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教育・スポーツ政策の体系と変遷を理解する。教育現場の課題と背景を理解して、その改善・解決策について考察する。
The objective of this course is to understand the ‘trajectory’ of Japan-US Relations through historical analysis. The course will cover the period since Commodore Perry first came to Japan to the present. However, it will not simply be a history of state-to-state relations but more on how people in Japan perceived American presence in the Asia-Pacific region. The course is intended to explore and understand modern (近現代/KINGENDAI) Japan through the prism of Japanese perception of the US.
Why does scientific advice on nutrition keep changing? Does hydroxychloroquine cure coronavirus? How can we tell the difference between a scientific breakthrough and fake news? And how can a budding scientist do exciting research that will save the world and land you a job without following in the footsteps of the fraudsters and spin artists who have been taken down by scientific scandals? This course will look closely at some of the worst examples of science gone wrong from across all disciplines, including RIKEN’s faked stem cell images, the over-hyped “Mozart effect”, scientific racism in IQ and skull measurements, and Excel errors in GDP:debt ratio calculations. Taught by someone with first-hand experience both with using open science and with retracting a high-profile journal article, we will have frank discussions about the perverse incentives that select for unethical science practices and how we might fix them.
我が国において、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの招致により、スポーツ振興も加速的に取組みがなされている。一方で、近年では国民のスポーツ実施率は低下傾向にあり、誰もがスポーツを楽しめる環境が整備されているとは言い難い。スポーツの振興を図る上では、心身の構造といった個体の面からスポーツを取り巻く社会・文化的背景など環境の面からスポーツ組織の経営まで幅広い知見が必要となる。本科目では、マネジメントが難しいとされる地域でのスポーツ運営やパラスポーツ(障害者スポーツ)等をベースに、スポーツ振興を図る上での課題やその課題解決に向けた思考法、社会実装の概要について学ぶ。尚、本科目では、他者とのコミュニケーションやスポーツの体験を通じて、多様な価値観、視座を得るために、随時ディスカッションやグループワークを交えて行う。
人は如何に状況に応じてことばを選び,コミュニケーションを図るのか。またそれを,自身の母語ではなく,第二言語で行おうとした場合,どのような困難さが予測されるのか。本講義では,学習者が第二言語で織りなすコミュニケーションに着目し,様々な状況下におけることばの選択やその意味するところ,解釈のなされ方 等,コミュニケーションの諸相を捉えるべく,理論的及び実践的な観点から考察する。本講義では,第二言語習得の歴史と習得理論,年齢・学習者の母語及び母文化,学習者の性格や適性などの第二言語習得に関わる要因などについての基礎的知識構築を図るとともに,第二言語習得研究の定量分析,定性分析についても学ぶ。最後に,実際に第二言語習得研究のミニプロジェクトをグループで遂行することにより,研究設問の立て方,また研究設問にあったリサーチデザイン,結果の分析方法についても実践的に学ぶ。
本講義は、人間の行動や態度を分析するために必要な統計の基礎を提供します。統計初学者でも、政治、行政、ビジネス、社会活動における人間の相互作用を分析するための実用的な統計が理解できるようデザインされます。
この授業は、中東のなかでもアラビア語を母語とするアラブ人が主に構成する「アラブ世界」や「アラブ諸国」と呼ばれる地域について、その社会と文化に対する理解を深めることを目的としている。アラブ世界に対する日本での関心は、テロや石油といった政治経済面に偏りがちであり、その地に生きる人々の日常生活や文化に対しては、残念ながらいまだに無理解や偏見が根強くある。この授業では、アラブ世界の歴史遺産のみならず、現代の生活文化や最新のアートまで幅広い事例を紹介し、近代化、大衆化、情報化、グローバル化といった時代の変化の中で形成されてきた現代アラブ文化の実像に触れることで、アラブ世界に対する画一的な認識に変更を迫りたい。特に、アラブ女性についてのステレオタイプから脱却するために、ジェンダーの観点から装いや音楽、映画などの事例について考察する機会を提供する予定である。
都市と人の関係を環境の視点から考える。都市環境改善の歴史と、近年の課題と新たな取り組みについて理解することを目標とする。都市は人間の歴史とともに形成されてきたが、産業革命を契機に都市が巨大化すると、都市環境に関する様々な検討が進められるようになった。都市緑地はその役割を担う場所として、数多くの機能を発揮してきた。都市環境の歴史を振り返りつつ、今後の課題や最新の取り組みについて解説する。
エコロジカルなデザインとしての人と自然の調和をめざした計画、そしてデザインでは、都市から農村、さらには自然が残る海岸や山岳地帯まで様々な場面において、自然科学に支えられた技術として、きめ細かい配慮をふまえた計画プロセスとして、実行性のある提案が求められている。講義では、生態系を保全し、生物多様性を維持するためのエコロジカルデザインについて、空間計画とデザインの考え方から、自然素材、生物素材への理解、管理とモニタリングによる再生などの一連のプロセスを事例を通して紹介する。この講義の目的は、自然についての理解をすすめ、これからのエコロジカルデザインのありかたを考える基礎とするものである。
Many people feel powerless in the face of the climate crisis, but the choices that we make as individuals have social, political and economic consequences that affect our living environment. By addressing some of the United Nation’s Sustainable Development Goals, students in this course will investigate ways that people can start living their lives in a sustainable way. The course will be divided into four units: 1) Supporting Local Business, 2) the Satoyama Concept / Organic Farming, 3) Waste Prevention, and 4) Corporate Responsibility. Students will be expected to research a short profile (one A4 page) of a business or community organisation for each unit to share with the class. These may be done as individuals or in pairs.
計画を策定したり、デザインをするためには、事前に様々な調査が行われる。自然環境や生物多様性の保全が一般にも浸透する中で、生物に係わる調査の重要性が高まっている。本演習では生態学を基盤としたフィールド調査方法を取り上げる。実際にSFC内外の樹林や草地・水辺に出て、地形図の読み方から始まり、植物の名前の調べ方、植生調査、動物相調査などを習得する。さらに得られた自然環境情報の分析方法についても学ぶ。自然環境の状態を客観的に把握・表現できるようになることを目標にする。
21世紀は地球環境問題を抜きには語れません。私たちには環境問題を理解し、考えて、行動する力が求められます。この授業はアル・ゴア氏の映画「不都合の真実」、UNDPの新しい環境報告書、IPCC報告書など、地球環境関連の主要ドキュメントを背景に、地球環境問題の実態と原因を体系的に学びます。授業はグローバルから地域までの環境を大気、土、水、植物、生態システム、生態系サービスという順に積み上げ、基礎から地球環境の原理を学びます。
この授業はデザイン系学生向けです。この授業内容に直接関連する1960年代のデザインの事例から学びます。それらのグラフィックデザイン,プロダクトデザインそしてそれらのデザインの斬新さを導き出した幾何学を学びます。
これらを通してバックミンスター・フラーの世界観を学びます。フラーは,「宇宙船地球号」,「シナジー効果」などの言葉を生んだ発明家として有名です。この授業は彼が実践した「地球システム設計」に関する発明を具体的に学びます。発明の技術的なバックグラウンドを学ぶための,美術と数学を一体化したような科目です.もちろん授業では彼の地球環境に対する先駆的な思想も紹介します。ですが思想的な背景は本を読めば済む話です。この授業では書籍では理解できない彼の発明をペーパークラフト模型を組立てながら学びます.こうして「宇宙船地球号」を操縦する為に考案された世界地図図や超軽量構造に関する彼のエンジニアリングを習得できます.同時に私が携わってきた関連技術を紹介します。フラーの技術を改善したものです。こうして今抱える地球問題を解決するデザインソースを取得して頂きます。
本スタジオは、建築設計の初歩段階の履修者を対象とする。
近代建築で名作と呼ばれる住宅の分析を行い、その分析手法を用いながら実際の敷地で住宅設計を行う。
課題は以下の通り、
1)名作と呼ばれる住宅を一つ選んで分析を行うー空間の幾何学的分析、設計プロセスの中心となるコンセプトなどを抽出する。
2)実際の敷地を対象にして行う住宅設計課題。第一課題で明らかになった設計のコンセプトを用いながら住宅設計を行う。
この授業は、建築・都市・ランドスケープなどを総合した環境デザインの演習スタジオである。
人が生活するためには建築が必要である。建築は人工の工作物であるが、人間の生活は様々な意味で自然と深い関わりを持っている。人間はそもそも自然の一部であり自然に親しむ事は人間の基本的欲求ともいえる。その一方で自然は時に生命を脅かすほど荒々しい姿も見せる。自然の厳しい側面から人間の生活を護りながら、同時に自然の恵みを享受し、心から楽しむための工夫が建築の根源的な役割といえるだろう。
履修生は、特定の地域を対象とし、オープンデータや情報技術を駆使しながら地域の状況を分析したうえで、与えられたテーマや問題に対するデザインを提示することで対象地域の新しい風景像を描く課題に取り組む。それによって、自然と人間の関係を構築する環境デザインの理念を理解し技能を身につける事が授業の目的である。
In 2007, the United Nations estimated that, for the first time, more than half of the world’s population lived in cities. The ongoing urbanization of the human population represents an enormous change for our environmental, economic, social, and cultural practices. The creation and operation of cities is a leading contributor to climate change, and the way we manage architecture, infrastructure, and landscape must change if we are to avoid its worst effects. Designing sustainable cities has become an imperative. At the same time, the city is a cultural landscape. From its origins in antiquity, the city has been a place for the exchange of goods and ideas and place for us to congregate and share in the riches of a public realm. Cities are, perhaps, our greatest artistic achievement as a species.
The central question asked by this course is: how do we balance the ecological and social imperatives of our time with the economic and aesthetic functions of the city especially for the unpredictable future?
There is no easy answer to this question, but in our pursuit of one we will investigate theories, technologies, and practices of city making in broad terms. Historical episodes in the development of architecture, infrastructure, and urban planning will be examined to provide context for our analysis of the contemporary city as a complex system. Throughout the course, both Japanese and global examples will be considered by inviting practitioners and theorists from different design fields. Key topics covered include aesthetics, demographic change, design, energy use, economics, and social patterns insofar as these influence the processes and outcomes of urbanization. Students are encouraged to be critical of the concepts presented and to form and express their own opinions.
建築の基礎である建築構法について学びます。
都市や地方地域の様相は様々な要因で変化し、それに伴いその空間も変容する。本講義では、都市空間や地方地域の変容がどのような力学の下で起るのか、その時にどのような条件を考慮に入れ、何を目標としてその再生を行われなければならないか、を具体的な都市再開発や地方再生の事例を挙げながら考察する。
本講座では、都市や地方が直面する様々な問題に向き合うための再設計について講義を行う。日本の都市の歴史を日本固有の生活共同体(「町」)から考証し、社会の成立ちと都市の形との関わりを探る。そして近年都市が直面する諸問題(パンデミック、震災、貧困、テロなど)を社会・文化・経済的側面から考え、そしてそれらが物理的な都市建築空間にどう反映されるかを事例研究から探る。
具体的な都市再設計事例として、アメリカ・ヨーロッパの諸都市におけるコロナの影響、東北復興、都市の密集地域と地方地域の再生、シリア難民問題、アフリカ都市再生などを挙げる。
3時限目に講義を行い、4時限目はそれについて議論を行う。
スポーツコミュニケーションでは、次の3つのテーマでスポーツを考え実践する講義です。
①スポーツを通じた人間関係の謎(ジレンマ)を解明し、効果的なコーチングとは何かについて解説します。
②指導者と選手の関係、選手間の関係など、競技力を向上させるにはコミュニケーションは不可欠です。選手が主体的に取り組むための方策について学び実践していきます。
③チーム力を発揮するルールの形成やライフスキルプログラムについて解説、教材の開発などを実施していき、履修者自身がそのスキルを醸成していきます。
④スポーツが社会に活きるためのしくみを解説し受講者とともに探求します。
上記をもとに受講者によりよい学習効果がでるよう、授業内ではディスカッションやグループワークなどを積極的に実施していきます。
アスリートの多くは、誰しもがスポーツ科学の知見に基づいたトレーニングを実施し、効率的に競技力の向上に繋げようと努力している。一方、こうしたスポーツ科学の知見は、アスリートのためだけのものでなく、子どもから高齢者まで多くの人が健康な生活をおくるうえで有益なものも多い。本講義では、多様なスポーツを支える科学的な知見に触れながら、身体/運動/健康に関する考えを深めていく。
近年,脳計測とその解析技術の向上に伴って,人間の脳情報を無侵襲に抽出し,未知の脳機能メカニズムを解明したり,脳と機械/コンピュータの連携を実現したりすることが可能になってきた.本講においては,活動電位による神経細胞の情報伝達方法やEEG,MEG,MRI等の脳計測技術の物理的な測定原理,長所と短所,解析アルゴリズム等を解説する.更には,Brain machine/computer interfaceやBrain decoding等の最新の脳情報技術について解説する.
言語はことばという記号によって世界を分割する。では、子どもはどのように言語を学習しているのか。言語を持つことで子どもはどう変わっていくのか。思考はどの程度言語に依存するのか。異なる言語の話者の思考は異なるのか。本講義では、認知科学の諸実験に基づき、子どもの言語獲得の仕組み、概念の発達、そこにおける言語と概念学習の関係、言語と思考の関係について考えていく。
オンキャンパスの通常授業を行うが、コロナウイルスの感染状況で一部の授業は遠隔で行う可能性もある。
前半(第1〜7回)では、遺伝子クローニングと大腸菌での組換え遺伝子発現及びその解析方法を学びます。前半(第8〜14回)では、ヒト細胞を培養する方法、プラスミドDNAの挿入方法、またはCRISPR/Cas9によるゲノム編集法を学びます。
【科目概要】物質の化学組成を定性的・定量的に識別する分析化学は、医学、薬学、食品や環境分野をはじめとして、様々な分野でその根幹を担う重要な要素技術となっている。一方、近年では分析装置の飛躍的な進歩によって、その原理を理解しなくともクリック一つで結果が得られてしまう時代になってしまっている。本講義では、先端生命科学の計測技術を理解する上で重要な分析化学の基礎を学ぶことを目的とする。
【科目概要(詳細)】講義前半では、分析化学を理解する上で重要な化学平衡や原子・分子構造、物質の分離や抽出などの基本要素について詳述する。講義後半では、光の特性を利用した各種分析法や近年目覚ましい発展を遂げているガスクロマトグラフィーや液体クロマトグラフィーなどの機器分析について最新の知見を交えて紹介する。
“20世紀は酵素研究の時代”とも言われるように、前世紀までに生体を動かす酵素の反応系については、ほ ぼその全容が明らかにされてきた。分析技術の発達で再び脚光を浴びている代謝研究ではあるが、それを支えているのはそうした酵素反応に関する生化学の基礎知識である。
基礎生化学の授業では、単に代謝の 反応系を覚えるだけではなく、高次の生命現象と結びつけて生化学を包括的に理解することを目的とす る。最新のトピックスも交えながら、人体の生理機能や病気の仕組みと結びつけつつ、代謝の基本を解説 していく。