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日本語レベルが中級前半(ちゅうきゅうぜんはん lower intermediate)の人、日本語インテンシブ初級(しょきゅうElementary)2がおわった人のためのコースです。
文法(ぶんぽう)や語彙(ごい vocabulary)、漢字の勉強(べんきょう)をしながら、読む・書く・聞く・話すの4つを練習(れんしゅう)します。 発表(はっぴょう)や作文(さくぶん)、文法の復習(ふくしゅう)などをしながら、日本語がうまく使えるようになるための勉強をします。
このコースは、近年急成長している、確率コンピューティング分野の導入を行うことを目的としています。この分野は、記号的計算やニューラルネットワークを用いた確率モデルや推論の技術を組み合わせたものです。受講者は確率コンピューティングに関する幅広い応用例を知り、人工知能(AI)分野の課題を、生成モデルの確率的推論の中でどう扱うか考えます。さらに受講者はいくつかの推論方法を学び、確率モデルと他の機械学習の手法にどのような違いがあるのかも理解することができるようになります。
プリッカー賞をはじめとする多数の国際的な表彰を受けた槇文彦氏(1928-)は、長年にわたる設計活動とその作品について全世界から称賛される世界屈指の建築家です。我々のキャンパスの設計だけでなく、慶應義塾の多くの建物を手掛けられ、特に藤沢、三田、日吉の全ての図書館がその作品であることは象徴的です。日本でも建築学会賞を2回受賞し、東京体育館、幕張メッセ、横浜市庁舎などたくさんの作品を残されていますが、むしろ特筆すべきはその国際的な活躍と評価にあります。日本で設計活動を開始する以前からハーバード大学デザイン大学院にて教鞭を取り世界の建築界に幅広い交流ネットワークを持っていただけでなく、日本の建築思想を世界に紹介する実践的な理論家として認められていました。1960年代からメタボリストの一人として、建築設計作品と著作を通じて日本の建築文化を紹介し、江戸から続く日本の都市とその空間性をモダニズムの世界的潮流の中に位置付けたその思想は環境におけるローカリズムとグローバリズムの相克の観点から世界中の注目を集めました。ニューヨークWTC跡地、 MITメディアラボ、インド・ビハール博物館、シンガポール工科大学、アガ・カーン財団ロンドン本部、深セン世界文化センターなど、世界各地に地域と時代を象徴する建築物の設計者に招請されてきた事実が、何よりその高い評価を示しています。
慶應義塾大学SFC は槇文彦氏からの意向を受け、氏が所有・保管されている、スケッチ、図面、模型、写真、自身の著作原稿、刊行物や通信書簡などによる国際的な思想交流の軌跡などの貴重な資料ご寄贈を受け、将来にわたって内外の研究・教育活動に活用するために、収集整理・保管収蔵および展示やデータによる公開することを決めています。氏が設計したSFCの空間全体がその建築・都市デザインを見渡すメディアセンター4階を改修した「槇文彦アーカイブ・ルーム」をオープンし、慶應義塾の教育思想の体現をしてきた槇文彦氏の建築作品を世界中からの訪問客に展示して紹介するだけでなく、歴史的研究資料として、在学生はもちろん、世界中から利用されるデジタル・アーカイブ化を目指しています。資料の単なる画像データ化を超えて多角的で先端的なデジタル・コンテンツ化を目指して、慶應義塾大学アート・センター や慶應義塾ミュージアム・コモンズ 、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究センターとも連携をとっていく予定です。
この授業は、槇文彦氏の作品と足跡を通じてアーバニズムの国際的潮流や設計活動の歴史的な意義を理解すると同時に、建築設計を学ぶものが身につけるべき要素や応用可能な具体的知見が蓄積されている教材として、分析的な成果を作成すること自体を学びの機会にする授業です。建築におけるヒューマニズムのあり方を標榜した槇文彦氏の思想について、特に建築と都市デザインの学習と研究を目的にした学生にアーバニズムの国際的潮流と建築家・槇文彦の作品と思想の貴重な資料を保有する立場を活かした実践的な学習過程を提供します。
コロナによるパンデミックを経験した世界の諸都市は今、これまで常識だと思われていた都市開発の手法をその根本から見直さなければならない時代に入った。これからの先の読めない社会に対して私たちはどのような都市の未来を描けばいいのだろうか。
都市の様相や経済は様々な要因によって変化し、それに伴いその空間も変容する。本講座では、都市空間や都市経済の変容がどのように成り立ってきたのか、またどのような不動産メカニズムの下で起き、その時にどのような条件を考慮に入れ、何を目標としてその開発を行われなければならないのかを、春学期・秋学期を通して、具体的な不動産開発・投資の事例(ケース・スタディ)を国内外より挙げながら考察する。
また、米国MITより不動産デザインを教える教授および米国ベースのディベロッパーを迎え、これからの都市開発の行方について議論するとともに、日本の都市の将来について考察を行う。併せて、ポストコロナの時代の地方の価値向上やシェアリングエコノミーの台頭における不動産デザインの可能性を探る。
本授業では、「治安」に関する「ガバナンス」として、日本の警察制度及び刑事司法制度の概要を踏まえた上で、国際テロ対策、薬物対策、暴力団対策、児童虐待対策といった、社会における安全・安心を確保するための各種対策を概観しながら、諸課題への対応方策を探求する。
本科⽬は,国際環境政策分野での政策⽴案及び遂⾏の,基礎的知識,⼿法を⾝につけることを⽬的とする.
本授業では,学⽣が将来,環境分野の国際機関,国際組織において活動する場合に必要不可⽋な国際環境政策リテラシ―を⾝に付けるよう図る.具体的には,各地において個々の現れを持つ環境問題の解決に向けて,国際社会が,なぜ⼒を発揮しなければならないのか,また,どのような⼿段・⽅法をもって国際社会は個別問題の解決を⽀援し得るのか,といった基本的な点に関し,典型例,代表例を通じて知識を醸成するとともに,国際環境政策マン(ウーマン)として理解しておくべき,マクロに環境を扱う基本的な環境マネッジメントツールについても理解を醸成する.
環境を巡るマルチラテラルな交渉の⼒学についてもその概要を把握できるように基礎的な知識を習得し,実際的なコミュニケーション能⼒・交渉能⼒を培うために,国際環境政策交渉の模擬演習を実施する.さらに,環境についての分析・解析データに基づいた政策⽴案,政策実⾏を⽬指す基礎基盤技術⼒を醸成するために,環境計測技術の体験的実習を⾏う.
環境システムとは人間社会と環境との間における、物質・エネルギー・情報の循環系である。現在では気候変動の影響により2030年には約7兆円/年の被害が発生するとの環境省調査結果が出るなど、地球環境問題・資源問題・エネルギー問題など複数の地球規模問題群に同時に解を与えるグローバル環境システムを構築することが人類共通の課題となっている
そこで、本科目では、まず、地球環境問題、資源問題、エネルギー問題の現状と将来を概観し、グローバルな地球環境変化と次世代地球観測システムの開発現状について概説する。同時に、国、地域レベルの環境問題、例えば、ヒートアイランド現象などを取り上げ、大規模数値シミュレーションにより、その解決策を探る。続いて、環境・資源・エネルギー問題の解決を目指し、現在、導入あるいは開発が進められている1)再生可能エネルギーシステム、2)革新的エネルギーシステムについて、その基本概念・構成、開発の現状を概説し、その役割を議論する。以上の講義をもとに、環境問題とエネルギー問題に同時に解を与えることが可能なエネルギーシステムの選択、あるいは、ベストミックスとは何かを、学生自らが考え、提案し、その技術的合理性と社会的合理性を総合的に議論する。
さらに、環境問題、資源問題、エネルギー問題の解決に向けて、リーダシップを発揮していくためには、上で取り上げた幅広い分野にわたる先端的なハードウエア・ソフトウエア技術に関する知識はもちろん、要素技術を一つ一つ積み上げ、統合化・最適化していく大規模・複雑システム構築のプロセスを自ら体験しておくことが重要となる。そのため、1)地球・地域環境システム、2)再生可能エネルギーシステム、3)革新的エネルギーシステムに関連する実習課題を複数提示する。学生は、自ら、その一つを選択し、最終目標あるいは設計仕様を設定し、段階的にこれをクリアし、その成果と問題点をまとめ発表する。このような実習により、大規模・複雑システム構築の基盤とその方法論を体得する。
人々がより健康に生きる、その手段としてのコミュニケーションは、各国で社会的な要請に応えるかたちで、新しいメディアや手法も効果的に取り入れながら、ダイナミックに発展し続けてきた。本コースで扱う「ヘルスコミュニケーション」は、人々の健康にインパクトを与えうる様々な働きかけが含まれる極めて実践的なものになる。
たとえば今日、深刻な健康課題を抱えている人の多くは、社会的・経済的・環境的な複数の課題を抱えていることが多い。そうした健康課題を解決するには、本人に正しい知識(エビデンス)を伝えるだけでは不十分で、当事者をとりまく周囲の人々への働きかけをしたり、さらには社会的な環境を変えていくために政策担当者等のステークホルダーに対しても問題の重要性を訴えることも必要となる。
コースでは、健康・医療のコミュニケーションを効果的に行うための基本的な理論と概念、さらに実践を研究として結実させる方法を実例とともに学ぶ。社会において顕著なヘルスコミュニケーションの実践をしている外部講師も予定している。授業で扱う主な領域は、健康や医療の意思決定に影響を与えうる、対人コミュニケーション、メディア・コミュニケーション、ヘルス・アドボカシーになる。
対象者は2つの研究科(健康マネジメント研究科と政策・メディア研究科)の大学院生で、医療および公衆衛生、健康・医療政策に関心があり、人々の健康の問題を多様なアクターとともに理解し協働して解決する戦略、スキル、方法、アプローチを学びたい意欲ある者を歓迎する。本コースは、1日2コマ続き(4学期制対応科目)となる。講義とグループディスカッションや演習を組み合わせて、学生自身が手と頭を動かして、その日の学びを体感しながら身につけられる教授法で行う予定をしている。
シラバス・時間割をご参照ください。
https://gslbs.keio.jp/syllabus/search
本講義は大学院サイバーセキュリティコースにおける選択科目の一つとして提供され、サイバーセキュリティにおける重要な課題である安全なソフトウェアの開発に関する知識と実践的能力を身につけることを目的としている。サイバーセキュリティの問題の発生原因の大きな要素として脆弱なソフトウェアやシステムの利用が挙げられる。今後のソフトウェア開発においてはそのような脆弱性を生まない開発手法がますます重要なものとなる。安全なソフトウェアの開発は様々な場面で必要な能力であるためサイバーセキュリティコースを選択していない者でも履修可能である。
本講義は社会で広く求められている安全なソフトウェアの開発に関する知識・技術に関する能力を身につける機会を提供することを目的として設置する。
情報セキュリティに係る法令及び政策に関する知識を習得することを目的とする講義。
情報セキュリティ対策は、情報の管理において重要な対策であるとともに、法令等において定められている情報の安全管理措置を実施するために、根拠となる法令及びその解釈や関連する政策について高度な知識が求められる。とりわけ、技術的な対応を適切に実施するためには、組織的、人的、技術的、物理的なセキュリティ対策を導入することが不可欠であるが、そのために必要な基準を理解することが適切な情報セキュリティ対策を実施し導入する上での前提となる。また、情報セキュリティ対策は企業等において専門的に対応する者にとどまらず、広く日常的にコンピュータやネットワークが利用されている現状において、情報セキュリティに係る法令や制度を理解することは、ネットワーク社会において必須の知識ともいえる。
本講義では、我が国における情報セキュリティ関連法令を概観し、情報管理において遵守すべき法令や制度について解説する。また、情報の安全管理措置の根拠となる法令が定める手続きの内容、その他の規範としてISMSをはじめとするマネジメントシステムの構造、国内外において越境するデータの取扱を伴うクラウドコンピューティングなどの情報の取扱局面に応じた具体的な対応の現状も踏まえて、情報セキュリティに関する法令や制度の総合的な知識を習得する。
本講義は,思考・感情・学習・知覚・運動など,ヒトの脳・身体機能の背景にある神経活動の理解と強化をめざした,自然科学研究を推進する力をトレーニングする科目である.神経科学界にある多くの実験手法(脳波や筋電図などの電気生理計測,TMSやtDCS/tACSなどの神経刺激,MRIを用いた脳画像解析,計算論的神経科学にもとづいた行動解析など)について,その計測原理と背景にある神経コミュニケーションの実態を学ぶ.
今期はZoomを用いたオンライン開講とします。
本講義は、サイバーセキュリティ業務の中核たるセキュリティインシデント発生時の対応 (インシデントレスポンス) 手法及びそれを構成するフォレンジック技術に対する知識と経験を体系的に論ずる。企業の業務継続のために必要な情報システムは業務の多角化やサプライ・チェイン構造化をもとに多様化・複雑化を遂げている一方、それらを対象とするサイバー攻撃活動はなお一層巧妙化が進んでいる。本講義はそのような企業をとりまく情報セキュリティ環境に実践的に対応できるサイバーセキュリティ人材の育成を目標とする。
本講義では今日の企業を取り巻く情報セキュリティ環境を概観すると共に、平時におけるセキュリティ運用と有事 (セキュリティインシデント発生時) において必要なインシデントレスポンスについて技術・制度の両面から議論する。またインシデントレスポンスにおいて重要な役割を担うデジタル・フォレンジック技術について、実際の使用場面に即して体系的に議論する。
コースの説明/概要:
このコースは2つの部分に分かれています。第1部:現代都市における課題と機会第2部:環境・都市問題の研究手法
今日、都市開発のための研究情報に基づいた意思決定を強化するためには、より良い研究スキルと方法が緊急に必要とされています。
本コースでは、環境設計における研究手法の調査を含みます。都市開発・都市におけるデザイン、社会・行動、技術問題の研究に用いられる定量的・定性的手法都市化のモデルと持続可能な都市の概念を扱っています。このコースは、環境設計や都市化の概念に興味を持つ学生に特に適しています。
本大学院のセミナーコースは、成熟した学生のためのコースで、自主学習に基づいています。環境設計の課題や研究方法を理解する。学生は一連のオンライン講義を通して作業し、研究プロジェクトを実施し、参加したオンラインレビューで調査結果を共有します。毎週の会議の重要な部分は、講義に専念しています。
具体的には、このコースは、調査スキルに対処し、合成することを目的としています。都市開発における研究とイノベーション
世界のさまざまな都市や地域の都市開発を探求するために、デザイン研究の方法を適用します。このセミナーでは、成熟した大都市圏と急速に発展する大都市圏の両方が直面する主要な課題について理解を深めます。
都市の大規模な変化に対応し、都市の世界を形作る応用法と新しい知識に焦点を当てた研究を探求し、都市の持続可能性プロジェクトや都市政策をデザイン、社会、環境の観点から分析します。 割り当ては 2 つあります。