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情報法、ロボット法
ロボット共生社会における法的課題の研究を行う。様々な家電製品やロボットが自律的に動作するようになるとともに、人間との間で言語を用いながら互いの意図や欲求を確認し合い共生していく関係を築くことを可能にするための「対話知能学」の研究内容を理解する。講義・演習を通して新たな学術領域における最新の知見を取得し、新たな法的課題について議論・分析を実施する。
これまでの鈴木寛研究会は、情報社会におけるソーシャル・プロデュースをテーマとして、多くのベンチャー起業家、社会起業家、大組織における新事業の立上げの担い手の育成に大成功してきたが、2019年8月に、SFC研究所にSociety5.0時代の学びと教育ラボラトリ(代表 鈴木寛)が創設されたことと連動して、従来の「近代を卒業し、新たな世をつくるソーシャルプロデューサーの育成」に加え、【新たな世をつくる人を育む共育】について、研究し、実際に共育プロジェクトを構想・企画・実現することを研究会の目的に追加し活動してきた。
そして2020年春より山口県萩市の地域魅力化プロジェクトの一環として、高校生の探求学習支援をスタートさせた。具体的には、市教育委員会や学校教員と連携を図りながら、萩市内や三豊市内高校生を対象に、探究講座の運営を行っている。こうした活動を経て、未来の担い手である学生の”創造する力”を育むべく、地域と学校と共に新たな学びを作り上げるモデルケースを創造している最中である。さらには今後、北海道・ニセコ市教育委員会などとの協働も予定されている。
そうした変革期の真っ只中を歩む上で、今回、特別研究プロジェクトとして北海道をフィールドに、地域と探究学習の更なる可能性の追求や実践、協働を行うことを目的としている。
【Our Project 事例紹介】
・高校生探究支援→山口県萩市と共同で、探究学習を地域内で実現していくための提案や、実際の講座などを行っている。目指すのは地域と学校と共に新たな学びを作り上げるためのモデル構築。萩市の高校生に対するプログラムの深堀・発展に加えて、ニセコ市教育委員会などとの協働も予定。
・教育情報化支援→文部科学省が推進するGIGAスクール構想を具現化し、COVID19の影響を乗り越えるべく、全国の小中校の教育現場が日夜、奔走している。そうした教育現場を支援するためのモデル構築。渋谷区教育委員会などとの協働を予定。
・共育基礎→新学習指導要領やOECD教育2030はじめ教育・共育に関わる最新動向について理解を深めるとともに、教育・共育に関する様々な課題について熟議をしたり、教育・共育現場で活動するプレイヤーからリアルな課題感などについてシェアを行ったりする
・海洋資源→ゼミ生が立ち上げた水産業の持続支援のスタートアップビジネス(七賢水産)をサポートする。絶滅危惧魚種の保護についてNGOと協働の可能性あり。
・渋谷スタートアップ・デック支援→渋谷区が進める、渋谷における、アート・クリエイティブ関連のスタートアップ・エコシステム作り
・豊岡演劇祭参加→パフォーミング・アーツの新たな可能性を探るべく、2021年9月に行われる豊岡演劇祭において、我々が考案する新たなパフォーミング・アーツのスタイルを提示する。東京大学学芸饗宴ゼミと協働。
これまでの鈴木寛研究会は、情報社会におけるソーシャル・プロデュースをテーマとして、多くのベンチャー起業家、社会起業家、大組織における新事業の立上げの担い手の育成に大成功してきたが、2019年8月に、SFC研究所にSociety5.0時代の学びと教育ラボラトリ(代表 鈴木寛)が創設されたことと連動して、従来の「近代を卒業し、新たな世をつくるソーシャルプロデューサーの育成」に加え、【新たな世をつくる人を育む共育】について、研究し、実際に共育プロジェクトを構想・企画・実現することを研究会の目的に追加し活動してきた。
そして2020年春より山口県萩市の地域魅力化プロジェクトの一環として、高校生の探求学習支援をスタートさせた。具体的には、市教育委員会や学校教員と連携を図りながら、萩市内の高校生を対象に、探究講座の運営を行っている。こうした活動を経て、未来の担い手である学生の”創造する力”を育むべく、地域と学校と共に新たな学びを作り上げるモデルケースを創造している最中である。また、地域を拡大し、香川県三豊市においても実施している。さらには今後、北海道・ニセコ市、日高町、安平町などとの協働も予定されている。
そうした変革期の真っ只中を歩む上で、今回、特別研究プロジェクトとして北海道をフィールドに、地域と探究学習の更なる可能性の追求や実践、協働を行うことを目的としている。
参考
【Our Project 事例紹介】
・高校生探究支援→山口県萩市と共同で、探究学習を地域内で実現していくための提案や、実際の講座などを行っている。目指すのは地域と学校と共に新たな学びを作り上げるためのモデル構築。萩市の高校生に対するプログラムの深堀・発展に加えて、香川県三豊市とも実施中で、今後は、ニセコ市教育委員会などとの協働も予定。
・教育情報化支援→文部科学省が推進するGIGAスクール構想を具現化し、COVID19の影響を乗り越えるべく、全国の小中校の教育現場が日夜、奔走している。そうした教育現場を支援するためのモデル構築。渋谷区教育委員会などとの協働を予定。
・共育基礎→新学習指導要領やOECD教育2030はじめ教育・共育に関わる最新動向について理解を深めるとともに、教育・共育に関する様々な課題について熟議をしたり、教育・共育現場で活動するプレイヤーからリアルな課題感などについてシェアを行ったりする
・海洋資源→ゼミ生が立ち上げた水産業の持続支援のスタートアップビジネスをサポートする。絶滅危惧魚種の保護についてNGOと協働
・渋谷スタートアップ・デック支援→渋谷区が進める、渋谷における、アート・クリエイティブ関連のスタートアップ・エコシステム作り
・豊岡演劇祭参加→パフォーミング・アーツの新たな可能性を探るべく、2021年9月に行われる豊岡演劇祭において、我々が考案する新たなパフォーミング・アーツのスタイルを提示する。東京大学学芸饗宴ゼミと協働。
スマートセンシング演習
実空間や人から画像や音声、加速度などのセンサデータを獲得して知的に処理するソフトウエアシステムを構築し、評価し、論文を執筆します。担当者が実施している研究プロジェクトに参加して、実践的な研究開発を推進します。
2021年度秋学期の「SBC実践(建築A)」で設計した家具を実際に製作する
自らの創造的研究力を高める学びのデザインと実践
井庭研究室では、これからの社会を「創造社会」(クリエイティブ・ソサエティ:Creative Society)だと考え、特に、自然とつながり人間らしく豊かに生きる「ナチュラルな創造社会」へのシフトを目指し、それが可能となるための支援メディア(パターン・ランゲージ)をつくるとともに、そのベースとなる理論・方法論を含む新しい学問の構築に取り組んでいます。そのために必要な力を強化し鍛えるため、本特別研究プロジェクトでは、創造的研究力を高める学びのデザインと実践に取り組みます。少人数のプロジェクトでそれぞれの計画に従って文献調査やワークショップの計画・実施等に取り組み、全体で発表し、その成果を持ち寄って学び合います。他にも、修士論文や学会論文を読んで話し合うことで、「研究をする」ということや「論文にまとめて発表する」ということがどういうことなのかの理解を深めます。
3Dプリンタを通じた資源循環系の構築
SFCゼータ館に設置されている、中型3Dプリンタ、大型3Dプリンタおよび新たに導入予定のロボットアームの安全な基本操作を学ぶ。機械の操作を現地で習得し、特性を理解した後、3Dデータのモデリングやコンピュータ上の作業がメインとなる日については、自宅で作業しオンラインで活動を報告する。最終的に映像とドキュメンテーションの両方で、特別研究プロジェクトの活動全体を記録し、ウェブに発信する。
ソーシャルマーケティングの実践研究:社会イノベーションのプロダクト開発
主に、企業経営において、その理論や発想、手法を発展させてきたマーケティングであるが、現在、社会的領域や公共・非営利組織の活動領域においても、その理論や発想、手法が活用されるようになっている。例えば、非営利組織や行政、病院、学校などが活動する際に、その実現を目指す使命や価値を、より効果的・かつ効率的に実現できるよう、企業経営を通じて培われたマーケティングの思想やノウハウ、技術を活用することが行われ、また、営利企業の活動においても、「企業の社会的責任」「社会との価値共創」の観点から、企業活動を評価し、その持続的な活動基盤の構築が行われている。こういったマーケティングの動きは「ソーシャルマーケティング」と総称され、様々な実践と理論の蓄積が進んでいる。この特別研究プロジェクトでは、ソーシャルマーケティングの基本的なコンセプトや発想、手法、変遷などを学んだ学生が、協力関係にある行政機関や企業、社会福祉法人による支援のもと、様々な調査・研究・開発活動などを行いながら、具体的なプロダクト開発に取り組む。
DX時代の金融とオープンイノベーション
国内では地域における様々な社会課題が顕在化するなか、社会課題解決および新たな産業創出の重要な要素となるスタートアップ企業への投資が活発に行われるようになっている。更なるスタートアップ企業育成のためには、資金供給だけに留まらず、起業家・大学・地方自治体等が連携して新しいエコシステムを形成することが必要となっている。この特別研究プロジェクトでは、将来の起業家人材の育成を目的とする。具体的には、起業家の実体験を通してスタートアップにおける資金調達やネットワーク作りの苦悩や成功体験を共有する他、産官学連携におけるオープンイノベーションの事例を紹介する。また、自治体から実際の課題共有を受け、地域課題を解決するための事業開発を起業家目線で提案するグループワークと最終プレゼンテーションも実施する。なお、本特別研究プロジェクトは、三井住友信託銀行の寄附により運営される。
2022春休みマレー・インドネシア語ウィーク「Indonesia di SFC」
コロナの影響により、マレー・インドネシア語も、オンラインでの授業を強いられ、また毎年の長期休暇に実施してきた海外研修が実施できない状況が続いています。本特別研究プロジェクトは、春休み最初の1週間を使い、普段会えない皆さんと対面の機会を作り、ワークショップ形式でインドネシアの文化を体験し学びつつ、語学のスキルアップを目指します。
創造みらい都市ワークショップ(鎌倉)
鎌倉市役所と連携し、鎌倉市で運用されている地域デジタル通貨「クルッポ」を活用して、市の抱える課題を解決するためのサービスを実際に実装、運用し、鎌倉市民からのフィードバックを得たうえで、まちの未来をつくりあげるための実践的なプロジェクトを行う。具体的には、プロジェクトウェブサイト https://kamakura.sfc.keio.ac.jp/ や、https://www.sfc.keio.ac.jp/introducing_labs/015581.html を参照のこと。
ビジネスモデルの考え方を使って社会課題を解決する方法を学ぶ
ビジネスモデルの考え方を使って社会課題を解決する方法を学ぶ
The exponential growth of public biological databases has driven huge progress in modern biology. Biostatistics and Bioinformatics play an essential role in managing vast complex biological data. Throughout the project, students will learn about the practical data science skills to transform large datasets into reproducible and reliable findings.
多言語多文化共生社会と日本語教育をめぐって履修者各自が行っている継続的活動を、質的研究の方法論で記述して研究結果を発信するための講義・演習を行う。事前に、課題書籍に基づいた課題を行い、各自の研究対象について発表を行うための準備を行う必要がある。当該授業では、基本的に履修者各自の発表に基づいて検討のためのディスカッションを行ったり、グループワークを行ったりする。
地域と世代を越えた交流の中でスペイン語を学ぶ
スペイン語・スペイン語圏研究室として、湘南台や大和などの地域の日系人社会についての知見を深め、そこでの継承語(idioma de herencia)としてのスペイン語教育の課題とつながり、それらの家庭やその子どもたちと交流します。またもう一つの柱として、学期中のスペイン語コースの枠を離れて、スペイン語学習について学生たちの間で振り返り、課題を共有し、その課題解決に共同で取り組み、また、踊りや詩作などのスペイン語圏の文化を体験します。これらの活動を通じて、地域のなかでスペイン語を学ぶ意識をもてるようになり、またコースや学年を越えたスペイン語学習者のつながりが形成されることを目指します。
身体運動の神経科学
本プロジェクトでは,運動や感覚の生理学・神経生理学に関連した世界的に意義のある論文の方法論や知見を共有し、新しい研究アイディアを短期間でまとめあげ、これを実行するための研究環境を構築する.前半は文献レビューから研究の本質をとらえることをめざし,後半はこのなかからいくつかのMatlabを用いた解析の手法の構築と、解析されたデータの生理学的解釈をめざす.なお,プロジェクトは原則オンラインで進めるが,毎回数名の代表学生が研究室に出向き,教員とともにデータ取得作業などをライブ配信する.
来たるべき首都直下地震や南海トラフ巨大地震,千島海溝沿いなどの災害への対応として,どのような方策で被害軽減を目指すべきかを検討・実践する.理論に終わらず,実践飲みに終わらず,科学的・教育的・社会的・情報科学的アプローチを考え,想定する担い手が活用できる資料としてまとめる.
RNAの分野横断的研究
RNAは高次の生命現象を複雑かつ緻密に制御する分子であることが知られている。今回の春プロでは、RNAや関連する生体分子が自身の研究テーマにどう関わっているのかを実験や計算機による解析を通じて調査する事で、生命現象に関して更なる理解を深めることを目的とする。
具体的に、ハロモナス属細菌の様々な環境における遺伝子群又は遺伝子発現制御解明や、バイオセンサーとして使える人工細胞の開発、超反復配列を持った長鎖RNAをin vitro合成する方法の開発に関する研究を行う。
ヒューマンパフォーマンス
主にスポーツ心理学および人間工学の領域から、各種環境下における眼球運動計測、行動分析、主観評価手法を通じて、人間の基本的な行動特性について検証する。授業では現状分析、実験環境の構築、研究条件の立案、本実験の実施、解析、さらに研究発表および講評を行う。
この授業では下記のいずれかを輪読する。
Probabilistic Machine Learning: An Introduction by Kevin Patrick Murphy. MIT Press, February 2022.
Computer Systems: A Programmer's Perspective, 3/E (CS:APP3e) by Randal E. Bryant and David R. O'Hallaron.
生命現象のモデル化とシミュレーション
生命の最大の特徴のひとつに動いていること、動きつづけることがあげられる。生命システムは、動くことによって環境と相互作用し、環境中に自らの存在を維持している。本プロジェクトでは、コンピュータシミュレーションを用いて、生命システムの動きを捉え、その動作原理の理解に取り組む。
人体常在菌のマルチオミクス解析
人体に共生している微生物はおよそ1000種類で約40兆個も存在していることが知られており、人体常在菌と言われている。それらの菌叢は各個人や環境によって大きく異なり、宿主とのクロストークを介して人体に様々な影響を及ぼしていることが知られている。本プロジェクトでは人体常在菌の中でも、腸内細菌と皮膚常在菌に注目し、メタ16S rRNA遺伝子配列シーケンスによる細菌叢解析やCE-TOFMSを用いたメタボローム解析などを行い、細菌叢・代謝物質・宿主の3者間の相互関係を明らかにすることを目的としている。今回の春プロにおいても、細菌叢解析やメタボローム解析などを行い、メンバー間のディスカッションを行なうことで各個人の研究発展につなげていく。
ポリケチド合成酵素の機能構造解析
ポリケチド合成酵素(PKS)は、現在広く普及している抗生物質や免疫抑制剤など、多くの天然物の多様なポリケチド骨格を合成する。しかしPKSは、巨大な酵素であるが故に複雑な4次構造を形成するため、構造的に未解明な部分が多い. 本プロジェクトでは、PKSの構造やドメインの動きを可視化することを目的とする。
癌研究における遺伝子操作
がん研究で実際に用いられている解析方法について学び、CRISPR Cas9を用いた最新の遺伝子操作などを含めた高度な実験ができるような基礎を構築する 。
培養細胞や PCR,ウエスタンブロットなどの基本的な手技から、フローサイトメトリーや CRISPR Cas9 システムにおけるウイルスの操作などの高度な実験手法を学ぶ。
メタボローム情報処理技術の開発
CE-MSを中心とした分析装置から得られるメタボロームデータを効率よく処理し、代謝物質の正確な定性・定量を行うとともに、統計処理・生物学的解釈を効果的に行う情報処理技術の開発を行う。データ処理には、特にAIの技術を積極的に取り入れ、慶應義塾大学先端生命科学研究所に蓄積されたメタボロームデータを活用する。
メタボロミクスの基礎や既存のメタボローム情報処理技術を学んだ上で、現在のメタボロームデータが抱える問題(データに含まれるノイズ、ピーク抽出精度、複数サンプル間の同一ピークのマッチング精度、バッチ効果、再現性、他のオミクスデータとの統合方法、生物学的解釈、適切な計算用インフラストラクチャー・データベース等)を少しでも低減しうるような手法をソフトウェアとして実装する。参加者には、プログラミングの素養があることが望ましいが、メタボロミクスの経験は問わない。
① プロジェクトの目的
超並列シーケンサーの普及により、これまで困難であった非モデル生物の解析が現実的になりつつある。そこで、本研究プロジェクトではクマムシやクモ、アリなどの非モデル生物から網羅的にトランスクリプトーム解析を行い、その大量データをバイオインフォマティクスにより解析することで、有用遺伝子の同定並びにその機能を明らかにすることを目的とする。② プロジェクト中に何を行いどんな成果を目指すのか
wet班では、実際に野外などから採取した非モデル生物サンプルからRNA抽出及びライブラリ調整を行い、超並列DNAシーケンサーによりRNA-seq解析を行う。Dry班ではwet班から得られたデータ、あるいは既存のデータを元に、コンピュータ解析を行い、有用遺伝子の予測及び同定を行う。