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Efforts to preserve the global environment are one of the greatest challenges of the present age. Thus, it is inevitable to have a considerable involvement in environmental issues, irrespective of the area of specialization. The field of environment is extremely broad. It involves a wide range of stages from the earth to life to human society. For this reason, subjects related to the environment are currently being segmented and specialized.
With this context, this course helps the students to learn specialized knowledge in the field of extremely wide sectors related to environment in order to have a solid foundation of this diverse topic. A comprehensive review of a wide range of environmental fields from a unified viewpoint of science and technology is provided. This helps in deepening knowledge while viewing the entire environmental field, even if the student advances to one specific areas for his/her research or profession. In each lesson, we will take up specific cases, that can easily be understood with view point of science and technology application in the field of envirnmental management.
【学部・大学院併設科目】
この講義では、パブリック(公共)のマネジメントに関わる「3つのアプローチ((1)政府(2)市場(3)コミュニティ)」に関して、それぞれの特質と課題・限界について、理解を深めるための理論や実践モデル、直面する現状や課題、改革の考え方などを学ぶ。
その際には、特に「政府と市場の複合的な実践モデル」や「コミュニティ・ファイナンス」といった融合的なアプローチに着目した講義や演習等を行う。
少子高齢化・人口減少、経済の低迷に伴い、社会保障としての医療・介護を取り巻く状況はますます厳しくなっている。一方、どちらも成長産業とみなすこともできる。本講義は、分野横断的な視点から、医療・介護を社会システムとして扱い、政策・制度を理解することを目的とする。
【学部・大学院併設科目】
主に、企業経営において、その理論や発想、手法を発展させてきたマーケティングであるが、現在、社会課題の領域や公共・非営利組織の活動領域においても、その理論や発想、手法が活用されるようになっている。例えば、非営利組織や行政、病院、学校など、社会的な役割を担う組織が活動する際に、その実現を目指す使命や価値を、より効果的・かつ効率的に実現できるよう、企業経営を通じて培われたマーケティングの思想やノウハウ、技術を活用することが行われている。また、営利企業の活動においても、企業が関わることで提供しうる「社会価値」を意識し、企業の戦略形成や活動評価を行い、その持続的な活動基盤を構築することが行われている。 この講義では、マーケティングの基本的なコンセプトや発想、手法、変遷などを学んだ上で、営利企業の社会志向のマーケティング、社会変革キャンペーンなど、多様な組織や領域でのマーケティングを扱っていく。
ネットワーク産業を理解する上でのキーコンセプトを紹介しつつ、文献を読んだり、ゲストスピーカーの話を聞いたりするなどして理解を深めていく。春学期後半に提供するネットワーク産業論と紹介する概念は同一となる。7回程度英語で200ワード程度の課題提出を求めることになり、授業中にそのペーパーに基づいた発言を求めることになる。
春学期後半に提供される日本語によるネットワーク産業論と同じ概念を取り扱う
ネットワーク産業を理解する上でのキーコンセプトを紹介しつつ、文献を読んだり、ゲストスピーカーの話を聞いたりするなどして理解を深めていく。春学期前半に英語で提供するネットワーク産業論と紹介する概念は同一となる。7回程度日本語で400字程度の課題提出を求めることになり、授業中にそのペーパーに基づいた発言を求めることになる。
春学期前半に提供される英語によるネットワーク産業論と同じ概念を取り扱う
公共選択論は主としてミクロ経済学、ゲーム理論の分析手法を用いて、政治現象を説明し、政治と経済の相互依存関係を明らかにし、法制度、社会的規範の存立根拠を解明していく学問である。ここでミクロ経済学、ゲーム理論の分析手法を採用するという事は、人や組織が、与えられた条件の下で各々固有の目的を最大限達成すべく行動するという意味で、「合理的である」という仮説に基づいている事を表す。
本講義では、こうした公共選択論の基本的な考え方が伝わる事に重きを置く為に、原則として技術的な細部に立ち入った説明は行わない方針であるが、大学院生の知的要求にも十分応える必要がある為、学部生にとってはやや高度な内容に立ち入らざるを得ない場合もあり得る。
リスクを適切にマネジメントすることで、個人の効用や企業価値を高める意思決定プロセスが「リスクマネジメント」です。そのための手段として、保険、年金、デリバティブなどの金融商品が存在します。またこれらを供給する保険会社・金融機関があり、それらに対する規制があります。本講義ではこれらの基本的仕組みとその背後にある経済理論を理解することを目的とします。
国際関係論の理論、特にマクロ国際政治理論を中心に扱う。マクロ国際政治理論とは、国単位、システム単位の国際関係を理解する場合のレンズに相当する。前半では理論の役割と展開、さらに勢力均衡論、相互依存論、世界システム論の三つの大きなパラダイムの理論を紹介する。後半では、大きな問題領域ごとに、それぞれを分析する複数の理論的アプローチを紹介することで、相対的な視点を養う。
国際関係論に限らず、社会科学の理論の必要性についてはしばしば疑問が投げかけられる。一般的に理論は説明力と予測力を求められるが、社会科学の場合、社会が変化してしまうので、後付けで説明をすることは可能だが、予測をすることは難しくなる。予測が社会を変えてしまう可能性があるからである。したがって、社会科学の予測「率」は当然低くならざるをえない。そこで、本講義では、社会科学の理論に求められるのは、説明力とともにシナリオを提示する力であるという立場をとる。
なお、限られた時間の中で、さまざまな理論的アプローチを紹介することになるので、それぞれの紹介はどうしても平板なものにならざるをえない。この講義の主題は、数多くの理論的アプローチの見取り図を頭の中に作成することにある。講義の中で聞いたことだけですべてを理解した気にならず、参考文献リストを中心に自分で読み込み、理解を深めることが不可欠である。そうした見取り図を頭の中に作った上で、自分なりに既存の理論を評価・批判しながら、現代の国際政治の問題を分析する力を身につけることがねらいであり、知識を身につけることがねらいではないことに留意して欲しい。
(この科目は隔年で日本語と英語で交互に開講します。2022年度は日本語で開講し、2023年度にGIGA科目として開講します。)第二次世界大戦後の多くの国々の独立とともに「開発/発展」を通じた豊かさの達成が、世界全体として目指されるようになりました。また、そのための研究は、いわゆる「途上国」とされてきた地域についての社会科学の知識と密接に結びつき、問題解決思考の領域横断的社会科学が発達するきっかけを作り出しました。この講義では、具体的な現場で実際に何が起こっているのかを重視し、人々自身の意思決定を重視しようとする人類学の立場を中心として、これらの開発と社会変革の動きを考察します。地域的には、教員が専門とするラテンアメリカを重視します。
国家が提供するサービスはどこまで市民生活の安全を支えることができるのか?本科目では、公共のサービスを提供する国家の役割を精査することで「人間の安全保障」(あるいはその欠如)を検討し、合わせてその限界が生み出すリスクを明らかにする。
公共のサービスを提供する国家(あるいはその権威の許で機能する政府)とそのコスト(税金など)を負担する市民は一定の契約関係にあると考えてよいが、この契約範囲の大小によっては国家は夜景国家とも福祉国家とも呼ばれる。この契約関係を前提として市民が営む「日常」とはどのようなものなのか?この契約を前提としても、国家の政策が市民全体で享受できるものであるとは限らないし、それどころか全く不十分である場合も多い。さらに、そうした政策は市民の自立性を犠牲にしてしまう場合も十分に考えられるし、そうした例も数多い。
この科目では上記のような疑問、課題をヘルス、治安、教育などの分野でのケースを複数の国の例を取り上げながら検討してゆく。
Why does scientific advice on nutrition keep changing? Does hydroxychloroquine cure coronavirus? How can we tell the difference between a scientific breakthrough and fake news? And how can a budding scientist do exciting research that will save the world and land you a job without following in the footsteps of the fraudsters and spin artists who have been taken down by scientific scandals? This course will look closely at some of the worst examples of science gone wrong from across all disciplines, including RIKEN’s faked stem cell images, the over-hyped “Mozart effect”, scientific racism in IQ and skull measurements, and Excel errors in GDP:debt ratio calculations. Taught by someone with first-hand experience both with using open science and with retracting a high-profile journal article, we will have frank discussions about the perverse incentives that select for unethical science practices and how we might fix them.
人は如何に状況に応じてことばを選び,コミュニケーションを図るのか。またそれを,自身の母語ではなく,第二言語で行おうとした場合,どのような困難さが予測されるのか。本講義では,学習者が第二言語で織りなすコミュニケーションに着目し,様々な状況下におけることばの選択やその意味するところ,解釈のなされ方 等,コミュニケーションの諸相を捉えるべく,理論的及び実践的な観点から考察する。本講義では,第二言語習得の歴史と習得理論,年齢・学習者の母語及び母文化,学習者の性格や適性などの第二言語習得に関わる要因などについての基礎的知識構築を図るとともに,第二言語習得研究の定量分析,定性分析についても学ぶ。最後に,実際に第二言語習得研究のミニプロジェクトをグループで遂行することにより,研究設問の立て方,また研究設問にあったリサーチデザイン,結果の分析方法についても実践的に学ぶ。
The course aims to introduce students to basic concepts of semantics and methods for practical analysis of linguistic data. We will put particular focus on the analysis of lexical meaning from a cognitive linguistic perspective. What is the mechanism behind our understanding of lexical meaning? How are our concepts structured via metaphors other conceptual operations? What might we be able to learn from the analysis of culturally significant lexical items? These are basic research questions of this course. Graduate students who have already taken this course are expected to enhance their skill further and to tackle on a research question which will result in a professional presentation.
てのひらにアリを乗せて歩いているところを想像してほしい.そのアリは,あなたが移動していることを認識しているだろうか.あるいは,あなたがすぐにでも⼿を握り,アリをつぶせることを知っているだろうか.このアリとは,地球表⾯に⽣きる私たちそのものである.
本講義では,地球がどのような理(ことわり)で活動しているのか,そのダイナミクスを固体地球科学の観点から解説する.地球誕⽣からの歴史をたどり,⽣物の出現やそれがもたらす環境の変化を追う.また,地球の営みの中で地震活動や⽕⼭活動はどのように位置づけられるのかや,津波や地殻変動のメカニズムを理解する.なお,気象学などの流体地球科学は地球システムB(担当教員:宮本佳明,春学期後半)で扱う.
⽇常から離れた時間・空間スケールを堪能する90分になるだろう.
基本的な気象・気候学の理解を得て、それら基礎理解を用いて、地球温暖化や大気汚染、ヒートアイランドと言った環境問題のメカニズムの理解を目指す。
本アカデミック・プロジェクト(AP)は、グローバル化の進行する現代社会において生じている文化的問題を人文学的アプローチで検討する。とりわけ、1)言語表現、2)思想、3)制度という三つの領域に焦点を当て、当該の問題が個々の主体に対して持ちうる意味を理論的角度から捉えるのと同時に、実践面での制度的解決の模索をも視野に入れる。
現代社会が抱える課題は多岐に渡るが、本APが着目するのは、たとえば文化横断の現象である。この現象は個人レベルでも集団レベルでも生じており、現れ方も多様である。表現主体と母語の関係であったり、移民とホスト社会のそれであったりする。このような状況が生み出す課題は、突き詰めれば、個人と集団・共同体の新たな関係をどのように構想・構築すべきかという点に帰着するだろう。
この課題が具体的に意識化される次元として、本APでは、文学などの言語表現、また哲学・思想のように、人文学的アプローチの採用が適切となる領域に注目する。方法論としては、説明(Erklären)よりもむしろ理解(Verstehen)の角度から、現代の社会・文化における主体的経験の意味を探ることになるだろう。
また、上述の経験は、グローバル化の進行に伴い、既存の社会的・政治的枠組みをはみ出す形で行なわれている。このことは、言語や国籍、移民受け入れなどをめぐり、具体的な制度面での再考を促しもする。このような実践的問題も本APの考察の対象に入る。
インターネットが普及し始めて20年以上が経ち、社会はインターネットを前提しとした仕組みに大きく変化した。
インターネットは単なるデジタル技術ではなく、グローバル社会を支えるインフラとしての社会的な意味を持っている。そのため、国際関係や法、倫理などの側面からインターネットの運用と活用を検討することは不可欠である。本アカデミックプロジェクトでは、このようなインターネットの社会面について研究を行い、インターネットの健全な発展を支援する。
インターネットが普及し始めて20年以上が経ち、社会はインターネットを前提しとした仕組みに大きく変化した。
インターネットが社会を支えるインフラとして更に発展し、人類に貢献するためには、インフラとしての技術進歩、技術革新が不可欠である。本アカデミックプロジェクトでは、人類を支えるインフラとして必要となる新たなインターネット技術の研究・開発を行う。
思考・感情・学習・知覚・運動など、我々人間の日々の生活の基盤となる機能のすべては、神経ネットワークを介した脳と身体のインタラクションによって成り立っている。言い換えれば、「脳・身体を科学する」ことは「人間とは何か?」という、我々人類にとって普遍の問いを理解するために本質的な手法である。
本プロジェクトでは、医療・スポーツ・音楽・文化活動・経済活動などを脳と身体がどのような機序で制御しているのか、その理を学ぶ方法論を体得するとともに、学生自身の論理的思考能力を確立・深化させていく。
グローバル化や情報化に伴い、ダイナミックかつ急速に変化を遂げる世界の中で、人類社会共通の平和と繁栄を実現するグローバルなガバナンスの構築が望まれる。本プロジェクトは、地域研究を方法論に用いて現実世界が抱える様々な課題を明らかにし、解決策を探る。ここで言う地域研究とは、特定の地域で実際に観察されることからその地域固有の特徴や問題を明らかにすることだけでなく、地域を超えて援用できる普遍性の高い法則を見つけ特定の地域から世界全体や人類全体に考えを巡らせる、いわば「新しい地域研究」(①)である。具体的には、東南アジアから中央アジア、コーカサス、南アジア、西アジア、そして中東・北アフリカに至る広域のアジア圏を中心にフィールド・ワークを重視した研究を行うことで、地域固有の論理・価値観・文化を明らかにしながら課題に迫り、同時に特定の地域を超えて人類がつながり、共存するためのガバナンスの在り方を模索する。
This projects aims to use SFC trans-disciplinary knowledges to create a web of connected institutions with SFC as the Japan hub
Increased global interest in Japanese language and cultures has led to government support for cultural outreach programs with a focus on support for policy initiatives in the Asia-Africa corridor
The development of direct student-to-student connectivity and innovative materials has lagged. This project will utilize SFC resources to:
Develop student-centered connections with institutions supporting Japanese studies
(ISP-gombe DRC, St. Stephens College, India etc.)
Create web-based Japanese studies materials
and p-to-p diplomacy portals
This AP aims to bring together graduate students and faculty throughout SFC doing research joining music/art and science. We will spend a full day one Tuesday (tentatively 11:10~18:00 May 24th, but exact date/time TBC) with students giving presentations showcasing their research.
現代中国政治に関する最新の研究動向の理解を深めます。とくに政策決定過程に焦点をあてます。
アカデミックプロジェクト「安全保障」では、さまざまな観点・専門分野から安全保障にアプローチすることで、新たな安全保障研究の構築を目指す。AIやドローン、ビッグデータといった分野の発展が安全保障にいかなる影響を及ぼすのか、あるいは、核兵器、通常兵器、宇宙、サイバーといったドメインを横断、ないし複数のドメインにまたがる(cross-domain / multi-domain)安全保障をいかに構想していくのか。新しい分野と古典的な研究分野の相互作用にも着目していきたい。