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行政研究のフロンティア
本特別研究プロジェクトは、以下3つの活動により構成されます:
(i) 茨城県水戸市にて日帰りの事前調査及び2泊3日の本調査を実施する。
(ii) データ分析を用い2040年に向けた水戸市のまちづくり案を共同執筆する。
(iii) 執筆したまちづくり案を、和歌山県主催の第8回データ利活用コンペティション「2040年頃の理想のまち」にて発表するため提出する。
地上学への研究(応用的ランドスケープデザイン)
本特別研究プロジェクトは「SFCを含む遠藤地区のウォーキングコース」の構想と、木製ベンチの制作・設置を行うものです。
「サステナブルでインクルーシブな地域」を実現するための課題として「歩行」は欠かせないものです。カーボンニュートラルなど環境的観点からも、予防医学的・公衆衛生的観点からも、そして地域の共同体の醸成や景観的観点からも「歩くこと」は称揚されます。しかし、SFC周辺地域は休憩施設が少ないために散歩がしにくく、またSFCと周辺地域はあまり歩行者の交流がないのが現状です。本特別研究プロジェクトでは、キャンパスと周辺のフィールドワークによって現状を把握し、専門家のアドバイスを得てインクルーシブデザインに基づいた、交流の場の契機をつくるベンチや椅子をデザインし、プロトタイプとしていくつかのベンチを試作します。完成したプロトタイプは社会実験としてキャンパス内外に設置する予定です。
2015年9月に国連加盟国の全会一致で採択された持続可能な開発目標(SDGs)は、政府だけでなく、自治体、企業、そして市民社会においても、その達成に向けた取り組みが行われている。SDGsの採択から約5年が経過し、国連は2020年からSDGs達成期限の2030年を「行動の10年」と位置づけ、目標達成に向けた行動を世界中で加速させることを求めている。この特別研究プロジェクトでは、企業等と協働し、どのようにSDGsを実践していくかを検討する。
身体運動の神経科学
本プロジェクトでは,2024年度前半に積み上げてきた自身の研究をさらにブラッシュアップし,重厚な関連研究の調査から自身の研究の意義を明確化するとともに,夏休みの時間を利用してさらなるデータ収集+解析を図ることで,自身の研究の背景〜方法〜結果〜考察をより重厚なものとしていく.最終的にはこれを抄録、ショートプレゼンテーション、ポスターにまとめあげ,2024年8月末に開催される第18回Motor Control研究会の発表へと接続する.
地域資源としての景観研究
徳島県名西郡神山町を対象地として、農村集落の景観調査、住民へのインタビュー、行政へのヒアリングなどを行い、地域資産としての農村景観を研究する。
「文化的景観」として提唱されている概念が示すように、景観はその地域の自然環境やそこに住む人の生業を含む総体的なシステムのあらわれであり、その保全には景観を成り立たせるシステム自体の維持・継承を図る「動態的保存」が求められる。しかし、そのシステム自体はわかりやすい形で可視化されてはいず、また、地域景観の何が保全すべき対象であるかを見定める方法や価値基準も確立されているとは言えない。地域の景観の理解のためには丹念な調査と分析、検討と議論が必要である。
神山町は傾斜地の石積みの棚田や段畑、鮎喰川沿いの農地などが織りなす山間の農村景観の美しさで知られる地域であるが、IT企業のサテライトオフィス誘致や私立の高等専門学校の設立計画が進めらるなど、今後の地域景観の急速な変化が予想されてもいる。現在、町として初めての景観計画の策定が検討されている。
本プロジェクトでは、神山つなぐ公社の協力を得て、神山町に滞在し現地の景観調査を行い、景観計画の検討への基礎資料を作成する。また調査を通じてフィールドワークの方法を学ぶ。
日本語デジタルストーリーテリング
日本語でデジタルストーリーテリングの作品を作成します。デジタルストーリーテリングは、自分について語る3分ぐらいの動画です。それぞれの日本語レベルに合わせた日本語を使って、写真や映像と合わせたストーリーを作成します。自分について話したり、スクリプトを書いたり、話し合ったりしながら、日本語のスキルアップを目指します。最後に作品をシェアし、お互いのことを知り、考えを共有します。
食と農
長崎県壱岐市において、同市のSDGs計画や持続可能な地域作りを目指した既存取り組みへのヒアリングを踏まえ、今後、同市において取り組むべき施策や具体的な方向性について検討します。
地域における効果的なプラットフォーム設計
本特別研究プロジェクトでは、藤沢市や遠藤地区の方々とのコラボレーションによって、遠藤地区の魅力、資源を再認識し、地域の課題解決につながる具体的方策を探究することを目的とします。
生命現象のモデル化とシミュレーション
生命の最大の特徴のひとつに動いていること、動きつづけることがあげられる。生命システムは、動くことによって環境と相互作用し、環境中に自らの存在を維持している。本プロジェクトでは、コンピュータシミュレーションを用いて、生命システムの動きを捉え、その動作原理の理解に取り組む。
ヒューマンコンピュータインタラクション、ヒューマンロボットインタラクション、経験デザイン
メカトロニクスの要素となる電子工作やプログラミングの初心者を対象として、実践を通じてより高度なスキルを獲得する。
マチモノツクリ研究会~3D/4Dプリンティングを活かした「都市エレメント」のデザイン~
慶應義塾大学SFC研究所と鎌倉市は2020年に「創造みらい都市に関する包括連携協定」を締結しており、データやテクノロジーに基づく市民の課題解決力の向上や、資源循環型デザインに取り組んでいます。その、鎌倉市との連携枠組みのもと、今年度は「ウェルビーイングに基づくスマートシティ政策デザイン」をテーマに取り扱います。
デジタル庁が行っている「地域幸福度(Well-Being)指標」のデータをもとに、社会科学的な分析を通じて、今回の対象自治体である鎌倉市のまちを良くするための新たな政策を立案するための、約1週間に渡るワークショップです。
場所は、鎌倉市大町にある慶應鎌倉サテライトラボで実施します。本ワークショップは、研究会に所属していない学生、学部1年生でも応募可能です。下記の履修選抜試験を受けてください。
講師は、慶應鎌倉ラボのラボ長である田中浩也環境情報学部教授と、地域幸福度にもとづく政策デザイン、まちづくりの第一人者である南雲岳彦特別招聘教授が担当します。データをもとにまちの様態を科学的に分析し、そこからロジカルな推論と創造性を加味して新たなまちづくりの提案を行う手法を体得したい学生を、総合・環境かかわらず広く募集します。
中国語動画教材の開発
現在SFCでは、独自の教授法(直接導入法)に基づいた、中国語教育を行っています。そのなかで、重要な位置づけにあるのが、教科書の本文に準拠した動画教材です。本特別研究プロジェクトでは、近い将来、SFCにおける中国語クラスで使用する動画教材を作成します。
デジタル政策とメディア利用
この特プロでは、第5世代携帯電話システム(5G)やChatGPT、メタバースなどのデジタルメディアや新しいテクノロジーの利活用について幅広く取り上げ、アウトプット思考でアプローチする。研究手法としては事例調査分析、アンケート調査分析、ソーシャルメディアデータ分析を計画している。上記の分析手法が可能、もしくは習得したい学生の参加を歓迎する。
このプロジェクトでは、韓国(朝鮮語圏)における「①伝統・歴史の保存と教育」、「②多文化共生への取り組み」、「③韓流の現在地と観光立国化」というテーマの中から各グループが具体的なリサーチクエスチョンを設定し、文献調査と現地フィールドワークをバランスよく行っていきます。これらを通じて、韓国(朝鮮語圏)に対するより深い洞察力を涵養するとともに、主に人文系の調査、研究手法を体得することを目指します。
補助教材としてのゲーム開発
本特別プロジェクトでは、子供の学力不振の原因となる、数の理解とことばの理解の両面から問題点を考え、学校における正規の教材を補助する教材ゲームの開発を探求する。活動の大部分は対面で行うが、必要に応じて適宜オンライン授業も行う。小学校高学年および中学生を対象とした補助教材をグループで開発することを最終ゴールとする。最終回は教室で発表を行う。
日本では毎年のように梅雨前線や台風、線状降水帯による豪雨が引き起こす災害が生じている。実際にデータからも、過去数十年で豪雨の頻度が増加していることが分かっており、これは地球温暖化が要因であり、今後も増加すると予測されている。雨と共に大きな被害をもたらすのが風、特に突然吹く強い風(突風)である。突風は、走行する車や建物に加え、船舶の貨物の転倒や、風力発電機の損傷も引き起こし、その被害額は非常に大きい。一般的に、風の強さと雨量は比例関係にあり、強い風が吹く時は大雨の時が多い。地球温暖化によって大雨の回数が増えていることから、突風の回数も増えている可能性があり、本プロジェクトで検証を行う。風が吹く要因として地形が大きく関わっている。そこで突風を分析するためには、複雑な地形と海の両方の影響を受ける場所が望ましい。そこで本プロジェクトでは、瀬戸内の地形と島の両方の特徴を持ち、レーダーなど常時測定をしている観測データも充実していることから、淡路島で観測を実施しつつ、過去数十年のデータを分析する。
ソーシャルイノベーション:「ソーシャルマーケティングと価値共創」&「ソーシャル・プロデュースと共育」
この特別研究プロジェクトでは、ソーシャルマーケティングの基本的なコンセプトや発想、手法、変遷などを学んだ学生が、協力関係にある行政機関や企業、社会福祉法人による支援のもと、様々な調査・研究・開発活動などを行いながら、具体的なプロダクト開発に取り組む。
研究会1:臨床と教育
研究会2:言語と思想、言語と芸術
人文学において「対話」は、古代ギリシャにまで遡る重要な概念である。また現代においても「対話」は「主体」を反省的に捉えるための概念として注目されている。さらには教育の現場においても、学習活動における「対話」は、学習者のリフレクションを促す活動として重要視されている。この特別プロジェクトでは、思想・言語・教育の複数の領域にわたって、「対話」を理論的に考察し、現代社会における人と人、個人と社会の関係を考えるための知見を深めることを目的とする。
メカトロニクス設計スキルの高度化を目指す。前半には基本的なスキルを身につけ、後半にはより高度なスキルを身につけることを目標とする。
開講場所は新川崎タウンキャンパスとオンラインを組み合わせる。
毎年日本には、世界的にも屈指の量の降雪がもたらされる。その大きな要因は、大陸からの季節風が相対的に温かい日本海上を通過して来て、急峻な山地にぶつかって上昇して雲が形成されやすいため、と考えられている。ただ、各地点ごとの降雪量においては、その周囲の局地的な地形に強く依存する。雪崩などの雪に関わる事故も毎年生じてしまっており、こうした事故が生じるかどうかも、局所的な地形の影響が非常に重要である。ただ、地形は複雑であり、例えばアメダスなどの地点観測は間隔が数十kmおきにしかないため、局所的な変動を捉えることができない。そこでこの特別プロジェクトでは、降雪量の局所変動に注目し、アメダスで言うと同じ地点に相当するような範囲内の複数箇所で観測を行い、得られたデータを解析する。その結果、降雪量の局所変動を理解する。
教育を基盤としたソーシャルトランスフォーメーションの実現
廃校のリノベーションを通し、青森県八戸市および階上町とその周辺地域の活性化と新たな教育価値の創出を行うプロジェクト。それにあたり、その地域の文化、風習、生活様式など、その場から読み取るフィールドワークを実施し、その地域らしさを十分に引き出して廃校のリノベーションを実施します。
この廃校のリノベーションを通じ、SFCのみならず日本全国、ひいては世界各国の教育機関が活用し、研究活動を実施できる研究教育拠点にすることを目指し、それだけでなく地域交流拠点としての役割もそこに期待します。
それを行うに当たっては、履修する大学生それぞれの今までの研究分野や経験を十分に発揮し、大学生が利用するからこそ大学生の目線を十分に取り入れたものにしたいと考えています。もちろん、そこには地域住民の声も反映するため、フィールドワークを行って感じたこと、学んだことを反映することも必要です。
中間発表では、ご協力いただくみちのくみなと未来株式会社の方々をはじめとし、地元高校生や大学生、地域の方々にご覧いただき、地域の方の声を取り入れ、最終発表で周辺地域に発信するなどし、机上の空論で終わらせず、実際に今後も取り組んでいくことを宣言します。
地域の多くの方々と関わりながら、その地域の色を感じ、引き出し、地域の活性化と教育的価値の創出のモデルと作ること、それを今後実際に具現化していくことを目的としたプロジェクトです。
主にスポーツ心理学および人間工学の領域から、各種環境下における眼球運動計測、行動分析、主観評価手法を通じて、人間の基本的な行動特性について検証する。授業では現状分析、実験環境の構築、研究条件の立案、本実験の実施、解析、さらに研究発表および講評を行う。
(A)3Dプリンティング技術のスポーツ・福祉・医療に向けた応用
(B)リンクセグメントモデル・粘弾性モデル等によるヒトや動物の運動解析
(C)スポーツおよびリハビリテーションの遠隔コーチングに関する技術開発
本授業は「スポーツ用具開発の探求」と題してスポーツ用具開発を実際に担う企業の工場においてどのように製品開発が行われているのかを,製造現場の見学だけでなく職能技術者との対話・ディスカッションも含めて実地で学ぶものである.トップアスリートが用いるスポーツ用具には高い性能が求められるが,一般人が行うスポーツの場面でも安全性能は欠かせないものである.こうした高い性能を成立させるための科学的エビデンスの蓄積だけでなく,それを支える高度技能職がどのように製品開発を生み出してきたのかを深く学ぶ授業である.
本年度は,バットやラケット・スキー板などの木工品,スポーツウェアなどの繊維品を多く生み出している富山県にフォーカスをあて,地場産業が支えるスポーツ用具開発の実態を探求する
身体運動の神経科学
本プロジェクトの目的は、感覚運動機能に関する新たな生理学・心理学研究を立案することです。前半は、世界的に著名な論文複数本精読し、核となる研究手法を見出します。後半は、自身の研究の骨子となる解析プログラムをMatlabを用いて実装します。最終的には予備実験を踏まえて、研究計画書を作成し、2024年度春学期に応募がなされる塾内研究助成に研究計画書を提出することを目指します。
補助教材としてのゲーム開発
本特別プロジェクトでは、子供の学力不振の原因となる、数の理解とことばの理解の両面から問題点を考え、学校における正規の教材を補助する教材ゲームの開発を探求する。活動の大部分は対面で行うが、必要に応じて適宜オンライン授業も行う。小学校高学年および中学生を対象とした補助教材をグループで開発することを最終ゴールとする。最終回は教室で発表を行う。