経験が自分の血肉になって、身についたように思います。(略)この1年間、データドリブンの授業は自分にとってはなくてはならないものだったので、終わってしまうのは本当に悲しいです。
「1年間ありがとうございました!今回の授業の書籍化、映像化などを望んでいます!ぜひご検討ください。
「先学期の基礎編に続き、応用編もとても楽しかったです。5年後10年後に、わざわざ運転して遥々SFCまで行って講義してよかったなあ、と思ってもらえるように今後の人生頑張ります。
「データに対する心構えや扱いを教えてくださったことはもちろんですが、これからの人生をどう生きるか、さらには20代の若い間に何を成し遂げるかについて真剣に考える機会をくださったことこそがこの講座を受講してよかったなあ、と感じるところです。
「言葉で「ビッグデータ」「AI」と周りの人がよく使いますが、本当に奥深い分野だと改めて思いました。4年間sfcであらゆる授業を履修しましたが、データドリブンの授業は試行錯誤し、悩んだ分だけ多くのことを身につけられる授業だと思います。世の中の見方が変わりました。
「以前安宅さんが、この学期の学費はこの講座だけでペイします、と笑いながらおっしゃっていましたが、この学期どころじゃないと思います。sfcに入ってこの講座を受けていなければ、下手したら一生学べなかったかもしれないことにたくさん触れさせていただきました。(略)あの時に講義してよかったな、と思っていただけるように、世の中を面白い方向に変えていきたいです。
「1年を通してとても興味深いことばかりだったので、今後もデータを扱う分野に少しでも関わっていけるようなキャリアを築けるよう、勉学と就職活動に励んで参ります。 本当に有意義な時間を過ごすことができました。(略)毎回とても刺激的でした!後輩たちにも、履修することを強くお勧めしたいと思います。
■ 本講座の位置づけ
何らかの事業を起こすにしろ、会社に入るにしろここから先の時代においてデータドリブンな分析力、問題解決力、データ利活用に対する皮膚感覚的な理解は不可欠である。
本講座は、高校1-2年程度の数学の知識、スキル、Excelで基本的なことができる程度の素養はあるが、データ分析、データの利活用についてさして経験のあるわけではない人に対して、データの大切さと力、分析の楽しさを実感してもらうことを通じ、現代社会を生き抜くため最低限、基礎となるデータリテラシー、データで考える力を身につけてもらうことを目指す。
授業は可能な限り双方向で行います。毎回の宿題の復習や、週1回のアンケートでいただいた質問への回答など、かなりの時間を投入します。
■ 身につけてもらうことを目指す技能
- データ社会に対するパースペクティブ
- 各種関連バズワードの適切な理解
- データの意味合いを理解するための基礎となる力
- データに騙されないようになるための基礎となる力
- 数字のハンドリング力、数量的分析力
- 基本的な問題解決能力
- 情報処理、基礎プログラミング力
■ 期待成果
- データって面白い、分析はスゴイ、と知る
- サイエンスおよび分析的思考、データリテラシーの実戦的な基本を身につける
- 世の中のデータ関連のニュースを聞いても、何らかの意味合いがわかるようになる
■ 利用ツール
- Excel(必須)
- Powerpoint(任意だが使えることが望ましい)
- MySQL (任意)
- R (任意)
- Python (任意)
■(参考)これまでの履修者の声(抜粋)
「もっとはやくこのような素晴らしい授業と出会いたかったです」
「データ分析は奥が深く、ついていくのに必至でした。とはいえSFCのどの講座よりも熱く面白い授業であったことは間違いなかったです」
「散々苦しみましたが、苦しめば苦しむほど見えるものがあって楽しかったです」
「大学に入って一番成長できたと感じることのできる講義でした」
「データへの考え方が、根本的に変わりました」
「今学期1番楽しみにしていた授業でしたが、その期待をはるかに上回る内容でとても満足しています」
「今期一番面白かった授業のひとつです。講義の部分も演習の部分も面白く、これから役に立つものばかりで楽しかったです」
「本当に疲れた講義だったけど、それ以上に一番成長できた半年だったと胸を張って言える」
「これは間違いなく1年生の春にデータサイエンス科目として全員が必修でとるべき内容の講義で、もっと早くこの講義が実現していれば…と思いました」
「全14回+補講をありがとうございました。課題は難しかったけど、毎回面⽩いことが聞けてとてもよかったです。データに対する姿勢が確実に変わりました」
「以前は、ツールの使い⽅方をマスターすることが重要だと思っていたが、授業を通して、それより、問題の捉え⽅など、より本質的なものを⾒極める思考が重要であることに気づきました。非常に、有意義な時間で、講義を楽しめました
「3年間の大学生活で最も刺激的な科目で、分析を仕事にするということを具体的に考えながら受講できました。ありがとうございました」
「これで授業が終わりだなんて悲しいです。アドバンスも取りたいです。今後もSFCでの授業よろしくお願いします!」
「時々サボってしまうこともありましたが、半年を通して⾃分がすごく我慢強く、課題に対して前向きになったような気がします。こんなに難しい課題を課されたことは今までにありませんでしたが、今までだったら諦めているような課題でも、安宅さんや他の⽅々の熱⼼な授業のおかげで最後まで諦めずに、苦戦しつつも秋学期を終えることができました。本当にありがとうございました」
「この授業は、他の大学では中々経験できない本当に貴重な体験をさせていただき、感謝してもしきれません。この授業と同じレベルの内容の深さをもつ授業はSFCにはほぼ皆無に等しく、今まで履修した中で群を抜いて得られるものが⼤きかった授業であると断言できます。一学期間、本当にありがとうございました」
「データ分析についてはある程度経験があったが、毎回の講義で気づかされることは⾮常に多かった」
「とても濃密な講義をありがとうございました!!データドリブンとは何か?その必要性は?などを⼤局的に解いた講義から、チャートや予測モデルの作成などの実習まで、インプットとアウトプットを両⽴して⾏うことができて、実践的でとても楽しく分析や問題解決といったことを学べました。今後もこれらの考え⽅を忘れず、20代で突き抜けられるよう頑張ります」
「毎回楽しい授業をありがとうございました。単にデータ分析をガリガリにおこなうと思っていたら、これまで知らなかったそもそも論についての話を伺える、実りの多いものになりました。ツールの使い⽅といったその場かぎりの知識では終わらない、より深い層の学びを得られたので、今後に活かしていきたいと思います」
IoTやビッグデータといった、ネットワークを介してデータを収集し、計算資源を構築するサービスインフラが急速に普及している。これは近年クラウドと呼ばれていたネットワーキングとコンピューティングが融合されたインフラをさらに進化させたサービス形態であり、ネットワーク上に存在するソフトウェア部品や、ソフトウェアによって仮想化された計算資源を組み合わせて実現されている。
そこで本講義では、従来のネットワーク技術とコンピューティング技術の基礎をおさらいし、その知識を基に両分野にまたがって構築されるインフラの要素技術を習得する。
IoTやビッグデータといった、ネットワークを介してデータを収集し、計算資源を構築するサービスインフラが急速に普及している。これは近年クラウドと呼ばれていたネットワーキングとコンピューティングが融合されたインフラをさらに進化させたサービス形態であり、ネットワーク上に存在するソフトウェア部品や、ソフトウェアによって仮想化された計算資源を組み合わせて実現されている。
そこで本講義では、従来のネットワーク技術とコンピューティング技術の基礎をおさらいし、その知識を基に両分野にまたがって構築されるインフラの要素技術を習得する。
【重要事項】本来本講義は、1学期15回の授業内容を、初回ガイダンスから授業は、2週間おきに2コマ連続(2週分)をSBC滞在棟で宿泊型で実施し、その他に別途指定日の土曜日9-12までSFCに隣接する永田農園での農業実習(各履修者2回)で15回分の授業内容を網羅しています。原則オンキャンパスですが、コロナ感染状況が拡大した場合は全塾の指示内容によっては、2週間に一回のオンラインでの講義(2コマ連続)+農業実習に切り替えて実施します。その場合でも事態が収束し次第、本来の講義形式に戻します。
ミネルバの森委員会のもつネットワークを最大限に活かし、SFCの中に新たなカタチで社会人となった卒業生の「多才な専門性と挑戦」と、大学の所在地である地域の「歴史・伝統・知恵」、そして何かをカタチにしたくてうずうずしている現役のSFC生の「多才な行動力と挑戦」のコラボレーションで作りあげるコースです。SFC設立30周年を迎えて、2019年度にミネルバの森講義の基盤構築段階を経て、2020年度は、より深化した三者の共同体制で、持続可能な協働での取り組みの実践段階として、本講義を捉えています。
その初年度である2019年春学期は、SFCの学部生とSFC三田会から推薦を受けた卒業生の皆さんとの協創で人間すべての大元である、『生きる』をテーマに、「SFC卒の社会人ならではの専門性+発想力+先端性」と「SFC生ならではの斬新さ+実行力」を持って「何か面白いもの」をかたちにするための「青写真づくり」を「生きる」を「つくる・保証する・演出する」の3つの切り口で実験的に取り組みました。2020年度は、SFC設立30周年であり、引き続き「生きる」をテーマに、「食」に関するテーマに、「食」を「つくる・保証する・彩る」の3つの切り口から取り組み、塾関係者のみにとどまらない、開かれた「卒業生・地域・在学生」との持続可能な協働モデルの構築に実践的に取り組む授業です。
社会に生きる何かを実現するための「青写真づくり」で、社会人となった卒業生と、地域の将来を見据えて日常を紡ぐ地域の皆さん、現役の学部生を融合した流れをつくることで、SFCが「地域とともに次の次の世代」までを視野に入れた、「基盤となる地を形成し、当事者意識のある血の通った関係性に基づいた、『知』の生まれいずる拠点」になることを目指しています。2019年度でミネルバの森委員会はその役割を終えましたが、ミネルバの森の精神は設立30周年を迎え、新たなカタチで引き継がれていくことを証明する授業です。そのため、実践と議論を重視するため、ある程度ユニークに開講体制をとっています。
大都市の郊外部や地方都市の周辺地域のまちづくりでは、道路や鉄道の延伸・大規模な共同住宅や商業施設の開設などによって都市化が進み、それに伴い地域住民の生活のありかたも変容してきました。新たに付与された利便性に期待や魅力を感じる住民がいる一方で、住み慣れた地域の変化に喪失感を感じる住民もいます。各自がどのように感じるかは一連の開発が完了してからでないとわからないことが沢山あります。地域住民の声を集めて新たなまちに対する振り返りをするには、住民がどう思っていたか、まちの開発が始まる前に記録しておくべきでしょう。
そこでこの講座では、鉄道延伸計画をもとに近く地域開発が始まりつつあるSFCの周辺地域を対象に、フィールドワークやインタビューを通じて、住民が大切にしている価値感について考える機会を提供します。またそうした価値感は地域で適格に言語化できているか、フィールドワークを通じて考えていきます。
また開発を計画する側が認識する地域課題とその解決策についても学びます。開発という1つの事柄を両方から知る経験を通じて、将来地域で住民が関わる計画に携わる際に、相手の立場を理理解した上で、置かれた立ち位置に応じて対応していく力を養います。
テーマ1(前半部):再犯防止の基礎論。犯罪情勢、犯罪者の特性、犯罪を取り巻く環境(貧困、発達障害、依存症、差別など)や刑事司法制度の概論を学ぶ。併せてSDGsの概要と、その中で再犯防止がどのように位置付けられているのか学ぶととともに、SDGsの目標実現のため民間企業に求められていること、民間企業の取り組みを推進する各種施策(ESG投資等)について学ぶ。
テーマ2:再犯防止策への民間の関与として、伝統的な社会福祉法人設立による社会福祉事業+株式会社の併用(日本型ソーシャルファームはこの形態)のみならず、PFI、PPP(公共サービス改革法)、成果連動型民間委託形式(PFS:Pay For Success)、SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)、クラウドファンディングなど従来の公共が担ってきた作用を民間事業として実現する手法を学び、これらが再犯防止の取組にどう応用されているか、発展させるための課題は何か、より多くの民間企業の取組を促す方策は何かを考察する。
世界で初めて人工衛星の打上げが行われてから65年以上が経過した。この間に人類が行ってきた宇宙活動としては、国際宇宙ステーションの運用や惑星探査といった民生目的のものがよく知られている。また、最近では数多くの宇宙関連スタートアップが国内外で誕生しており、商業目的の宇宙活動にも注目が集まるようになっている。
その一方で、軍事目的の宇宙活動については、民生・商業目的のものに比べれば依然として認知度が低い。しかしながら、人類による宇宙活動は軍事と分かちがたく結びついてきた。軍事目的の宇宙活動を理解しなければ、宇宙開発利用の全体像を把握することはできない。さらに、軍事目的の宇宙活動を理解しなければ、軍事や国家安全保障を包括的に捉えることも難しい。
同時に、人類は宇宙利用を安定的に行うことができるように、宇宙開発利用に関わる国際ルールを策定するなど、宇宙ガバナンスにも取り組んできた。日々の経済・社会活動において宇宙システムが不可欠な存在となる中、宇宙ガバナンスに取り組む重要性は一層増大している。
こうした問題意識に基づき、本講義では宇宙安全保障の2つの側面について、履修者とともに分析・考察を行う。1つ目の側面は「安全保障のための宇宙」であり、宇宙が軍事目的にどのように利用されてきたのか、また今後利用される可能性があるのかを考える。2つ目の側面は「宇宙のための安全保障」であり、安定的な宇宙利用を維持するために、いかなる宇宙ガバナンスが模索されてきたのか、さらに今後どのような取り組みが必要となるのかを分析・議論する。
本寄付講座は、全国の社会イノベータが取り組むユニークな事例を通して、これからの地域づくりやコミュニティ活性化にむけた具体的方策、プロジェクト企画の方法を、実践的な観点から学ぶ。講義では、SFC政策研究支援機構の助成を獲得し既に実践を行うプロジェクトを紹介したり、地域にイノベーションを引き起こす実践者をゲストにお迎えしたり、さらに地域活性化事例のケース教材等を使いながら、地域づくりの可能性や課題、解決策、そのなかで大学の役割などを議論する。
対象となる学生は、実際に地域でのプロジェクト活動を計画または推進している学生、地域連携や地域協働に関心のある学生、SFC政策研究支援機構のフィールドワーク助成を既に受けている、もしくは検討している学生などとする。最終成果として、地域の問題解決につながるプロジェクト計画書を作成し、その構想を授業内で発表する。これらを通じて、地域大学連携、地域再生をイノベーティブに推進するために必要な実践知を学ぶ。
本寄付講座は、全国の社会イノベータが取り組むユニークな事例を参照しつつ、これからの地域づくりやコミュニティ活性化にむけた具体的方策、プロジェクト企画の方法を、実践的な観点から学ぶ。講義では、SFC政策研究支援機構の助成を獲得し既に実践を行うプロジェクトを紹介・議論したり、地域にイノベーションを引き起こす実践者をゲストスピーカーにお迎えしたり、さらに地域活性化事例に学びながら、地域づくりの可能性や課題、解決策、そのなかで大学や学生の役割などを議論する。
対象となる学生は、実際に地域でのプロジェクト活動を計画または推進している学生、地域連携や地域協働に関心のある学生、SFC政策研究支援機構のフィールドワーク助成を既に受けている、もしくは検討している学生などとする。最終成果として、地域を知り、その課題解決につながるプロジェクト計画を立案・検証し、授業内で発表する。これらを通じて、地域大学連携、地域再生をイノベーティブに推進するために必要な実践知を学ぶ。
本寄付講座は、全国の社会イノベータが取り組むユニークな事例を参照しつつ、これからの地域づくりやコミュニティ活性化にむけた具体的方策、プロジェクト企画の方法を、実践的な観点から学ぶ。講義では、SFC政策研究支援機構の助成を獲得し既に実践を行うプロジェクトを紹介・議論したり、地域にイノベーションを引き起こす実践者をゲストスピーカーにお迎えしたり、さらに地域活性化事例に学びながら、地域づくりの可能性や課題、解決策、そのなかで大学や学生の役割などを議論する。
対象となる学生は、実際に地域でのプロジェクト活動を計画または推進している学生、地域連携や地域協働に関心のある学生、SFC政策研究支援機構のフィールドワーク助成を既に受けている、もしくは検討している学生などとする。最終成果として、地域を知り、その課題解決につながるプロジェクト計画を立案・検証し、授業内で発表する。これらを通じて、地域大学連携、地域再生をイノベーティブに推進するために必要な実践知を学ぶ。
コロナによるパンデミックを経験した世界の諸都市は今、これまで常識だと思われていた都市開発の手法をその根本から見直さなければならない時代に入った。これからの先の読めない社会に対して私たちはどのような都市の未来を描けばいいのだろうか。
都市の様相や経済は様々な要因によって変化し、それに伴いその空間も変容する。本講座では、都市空間や都市経済の変容がどのように成り立ってきたのか、またどのような不動産メカニズムの下で起き、その時にどのような条件を考慮に入れ、何を目標としてその開発を行われなければならないのかを、春学期・秋学期を通して、具体的な不動産開発・投資の事例(ケース・スタディ)を国内外より挙げながら考察する。
また、米国MITより不動産デザインを教える教授および米国ベースのディベロッパーを迎え、これからの都市開発の行方について議論するとともに、日本の都市の将来について考察を行う。併せて、ポストコロナの時代の地方の価値向上やシェアリングエコノミーの台頭における不動産デザインの可能性を探る。
コロナによるパンデミックを経験した世界の諸都市は今、これまで常識だと思われていた都市開発の手法をその根本から見直さなければならない時代に入った。これからの先の読めない社会に対して私たちはどのような都市の未来を描けばいいのだろうか。
都市の様相や経済は様々な要因によって変化し、それに伴いその空間も変容する。本講座では、都市空間や都市経済の変容がどのように成り立ってきたのか、またどのような不動産メカニズムの下で起き、その時にどのような条件を考慮に入れ、何を目標としてその開発を行われなければならないのかを、春学期・秋学期を通して、具体的な不動産開発・投資の事例(ケース・スタディ)を国内外より挙げながら考察する。
また、米国ハーバード大学、MITより不動産デザインを教える教授陣を迎え、これからの都市開発の行方について議論するとともに、日本の都市の将来について考察を行う。併せて、ポストコロナの時代の地方の価値向上やシェアリングエコノミーの台頭における不動産デザインの可能性を探る。
コロナによるパンデミックを経験した世界の諸都市は今、これまで常識だと思われていた都市開発の手法をその根本から見直さなければならない時代に入った。これからの先の読めない社会に対して私たちはどのような都市の未来を描けばいいのだろうか。
都市の様相や経済は様々な要因によって変化し、それに伴いその空間も変容する。本講座では、都市空間や都市経済の変容がどのように成り立ってきたのか、またどのような不動産メカニズムの下で起き、その時にどのような条件を考慮に入れ、何を目標としてその開発を行われなければならないのかを、春学期・秋学期を通して、具体的な不動産開発・投資の事例(ケース・スタディ)を国内外より挙げながら考察する。
また、米国MITより不動産デザインを教える教授および米国ベースのディベロッパーを迎え、これからの都市開発の行方について議論するとともに、日本の都市の将来について考察を行う。併せて、ポストコロナの時代の地方の価値向上やシェアリングエコノミーの台頭における不動産デザインの可能性を探る。
コロナによるパンデミックを経験した世界の諸都市は今、これまで常識だと思われていた都市開発の手法をその根本から見直さなければならない時代に入った。これからの先の読めない社会に対して私たちはどのような都市の未来を描けばいいのだろうか。
都市の様相や経済は様々な要因によって変化し、それに伴いその空間も変容する。本講座では、都市空間や都市経済の変容がどのように成り立ってきたのか、またどのような不動産メカニズムの下で起き、その時にどのような条件を考慮に入れ、何を目標としてその開発を行われなければならないのかを、春学期・秋学期を通して、具体的な不動産開発・投資の事例(ケース・スタディ)を国内外より挙げながら考察する。
また、米国ハーバード大学、MITより不動産デザインを教える教授陣を迎え、これからの都市開発の行方について議論するとともに、日本の都市の将来について考察を行う。併せて、ポストコロナの時代の地方の価値向上やシェアリングエコノミーの台頭における不動産デザインの可能性を探る。
コロナによるパンデミックを経験した世界の諸都市は今、これまで常識だと思われていた都市開発の手法をその根本から見直さなければならない時代に入った。これからの先の読めない社会に対して私たちはどのような都市の未来を描けばいいのだろうか。
都市の様相や経済は様々な要因によって変化し、それに伴いその空間も変容する。本講座では、都市空間や都市経済の変容がどのように成り立ってきたのか、またどのような不動産メカニズムの下で起き、その時にどのような条件を考慮に入れ、何を目標としてその開発を行われなければならないのかを、春学期・秋学期を通して、具体的な不動産開発・投資の事例(ケース・スタディ)を国内外より挙げながら考察する。
また、米国MITより不動産デザインを教える教授および米国ベースのディベロッパーを迎え、これからの都市開発の行方について議論するとともに、日本の都市の将来について考察を行う。併せて、ポストコロナの時代の地方の価値向上やシェアリングエコノミーの台頭における不動産デザインの可能性を探る。
コロナによるパンデミックを経験した世界の諸都市は今、これまで常識だと思われていた都市開発の手法をその根本から見直さなければならない時代に入った。これからの先の読めない社会に対して私たちはどのような都市の未来を描けばいいのだろうか。
都市の様相や経済は様々な要因によって変化し、それに伴いその空間も変容する。本講座では、都市空間や都市経済の変容がどのように成り立ってきたのか、またどのような不動産メカニズムの下で起き、その時にどのような条件を考慮に入れ、何を目標としてその開発を行われなければならないのかを、春学期・秋学期を通して、具体的な不動産開発・投資の事例(ケース・スタディ)を国内外より挙げながら考察する。
また、米国ハーバード大学、MITより不動産デザインを教える教授陣を迎え、これからの都市開発の行方について議論するとともに、日本の都市の将来について考察を行う。併せて、ポストコロナの時代の地方の価値向上やシェアリングエコノミーの台頭における不動産デザインの可能性を探る。
非営利・営利組織の幹部が組織の中長期戦略を考えるにあたり、幹部の指示のもと、戦略を立案する部署が情報を収集し、分析を行っている。例えば、マーケティング(需要側のデータ)調査の場合、幹部がマーケティング部門に路上調査を命じ、ターゲット層の嗜好を調査するケースがあげられ、分析では、「原因と結果」の因果関係を明らかにすべく活動している。近年もこれらの調査手法が使われるケースも多々あるが、90年代後半に入り、ITの爆発的な普及により、個人はITを活用した情報の検索・収集が可能になり、附随して組織は、個人の購買履歴等の多種多様な膨大な顧客情報をデータとして容易に蓄積することが可能になった。そして、2010年代に入りIT技術の更なる進歩により、大量のデータを大きな規模のままで分析を行い、新たな知の抽出や価値の創出ができるインフラが整いつつある。近年、これらの大量のデータをビッグデータと総称し、このデータを活用した最適な統計分析手法の一つである2つの要因の関係性を調査する相関分析を参考に意思決定を行うケースも出てきている。又、政府は、オープンデータの関して平成25年5月に第2次阿部内閣の新たなIT戦略として「世界最先端IT国家創造」宣言が発表され、行政が保有する公共データを2次利用可能な形で国民に提供する事を宣言し、企業が保有するデータと相互に結び付け、新たなビジネスや官民協働によってイノベーション創出の実現を目指している。これらのデータの更なる活用により、市場・組織・市民・政府の社会システムが変化しようとしている。本講座では、上記の社会システムに対応できる人材を育成すべく、ビッグデータを扱うアーキテクトの研究とシステムもわかる情報戦略を実働できるデータサイエンティストの育成に繋げるべくIT、アナリティクス、デザインの融合を目指した人材育成を行う。
非営利・営利組織の幹部が組織の中長期戦略を考えるにあたり、幹部の指示のもと、戦略を立案する部署が情報を収集し、分析を行っている。例えば、マーケティング(需要側のデータ)調査の場合、幹部がマーケティング部門に路上調査を命じ、ターゲット層の嗜好を調査するケースがあげられ、分析では、「原因と結果」の因果関係を明らかにすべく活動している。近年もこれらの調査手法が使われるケースも多々あるが、90年代後半に入り、ITの爆発的な普及により、個人はITを活用した情報の検索・収集が可能になり、付随して組織は、個人の購買履歴等の多種多様な膨大な顧客情報をデータとして容易に蓄積する事が可能になった。そして、2010年代に入りIT技術の更なる進歩により、大量のデータを大きな規模のままで分析を行い、新たな知の抽出や価値の創出ができるインフラが整いつつある。近年、これらの大量のデータをビッグデータと総称し、このデータを活用した最適な統計分析手法の一つである2つの要因の関係性を調査する相関分析を参考に意思決定を行うケースも出てきている。又、政府は、オープンデータに関して平成25年5月に第2次安倍内閣の新たなIT戦略として「世界最先端IT国家創造」宣言が発表され、行政が保有する公共データを2次利用可能な形で国民に提供する事を宣言し、企業が保有するデータと相互に結び付け、新たなビジネスや官民協働によってイノベーション創出の実現を目指している。これらのデータの更なる活用により、市場・組織・市民・政府の社会システムが変化しようとしている。本講座では、上記の社会システムに対応できる人材を育成すべく、ビッグデータを扱うアーキテクトの研究とシステムもわかる情報戦略を実働できるデータサイエンティストの育成に繋げるべくIT、アナリティクス、デザインの融合を目指した人材育成を行う。
人間を含む生物は生きていくために食べなければならず、安定的に食べるものを確保するために、人間は農耕を始め、そこから文明を発達させてきた。しかし発達の結果として分業が進み、昨今では日々の暮らしと農業が分断されている状況にあり、生命を支える根底に農業があることを認識する機会が少なくなっている。多くの国民は、農業の実態だけでなく、農業が営まれていることによって形成されてきた環境や社会や文化について知る機会がほとんどない。本講座では、持続可能な社会における農業の存在意義・多面的機能などを、5つのキーワード(環境、教育、観光・インバウンド、福祉・ウェルビーイング、エネルギー)から、九州・阿蘇と藤沢市で農業を営む2人の卒業生と一緒に考察していく。食料生産にとどまらない農業の幅広い役割を深掘りすることで、持続可能な未来の設計について考える。